劇場公開日 2020年11月13日

  • 予告編を見る

さくらのレビュー・感想・評価

全107件中、41~60件目を表示

3.0行き過ぎた愛

2020年11月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

幸せ

北村匠海×小松菜奈×吉沢亮という神メンツなので、制作が決定した時からかなり期待していた。

期待しすぎていました。
面白くなかったという訳では無いけれど、何か腑に落ちない作品でした。

年末に実家に帰宅をした長谷川家次男の薫(北村匠海)は、2年前ばらばらになった家族を繋ぎ止めるかのように過去の出来事を思い出していく。

まず、良かった点は演技力。

北村匠海は無口で無表情だが訴えかけてくるものがある。出演作を見る度に驚かされる。アンダードック、早くみたいなぁ。

小松菜奈は相変わらず。
今回は「渇き。」の時と似ており、とても惹き込まれていく演技。個人的には、二階堂ふみ、杉咲花に次ぐ演技力だと思う。にしても、中学生役は無理あり過ぎですけどね!?

吉沢亮は出演シーンは少ないながらにして、脳裏に焼き付ける凄まじい演技。感無量です。
2年連続で助演俳優賞を受賞するかもしれないほどの誰もが認める名優ですからね。キングダム2も楽しみです

また、ストーリー構成はとてもいいと思う。
観客を無我夢中にさせるし、中々楽しめた。
意外とあっという間の2時間。そういった面ではいい映画なのかも。

しかし、レビューを見ていると皆さん揃って仰っていますが、予告の作り方があまりにも酷い。
映画を見る前は全然普通だったのだが、いざ映画を見ると予告の作りの酷さに唖然。
いつお兄ちゃん死ぬの?と不謹慎ながらにどうしても思ってしまうし、大切なセリフ感動するセリフも入れてしまっているのでシラケる。予告に映画の概要を詰め込み過ぎです。

そして、音楽が微妙。
主題歌に関しては以ての外。全くと言っていいほど映画の雰囲気に合っていない。最近多いよなぁ...

深いようで浅い。
家族ドラマというよりも、思春期の子どもの「性」についての悩みがメインテーマのようだった。それはいいんだけど、描写がどうも気に食わない。手紙でゴムを貰ったり、兄でしたりよく分からず。せっかくいいテーマなのに、共感出来ず終い。勿体ない。
ランドセル手紙は北村匠海と同じ感情に。心の底から怒りが溢れ出た。小悪魔どころじゃないって

糸ほどは無かったけれども、少しガッカリでした。
いい映画になり損ねたなと。
愛ってのは怖いなぁ、怖いなぁ。

コメントする 2件)
共感した! 9件)
サプライズ

3.5タイトルは‥

2020年11月30日
iPhoneアプリから投稿

タイトルは さくら だけれど
犬が主役なのかなぁ‥

ゆっくりと流れていくストーリー。

美貴の性格が中々のものでした。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
M U

3.5もう少しほっこり系ストーリーを想定していた

2020年11月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

小松菜奈さんと北村匠海さんが好きで鑑賞。
うーん、少し思っていた作品とは違った。

長男役の吉沢亮さんを含め3人の演技は素晴らしいがいかんせんストーリーが重い。それでも2人からへの兄への愛情の迸った作品。重くなり過ぎるストーリーを犬のさくらが中和している。家族が深刻な話をしているときに尻尾をふりふりテーブルの下で佇むさくらが唯一の癒し要素だった。

もう少しテーマ性のあるストーリーだったら良いんだけれど。ストーリーの重さの割にラストがあっさり。それで?という肩透かしを感じたのは自分だけ?

