ビーチ・バム まじめに不真面目のレビュー・感想・評価
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素晴らしかった
ムーンドッグのクズっぷりが素晴らしくて、常にラリッてへらへらしているし、誰にでもウェルカムで人をいっさい区別しない。友達の足がもげているのにへらへらしているのはどうかと思うけど、近くでへらへらしてもらえることが癒しになる気もする。生真面目な人が相手なら怒られてしまうだろう。車いすのおじいさんを襲って金を奪うのはダメだ。
最後、お金を燃やして焼け死ぬかと思ったら、あー楽しかっただって。最高だ。しかしあんな生きざまが通用するのは彼がとんでもなく魅力的だからだ。そうでない我々は彼の輝きのおすそ分けをもらうしかない。
ブコウスキーのイメージがダブるけど、ブコウスキーはもっと癖が強くて、態度が悪くて無法者のイメージだ。ブコウスキーも金持ちの美人と結婚して、娘をもうけている。どっちも破天荒だ。ブコウスキーから棘を抜いて、ハッピーにした感じだ。
僕は全く興味ないのですが、マリファナってすって良いのですか?
僕は全く興味ないのですが、マリファナってすって良いのですか?
すって善いのなら、それで良いですが、何も映画にしなくても良いと思いました。
笑い方がアマデウスのモーツァルトに似てると思いました。それだけで、
悪ふざけしているだけで、何に心動かして良いのやら困りました。
天才は改心しない…
富豪の妻に先出たれ、財産を凍結された、かつてヒット作を出した詩人。よくあるそこから改心し、再び成功を収めるまでを描くサクセスストーリーかと思ったのだが、その後もドラッグに溺れ、自堕落な生活を送り続け、マリファナの力も借り、再び成功を収める。自堕落な生活が延々と描かれ、これは誰が面白いのだろうと、マシュー・マコノヒーの成り切りぶりはわかるのだが、あまりにも単調で飽き飽きした。マーティン・ローレンスのイルカと鮫を間違える下りのみ笑えた。
サメ映画
娘の結婚相手の股間を大勢の前で握りフニャチンだなっていじるセンス、みんなの前でこんなこと言えちゃう俺面白くない?って感じなのかな。アメリカ映画で割と目にするコミニケーション?だけど、差別やヘイトに厳しい文化のはずが、こういうブラックジョークの雰囲気を醸せば許されてしまいがちなところ、本当に理解できない。フィクションだから映画だからそういう人も登場するでしょ、と言われるかもしれないけど、破天荒だけど実は才能あって(しかも詩という割と感情の機微を捉えるような繊細な才能)憎みきれない主人公を表現するためのいちシーンだとしたら不愉快さの方が勝ってしまう。ちょうど最近のアカデミー賞での平手打ちの件もありなお。映像は綺麗だったしマシューマコノヒーのハマり方もすごかった。あとサメのシーンの急なB級感、あれあえて画面にサメ出さなくても描けたのでは?と思ったけど、なんかこだわりあったのかな。
グズグスの天才詩人
1冊だけ出版した詩集が成功し、天才と称賛された詩人ムーンドッグ(マシュー・マコノヒー)だが、その後はずっと妻(アイラ・フィッシャー)の資産に頼りっきりで、酒と麻薬と女に溺れるグズグズの生活を続けていた。自由気ままに過ごしていたが、妻が亡くなり、遺言で妻の資産を凍結され、新しい詩集を出版しなければお金が無いという窮地に陥ってしまう話。
あのハチャメチャぶりはなんなんだろう?
さっぱり意味がわからなかった。
トップレスの美しい胸をいくつも観賞出来るのは良かったが・・・不真面目、失礼しました。
最後は50億円の現金を燃やして楽しんだ?訳わからん。
破天荒すぎると少し引く
破天荒な生き方って少し憧れてしまう。なんでこんなことできるの?って、やってみたいけど自分にはできない。数多あるロックスターの物語なんかに触れるとそう思う。
本作のムーンドッグもそうだ。かつて売れた詩集を1冊刊行した過去の人。でも、奥さんが資産家で遊んで暮らせる。酒とドラッグと女遊びの毎日。なんて破天荒なんだ!
でも、新作を期待されていたり、娘が結婚したり、妻が浮気してたりするから何の悩みもないというわけではない。ただ、書く書くって言いながら新作は書かないし、娘の結婚式には浮気して遅れてくるし、妻に浮気されてもなんとなくわかっていたよとあまりショックを受けていない。結局あまり悩んでいないってことか。
その後、妻が亡くなって、新作を書かないと遺産を相続できないと遺言書にあったため、放浪しながら新作を書いて、それが売れてピューリッツァー賞もとったりする。結局莫大な遺産を相続し、船を買って、パーティーして、花火で遺産とともに燃やしてしまうというラスト。
こんなこと自分には絶対できない。なんて破天荒なんだ!あそこまで突き抜けるともう別世界すぎるんだよ。全然憧れないし、心を動かされなかった。
ファンキー過ぎてついていけず
東京の緊急事態宣言もあって今週は延期がなされた新作が多い中貴重な新作ムービー。
出演者が豪華ではあったが自分とは全く合わない作品となり終始眠気と戦う結果となった…
M.マコノヒー演じる主人公のムーンドッグは過去に手掛けた著書が爆売れして、資産家の妻も手に入れ仕事をする事なく優雅な生活を送っている。
その生活内容も連日酒に浸り女遊びに呆けてドラッグ漬けとなっている。
離れた生活を送っているが夫婦仲は悪くないんだろうけど、お互い好き勝手に遊んでいる。
そんな中妻が死んでしまい、資産を全部凍結されホームレス状態となるムーンドック。
それでも破天荒に我が道を進むストーリーである。
過去の著書が詩集と言うこともあって劇中内で所々綺麗な詩がセリフであったりもしたが特に印象には残らなかったかな。というのも最初から最後までファンキー過ぎて作品について行けず中盤くらいから飽きてしまった。
元々ポピュラーな作品ではなく合う合わないの振り幅が大きいキノシネマが配給ということもあって今回は合わない方に当たってしまったかなというのが率直な感想。
まぁ今週は新作が見れただけでも幸せと感ようと思う。
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