「過去作を知らないと陳腐に感じる台詞が少し気になりました」るろうに剣心 最終章 The Final グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
過去作を知らないと陳腐に感じる台詞が少し気になりました
【追記】2021.4.29
京都大火編、伝説の最期編をDVDにて鑑賞。
こんなに凄いアクション映画を、映画館で観ていなかったことを後悔することになりました。
これらの歴史を知っていたら、最終章で受ける昂揚感が全然違うことがよく分かりました。
リアルタイムの印象の記録として修正はしませんが、3.5は低すぎましたね。
(余談)
剣心寄りの薩摩藩の大久保利通、初代警視総監川路利良。
どちらかというと打算的な長州藩の伊藤博文。
第一作で陸軍を率いていた山縣有朋。
司馬遼太郎作品からの影響かもしれませんが、なんとなく、昭和の敗戦に繋がる負の方向への転換も予感させられました。
【追記】2021.4.25
緊急事態宣言で都内の映画館の大半が休業。
ということで、『るろうに剣心』第一作を、DVDで鑑賞。
なるほど❗️の完成度でした。
剣心が心の奥底に秘める過去に程よく触れながらも、薫殿や新たな人たちとの出会いが、困難だけれど確かな再生の道標となることを予感させる素晴らしい展開。
アクションも最終章に繋がる〝伸びしろ〟と〝可能性〟に満ちていました。
原作を知らなくてもハマる訳ですね。
観たばかりの最終章より感動してます。
【当初レビュー】2021.4.24
無謀にも、原作も映画の過去シリーズもまったく知らないのに観にいきました。
割りと唐突な感じのする台詞とか、定型的な意味のない台詞(舞台劇などで、単なる通行人のおじさん役の人が袖に消えていく時に「これだから今どきの若い連中は!」などと言いながらフェイドアウトしていくという感じの表面的で慣習的な台詞です)が割りと気になったりしたのですが、たぶん、過去の因縁とか、過去作に出ていた人たちの〝キャラ立ち〟を知ってれば、『そうそう、あの人はそうなのよ』ということなのだと思います。そう解釈してみているぶんにはそれほど気になりません。
アクションはとてもスピード感に溢れており、スタッフ、キャストを問わず、皆さんが本当に頑張ったんだな、というのがとてもよく伝わってきて、そのことだけで結構感動できます。
緊急事態宣言の具体的な内容を、まだ確認していませんが、公開していきなり、映画館が休館になってしまうのだとしたら、とても辛いし、今週公開の映画たちが不憫で不憫で、悲しくなります。
グレシャム様、お気に召していただけたようで、嬉しいです。私も、1作目の時は、漫画原作だし、佐藤健さんが若すぎるから期待してなくて、テレビで初めて観ました。若いのに落ち着いた大人の剣士に見えて感心しました。剣心のあのおかしな言葉遣い、佐藤さんはどういう声色で演じるか悩んだらしいです。
それからフォローをしていただき、ありがとうございました。実はわたくし、恥ずかしながらフォローの仕組みが分かってなくて、私の中の昭和脳Aが、分からない事には手を出せずにいます。それで未だにどなたにもフォローしていません💦
おはようございます。
”緊急事態宣言の具体的な内容を、まだ確認していませんが、公開していきなり、映画館が休館になってしまうのだとしたら、とても辛いし、今週公開の映画たちが不憫で不憫で、悲しくなります。”
全く同感です。
今作品については、過去作を観ていた方が良いのではないかな?と思う程、多数のキャラクターが出演していたので、鑑賞後に与える影響(散漫な感じに観れてしまう・・)が、少し心配だと思った作品でもありました。
では、又。一刻も早い終息を祈りつつ・・。