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あいわた

3.5ちょっと新しい映画を観た感じになった

2020年11月28日
iPhoneアプリから投稿

またちょっと新しい感じなものを観たようなそんな感じでした。原作が凄いというのはとりあえず感じました。ストーリーも話の展開も、現在と過去の見せ方も、引き込まれた。キャスティングもはまってるね、演技力や雰囲気も含めて。矢崎監督の映画も全体の雰囲気が引き込まれるから良いね。でもやっぱり子役の人達の力量や見せ方ってとても難しいんだね…特に子供時代のエピソードも重要になるような作品だと。
ひとつひとつのエピソードや、何かが起きた時の皆んなの反応(特に小松菜奈)が面白いというか、色んな感情が芽生えました。笑えるところもあったけど、辛いエピソードに心が押し潰されがちな2時間だった。割と何に対してでも感動しがちな涙腺ゆるめの私ですが、色々ついていけなかったところや、?なところがあって何故か涙はあまり出なかった。別に泣いたら良い映画とか泣けるのが面白い映画だなんて一切思わないけど、もっと心を揺さぶられたい願望はあった笑。
多分…でも良い映画であり良い作品なのだろう…という事は感じとれたんだけど…。何て言って良いのか分からない。映画の感想、むずい。
北村匠海は相変わらず良かった、小松菜奈も吉沢亮も。この3人は雰囲気と顔面と声と演技力、世界観、どれをとっても素晴らしい◎また他の作品でも共演してるところ見てみたいな。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
まつこ

4.0演技は良い

2020年11月27日
スマートフォンから投稿

好きな俳優さん目当てに鑑賞したので、観てよかったのですが、ストーリーがイマイチ自分の好みではなかったです。観終わって、なんだか不快ではなくて、スッキリしない感じ。何が言いたかったのか?タイトルでもある犬の”さくら”との繋がりも、イマイチ強く感じなかったし。あんなに単調な流れでも、最後まで観ていて飽きなかったのは、やはり役者さんの演技がとても上手だった事と、内容もよかったという事なのかなぁ。ポイントの大半は演技です。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
よっしーな

4.5神様の悪送球とは。

2020年11月27日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

幸せ

天の神様の言うとおり...という選び唄が地方にありますが、この天というのはどうにも対応が難しくて、要はこちら側の受け手の人間の捉えようによって自由に解釈するしかないと思うんです。悪送球という試練に人間はどう振る舞うべきなのかをこの映画は観客に問いかけています。
ストレスからの対抗行動が小松菜奈さんの演技で表現されていて勉強になりました。自責から来る極端な逃避、幼児退行が具体的に描かれていました。
この物語は再生のお話です。キリスト教でいうレザレクション。イエスの復活とまではいささか言い過ぎですが、愛犬が病人として大晦日の日に動かなくなるのはキリストの死と重なります。そう、小松菜奈はマグダラのマリアだったのです。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
Naokisky2

1.5なんで?

2020年11月26日
Androidアプリから投稿

こんな映画撮った?

コメントする (0件)
共感した! 3件)
バトー

3.0焦点が定まらない

2020年11月26日
iPhoneアプリから投稿

愛すべきキャラクターが定まらない作品。みんなが生であり、みんなが悪であり。もちろんそれが世の中で、そういった意味で現実なのだろうが、2時間でストーリーを完結させようと思うとどこかに焦点を当てて物語を作った方が展開を出しやすいはずで、その観点で膨らみきらなかったのかな、という印象。起承転結が分かりにくい作品だったなぁ、と。

それ考えると、立ち位置的主役とストーリー上の主役を両立させた映画ってすごいんだなぁ、と。チワワちゃんとか。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
TM

3.5春の話ではありません

2020年11月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

原作も読んでませんし、事前情報ほぼなしで鑑賞。
タイトル的に正月から春にかけての上映予定が遅れたのかなと思ってましたが、「さくら」は、犬の名前なのですね。
ネタバレしてしまうのであまり書けませんが、ストーリーを文字にすると結構ハードな内容なのだけど、しあわせな一家というオブラートに綺麗に包んで、うまく仕上げた感じでした。後からじわじわ来てます。

一応主人公の次男の薫くんを演じる北村匠海。イメージどおりの朴訥な青年です。主に彼のモノローグで、場面が進みます。ただ、物語は彼の物語ではなくて、家族に起きた出来事を綴ったもの。
長男の一(はじめ)は野球部エースで学校の人気者。吉沢亮が演じていて、これまたイメージ通りの良いやつ。妹の美貴は、家の中ではわがまま放題のムードメーカー。小松菜奈が、ストレートに感情をぶつける素直な少女から、少し狂気じみた状況まで振り幅を持った役を好演。
この3兄弟に、優しい父昭人(永瀬正敏)と、母(寺島しのぶ)の両親に、もらってきた子犬の「さくら」を加えた、長谷川家の10年くらいの物語だ。

