劇場公開日 2020年11月13日

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「【ワンコのおなら】」さくら ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【ワンコのおなら】

2020年11月14日
iPhoneアプリから投稿

僕の飼っていたワンコは、よく臭いオナラをした。

でも、さくらとは違って、すかしっ屁だ。
よくあるパターンは、僕がソファに寝そべっていると、僕のお腹に飛び乗ってきて、一通り顔を舐めまくる。

その後、くるっと反転して、僕にお尻を向けて、僕の上に伏せをするのだ。
そして、しばらくすると……するのだ。
すかしっ屁を。
臭い‼️
それで「くさっ‼️」と僕が言うと、今度は振り返って、僕の顔をまた舐めまくる。
とても楽しそうだ。
僕が臭いオナラを喜んでいるとでも思っているのか。

この作品は、美貴の気持ちの揺れに振り回される。
中には、美貴の兄への想いを嫌悪する人がいるとも思う。
でも、ダメと分かっていても、こうした気持ちを抱いてしまう人がいることを簡単には否定することは出来ない。
村上春樹さんの「ねじまき鳥クロニクル」を読んだ時にも感じたことだった。

事故は偶然起きたものだ。
手紙を隠したことは責められるべきだ。
でも、事故と読まれなかった手紙に関連性はない。
そして、取り返しのつかないことが起きても、それでも、家族は家族なのだ。
父は、ランドセルを背負って出ていくことで、家族の絆を守ろうとしたのだと思う。

そして、最後…。
ワンコにとって便秘は、人間が感じるよりももっと耐え難い苦痛を伴うものらしいです。
僕が飼っていたもう一匹のワンコは、晩年に大きな癲癇を発症して寝たきり同然になったのですが、ウンチをさせるのに大変苦労しました。
亡くなって火葬したら、お骨と一緒にうんちの燃えカスがあったほどです。
だから、さくらがぐったりするのも分かるような気がしました。
うんちをして、スッキリしたのです。
ご参考まで。

僕は、結構好きな作品でした。

ワンコ
kossyさんのコメント
2020年12月12日

うちの犬が食べ過ぎて便秘になったとき、
お腹を押してやるとブリブリって感じで出ちゃいました。
そうとう苦しんでたみたいで、
その晩はいつもケツを俺の顔に向けてくるのに、妙にうれしそうに顔をぺろぺろされましたw

kossy
グレシャムの法則さんのコメント
2020年11月14日

犬を飼った経験がないのですが、あんなにオナラするんですね。
私も好きな作風でした。

グレシャムの法則