「ただのB級作品」イソップの思うツボ bosschanさんの映画レビュー(感想・評価)
ただのB級作品
上田慎一郎監督という事でカメ止めのやられた感を楽しみに行きましたが、予告のように騙される事もなくただモヤモヤした気持ちだけ残る残念な作品でした。
その理由は
・目の前でお弁当が落ちたのに無関心でいられる神経の人達に違和感。
・自分の母を死に追いやった人と寝れるのか?兄弟とも!
・それを父はゆるせるのか?
・母が死んだ大事なシーンが絵ってどうなん?
・あんな綺麗な家(普通ですが)やくざに借金って?
・お母さんが死んで何日たってんの?
・大学の講師ってそんなにすぐになれんの?
・娘が誘拐されたのに警察に通報できない家族ってなんなん?
・身代金が1000万って安くない?(しかも現金。ダイヤモンドにしろよ!)
・あのアウローな子が留学費用1000万って?
・覆面でLIVEって!ネット配信でしょ!もしくは現場で鑑賞!
・亀、ウサギ、犬って対等な関係性じゃないの?
・そもそも犬はいるのか?
・イソップの思うツボってどういう事?
・これが構想3年?
・最後の亀の意味もわからず。
となぞだらけでスカッとする事なくモヤモヤだけが残り映画館を後にしました。
あのカメ止めを作った上田慎一郎の作品を期待している方にはおすすめできない作品だと思いました。
日高雄介様、コメントありがとうございました。
上田監督の次回作『スペシャルアクターズ』は見に行くつもりです。
SNSでは完成版を見たという方が『最高かよ~』的な発言をしていたので
今から楽しみにしております。
コメントありがとうございました。又、賛同頂き大変恐縮です。
貴殿のレビュー内のご指摘、微に入り細に入りご鑑賞されておいでだと僭越ながら大変感心しております。
台本は上田監督が執筆れているとのアナウンスですが、三人それぞれの意見の摺り合わせが悪い方向に進んだのか、それとも破綻しているストーリー構築そのものに意味を置かず、映画の可能性みたいなものに夢を抱いたのでしょうか。
いずれにせよ、『低予算作品なのだから、目くじら立てずに愉しめよ』と、カツアゲされているようなイメージが払拭できない気持ですw
貴殿の箇条書きの部位をきちんとパテで埋めるテクニックをこの監督達は今後学んでいって欲しいモノです。
本来は映画作品にケチをつける野暮はしたくはなかったのですが、低品質が目に余ったのでしたためてみました。