兄弟それぞれに、さまざまな物語があり、困難や苦難があり、家族の崩壊の危機まで起きる。大事件のエピソードを積み重ねた物語なのだけど、それぞれをドラマチックにせず、平板に描くことでより身近な感じをいだかせる。そんなこともあるよね、といったどこか冷めたような描かれ方に思えた。感情を高ぶらせてぶつかったりすることはほぼ無く、行き場のない気持ちを上手く出せないというリアリティに寄せた描き方だったのかな。北村匠海のトツトツとしたモノローグに、小松菜奈の際立つ立ち振る舞いが、良いハーモニーだと思った。

絶賛はしないけど、何だか面白い作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
AMaclean

4.5バラバラになりかけた家族をみつめ、支えてくれた「さくら」

2020年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作を読んでから鑑賞  西加奈子さんの作品はこれまでもいくつか映画化され、やはり子どもの出てくる「まく子」以来でしょうか  勤勉なお父さん、優しいお母さんに、仲のいい2男1女のきょうだい、そして子供部屋つきのマイホーム購入、人も羨む家庭でした  さくらを飼いだしてから家族に起る出来事は、どこの家庭にでもあるような話ではあるけれど、幾度となくおこる「危機」に、さくらは食卓の下で起こっていることを感じ、怒りや悲しみを受け止めてきました  話はできないけれど、尻尾を一生懸命振ることで家族の問題を癒してきました  西さんの初期の頃の作品で、郵便番号が5ケタであったり、携帯のない時代の話であるので、今なら家族のありようは違うものになったでしょう  それだけさくらの役割も大きい時代だっと思います
人も羨む家庭であっても、仲のいいきょうだいであっても、その絆を揺るがす出来事が起こるもので、決してハッピーな終わり方ではないものの、さくらが果たしていた役割を感じます
西さんの出身地の住所が封筒に書かれているところまで、原作に「忠実」でしたが、みんなに愛されていたさくらの散歩用の鎖を使った長男、目の前のその行動にさくら自身もとてもショックを受けただろうと思います(あくまでも原作に忠実ですが)
子どもが小さいときは賑やかなマイホームも、子どもたちが一人二人と出て行けば、ますますさくらの存在の大きさを感じます  先月は「星の子」でも父親役だった永瀬正敏さん、優しさが言葉にできない不器用なおとうさん、よくあっていました(11月26日 ジストシネマ和歌山にて鑑賞)

コメントする (0件)
共感した! 4件)
chikuhou

4.0さくら

2020年11月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
重金属製の男

3.0うむむむ。

2020年11月24日
Androidアプリから投稿

幼少期の子役3人それぞれ 雰囲気が大人期の3人に似てる。
ストーリーに対して キャストが今までのイメージが強すぎて年齢設定が無理があるような気がする。
知らない若手俳優だったらもっとすんなり話が頭に入ってきたかと。
吉沢亮、北村匠海、小松菜奈が悪い訳じゃないけど 学生臭さが無くてどーしても違うなぁって感じてしまった。

犬ってそうなんだっ!って思った。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
やぎ

3.0怖い

2020年11月23日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
ごっとん

4.0キャスト陣の演技が素晴らしい

2020年11月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
orafu

3.5長谷川家の物語としてよい(さくらの意味がどれほどあるのかは疑問)

2020年11月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作は未読。両親と兄と妹のいるかおるの視点から描いた長谷川家の物語。そこにタイトルのさくらと名付けた犬が絡む。
予告編で兄貴の葬式のシーンがあったから亡くなるだろうことは予想できる。でももう少し隠してもよかったんじゃないかなと思ってしまった。もちろん長男の死がすべての話ではないし、家族全員のエピソードが盛り込まれた長谷川家の物語なんだけど。
それでも全体の印象がいいのは演じてる役者さんたちがよかったからかも。小松菜奈に中学生役はさすがに厳しかったり、兄貴へのコンプレックスを感じるべき北村匠海が普通にイケメンだったりと疑問に感じるところもある。それでも安定した演技と存在感があるから安心して鑑賞できた。
次男のコンプレックスや妹の恋心とかが原作ではどうだったんだろうと気になるところ。確かめてみたくなる。

