劇場公開日 2019年11月8日

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「⭐️の三つは演者さん達に向けて」ひとよ asicaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0⭐️の三つは演者さん達に向けて

2021年7月11日
iPhoneアプリから投稿

鈴木亮平が眼鏡かけたら、ずんの飯尾になるのねー。

前半の設定が一から十まで違和感で、なかなか入り込めなかった。

感情の持って行き方がチグハグ。

トータルで見れば納得できる箇所も初見だと座り心地が悪い。

役者たちの顔ぶれが素晴らしくてずっと見たいと思っていた作品だったが、監督やプロデューサーの手腕はこの役者連中を集められたって事のみに尽きる。

いったい何年で出所して来るのか知らないが自首もしてるし多分、執行猶予ギリラインだと思うから10年以下は確実でもしかしたら五年。

それを15年も放浪する意味がわからない、というか納得させてくれてないまま話が進む。
面会くらい行くに決まってるし、タクシーであの夜追いかけたからってどうなったって事かも説得力不足。

大人になった兄妹たちが階段のところで喧嘩するセリフなんかは沁みたけれど、役者さんの力だけに頼ってる感じはある。

監督さんの才能は感じられない作品だった。

asica
グレシャムの法則さんのコメント
2021年7月11日

三池崇史監督と同じように(と決め付けたら、ご本人たちには叱られるかもしれませんが)、一定割合でやっつけ仕事で済ませちゃう傾向があるような気がします。
そう考えると、山田洋次監督や是枝監督などはどの作品もその時その状況で発揮できるすべてを出し切る努力と誠実さを感じます。

グレシャムの法則
kossyさんのコメント
2021年7月11日

タクシー運転手してると、タクシーがらみの映画にはちょっとツッコミがちになってしまいます。
白石監督も量産するタイプなんでしょうけど、当たりはずれがありますよね。

kossy