スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼のレビュー・感想・評価
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前作よりは面白かった
スマホを落として‥‥ 良かった!
「スマホを落としただけなのに」麻美(北川景子)と彼氏の結婚式からストーリーが始まる。結婚式に出席した若手刑事、加賀谷と恋人の美乃里。ただ2人の将来についてハッキリしない加賀谷に対し不満を持っている美乃里。
前作との繋がりも結婚式出席でスムーズに始まる。
一方、神奈川県内で女性の殺人事件が起きる。と加賀谷の所属の神奈川県警サイバー犯罪の部署にハッカーが攻撃を仕掛けて来る。巧妙なハッカーMに対して前作の犯人浦野(成田凌)に応援を依頼する。
本来犯人に支援を依頼する事など考えられないが、それは映画の中でのフィクションと割り切って観た方が面白い!
ー中略ー ※ネタバレしないように
女性殺人やヨットハーバーで殺害されたJK16などの犯人と思われたMが誰なのかはどんでん返しの連続で収拾が付かなくなり、頭の中を整理しないと解らなくなる。
とにかく前作よりもより複雑でパスワードやIPアドレスなどスマホを持ってない人には理解しがたい作品でしょう。
エンドロールまでキッチリ観る事が必要な作品です!
観ない方は意味が解らないと思います。
King Gnuの主題歌もカッコ良い!
スマホを落としてもいないのに、、
真の主役は、やっぱり彼だった!!
auマンデーレイトショーは、この続編
ヒロインの名前、松田やし犯人Mやし・・・
何か他人事ではない展開は、前作より面白かったw
怪しいヤツの人相が悪い時は、ヤッパリそうなるよね。
しかし警察の管理体制甘過ぎちゃう!?
乃木坂のトップもここまで、卒業前にここまで、身体張るならオファーの振り幅広がりますね。
ここ数年、映画ドラマ問わず、音尾さんのバイプレイヤーぶりが半端ない。
でもスマホ落としてないやんって思ったエンドロール前に、映画の題名に納得したw
そして、このシリーズの真の主役は、田中さんでも千葉くんでもなく成田くんだってって事で、第3弾へ続くのね。
安易にフリーWi-Fiに繋ぐのはヤメましょう。
一作目と同じく年末には、TVでやると思うので、その時は是非!
1作目と比較
だけなのに…!?
前作の犯人浦野が遺体を埋めていた丹沢の山中から新たに遺体が見つかり巻き起こって行く話。
前作のカップル登場で話がスタート。
こういう流れ良いよね。
と思っていたらなんか加賀谷と彼女揉めだした?からのガンガンCMで流れているWi-Fi繋いだだけなのにな展開に。
余談ですが本作ではIT、しかもセキュリティつくってる会社の従業員がWi-Fiでハマるという…フリーWi-Fiは危ないから皆さん気をつけて下さいねホントに。
仮想通貨に関わるハッキングトラブルとか、それを助けるホワイトハッカーとかいう流れから、逮捕された後にどうやってかイメチェンした浦野にHELPを求めて「M」を追うストーリー。
結構ご都合主義だったりそんなアホななところも多かったけど、犯人の全容がみえない中でハッキングにストーキングにトラップにと牽制しあって進行し、話も2転3転。
色々な種類のみえみえおバカさんな刑事達が配置されていて、加賀谷くんの苦悩と苦労と頑張りに同情してしまうし、プライベートでも将来尻に敷かれるの必至な展開でこれまた同情。
更には加賀谷くんの秘密❤にも触れてしまったり!?となかなか面白かった。
あ、特に千葉雄大に思い入れが有る訳ではありません。念の為。
主演・成田凌
まあ、想像通りかな。。
ITリテラシーの格差
白石麻衣は身体がゴツくて逞しい。千葉雄大が童顔で細いから、役が逆でもよかったくらいだ。細くて弱々しい加賀谷が強気で逞しい美乃里を守るというのは、小学校の学芸会みたいな違和感がある。
物語を動かすのは成田凌が演じた前作の犯人で未決の留置場に入れられている浦野である。成田凌の芝居はエキセントリックぶりを発揮して結構よかった。井浦新や音尾琢真、ズンの飯尾などが典型的な人物を典型的な演技で演じていて、物語自体はとてもわかりやすい。わかりやすすぎて大方の観客には犯人の目星がついたのではないかと思う。
プロローグからエンディングまでが割と一本道のドラマなので、普段映画を観たり小説を読んだりすることがなくて物語に慣れていない人にも受け入れやすい作品だと思う。逆に言えば、物語に慣れている観客には少し物足りないかもしれない。
前作で北川景子が演じた稲葉麻美のか細くて嫋やかな雰囲気がとてもよかっただけに、女らしさと優しさに欠ける今回のヒロインには少し不満が残る。乃木坂46と白石麻衣のファンの方には申し訳ないが、女優としてはまだこれからである。