コメントする 1件)
共感した! 6件)
kenshuchu

3.5愛情だけじゃない

2020年11月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

淡々と語られる家族の物語。
本音も弱さも利己的な反則も目の当たりにする、愛情だけじゃない、家族って不思議な繋がりで成り立っている。
そんな事を思いながら、まったく集まることのない自分の家族を思い巡らせた。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
パプリカ

2.5真っ当な話を真っ当に撮った。だけ。

2020年11月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全然ダメってわけでもないけどすごく良い!ってわけでもなく。

冒頭、お母さんの性教育のシーンで、とても良い映画が始まるんだなぁという予感があった。
しかし、いつ本編が始まるのかと待っても待っても次男のナレーションの説明によって物語に入り込めず、なんか乗り切れないまま終わってしまった。

3人の兄妹はそれぞれは素晴らしい役者だけど、この生っぽい話において3人揃うとどうしても作り物感が気になってしまう。
普遍的な家族の話は、もう少し広告の匂いがしない人で観たい。

それと原作未読の身からしたら、なぜ「さくら」なのかがそもそも伝わってこなかった。
もう少し犬を工夫して使ったらどうだったんだろう。
犬の目線で語るとか。
普通の話を普通に撮っただけで、世界各国数多ある家族映画には勝てないな〜と思った。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
hirocor

3.5小松菜奈の良いとこ盛り合わせ映画

2020年11月22日
Androidアプリから投稿

 パンチラが感動へと誘う園子温監督の『愛のむきだし』を初めて見たときのような感覚。放尿、放屁、脱糞、自慰行為が登場人物の心情と見事にリンクしているという稀有な映画。LGBTや兄弟への恋愛感情などが複雑に絡んでくる予告編からは想像できない展開でした。

 とにもかくにも小松菜奈ちゃんの怪演が光る映画でした。長男に恋をするという難しい役どころだったんですが、時に色っぽく時に弱々しく思春期の内面を表情や佇まいに込める素晴らしい演技だったと思います。

ややネタバレを含みますが。

 お葬式のシーン、小松菜奈演じる美貴が思わず放尿をしてしまうという衝撃的な場面があります。尿は当然ですが便所という周りから隠れたところで行うべきもの、みんなの前では出したくても我慢すべきものです。美貴は吉沢亮演じる一が好きで好きでたまらない、彼女が来たときには直接的には嫌われたくないから間接的に邪魔をして、一に届くお手紙を隠して、何とか想いを伝えようとするのですが、はっきりと言葉にすることは最後までできなかった。我慢すべきものだと、もしくは目を背けたい感情だと思っていたのかもしれません。それが放尿に込めた意図だと僕は受け取りました。その後、〘くるみ〙という周りに固い殻があって中を取り出すためには強い衝撃が必要なものを使って、自らの悲しみに浸るかのように慰めるかのように自慰に取り組む。非常に美しいシーンでした。

 ラストのさくらからの脱糞を受け止めるところも、リミッターを外して(信号無視がきっかけ)自分の想いはきちんと伝えなきゃいけないと語るシーンも非常に印象的でしたし、脚本・演出の意図が十二分に伝わってきました。

 どの季節でも、どの年代でも、美貴はスカートかショートパンツを履いているのも、きっと出したい感情があるからだと解釈しました。監督・演出の趣味ではないと思います(笑)

 とにかくずっと変な映画です。子どもにある意味性教育を叩き込むシーンやら、いい年した男兄弟二人が家のお風呂に入るシーンやら、リアリティーラインを超えているところもあります。そこにのれるかのれないかで、この作品の評価は大きく変わってくるんだろうと思います。自分は説明し過ぎない良い意味での作品の余白もあって、好きな映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
わたろー

3.0なんでやねんアホ!おまえ…

2020年11月22日
スマートフォンから投稿

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
ぴろき

4.0妹の狂気の愛

2020年11月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
せつこん