「友達母との再会は辛かった」風の電話 明日の天気さんの映画レビュー(感想・評価)
友達母との再会は辛かった
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「生きているのは偶然なのかもしれない」この言葉は重かったです。
人間いつどこで自分の命が終わるか分からない。予期せぬ病気や事故、自殺。そして天災。
昨日まで当たり前のように「おかえり」と言ってくれた家族が、ある日突然、津波に奪われてしまう。自宅跡地でのハルの叫びに悲しみ、怒り、悔しさ、苦しみが伝わってきた。
駐車場で友達の母親と再会したハル。一緒に避難していた途中に、友達の手を離してしまったがために、友達は津波によって亡くなってしまった。ハルが友達の母親に「自分だけ大きくなってごめんなさい」というセリフには、胸を締め付けられた。
劇中の森尾(西島秀俊)とクルド人とのエピソードは必要だったのかな?
予想より三浦友和の出番が少なかったけど、重要な登場人物であることに間違いは無い。
ハルを中心にもっと話を深く掘り下げてもらえたら良かった。
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