前作にも感じた通信の秘密の脆弱さは、今作でも感じた。最近は銀行の画面と区別がつかない画面が現れてパスワードを入力させようとしたりするそうなので、情報技術にもシステムにも疎い当方のようなアプリユーザーは格好のカモだろう。便利がいいので映画の予約もレストランの予約もスマホで済ましているが、本当は落とし穴がいっぱいの隘路を、たまたま落ちずに来ただけの気がする。
海外のホテルに行くとWifiの接続先とパスワードを渡されるが、怖いなと思いながら使っている。海外でスマホ決済は避けるようにしているし、カードで決済するのは航空券とホテルくらいだ。街なかでは常に現金で決済する。海外でスキミングされたらおしまいだと思っている。
インターネットが進んだおかげで、リテラシーの格差も広がった。日本の役所もインターネットで手続きするように呼びかけている。イギリス映画「わたしはダニエル・ブレイク」では、傷病給付も失業給付もインターネットで手続きするように言われ、長年大工として働いてきたダニエルはパソコンを持っていないし、そもそも使う技量もないから、手続きすらできない。
ネットやシステムでは一部のリテラシーがとても高い人と、一般ユーザーと、ほとんど使えない人の3種類に分かれそうだ。今後更に進んで、日本でも行政手続きはインターネットで行なうことが必須になるのだろうが、ネットの環境も道路や鉄道と同じで、誰でも平等に利用できなければならない筈だ。
本作品を観てITのリテラシーが低い人を嗤うのではなく、行政がリテラシーの格差を埋める役割を担わなければならないことを悟るべきだ。田舎で畑を耕しているおじいちゃん、おばあちゃんが不利になるような世の中はやっぱりおかしいと思う。
この世の不条理
前作を越えて面白かった。
最後まで、スクリーンのこちら側が欺かれる展開。
これは、ネタばれでは興ざめ必至。
前情報ゼロでの鑑賞が最善。
以下、ネタばれではありませんが、鑑賞前の方は読まない方がおすすめです。
「ネット社会」と言われて久しいが、今作でもネット社会の危うさが、肌感覚で迫ってくる。
更に、愛着形成、性的嗜好、依存、虐待、組織的疎外等、様々な社会問題が散りばめられ、思考を刺激され飽きない。
価値観の多様性が加速し、匿名性が加速する現代。信じたものに裏切られ、人の欲望のために自分が傷つくとき、それでも人は他人を愛し続けることができるだろうか。
星新一のショートに、人類が最期、時間の滝底にあまねく落下してしまうというストーリーがあるが、移ろいが激しい現代社会において、時の流れに耐えながら踏みとどまり、自分と自分の立っている周りを改めて眺め回す力が、一人一人に求められる気がする。
エンドロールに流れるKing Gnuの『どろん』の歌詞にある「不条理」は、いつの世にも横たわっているが、人はいつまでもその不条理とのつきあい方を学び続けなければならないのかも知れない。
メインキャストのバトンを受け取った千葉雄大と白石麻衣がフレッシュで良い。
その他のキャストもそれぞれ良いが、演技がきれいにまとまっていて、ストーリーの面白さは浮かび上がるが、心底の怖さはなかった。
その点、もしかしたらあるかもしれない次作に期待!
まだまだ続く・・・脅威の先には?
センスのズレを感じた
今回の鑑賞目的は成田凌さんの演技なので、私の評価も成田さん寄りの視点になっております。
今回の主人公は加賀谷(千葉雄大さん)なので、警察物の色合いが強くなります。千葉さんは熱演するも、如何せん童顔が邪魔をして、現実味に欠けます。その分リアルな捜査シーンを見せるかと思いきや、お笑い要素を持ってきてしまうセンスが理解出来ません。日本のケーサツ間抜け過ぎという印象しか無く、全く面白くなかったです。
白石麻衣さんは常に『びっくり目』をしていて、演技より、自分をかわいく見せる事に神経を使っているように見えてしまいました。ファンにとってはそれでいいのかも。
成田さんの演技と井浦新さんの存在感がもったいなかったです。
前作から引き続きで楽しめた。
主演加賀谷学には作り込んでいない真摯な刑事で現実的な親近感を感じ、怪演する浦野の猟奇的な鬼才ぶりを引き立てた。逆にもう1人の単純で冷静さもなく頭脳派でもない体格だけの人を凶悪犯の監視につけるところや護衛のSPが1人なのもあり得ないと思い脱獄のシーンももう少し緊迫感があったらよかったのではないか。ラブストーリーとして観るなら最高だと思う。
前作を観ていなくてもそれなりに楽しめます
公開初日舞台挨拶の回で鑑賞。
前作楽しめた人は今作はより楽しめて、前作を観ていなくてもそれなりに楽しめます。
警察の描写がアレなのは神奈川県警だから本当にやりかねないということで脳内保管。
浦野と加賀谷との関係がレクター博士とクラリスのようだなと感じました。
エンドロール後の映像も見忘れなく。
原作も続編が出版されているようなので、続編作るんでしょうね。
成田凌さんの演技に頼りすぎな気もした...
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