劇場公開日 2019年11月8日

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「子ども一人ひとりの受け止め方は違う」ひとよ chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0子ども一人ひとりの受け止め方は違う

2019年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

凄惨な殺人を起こして15年後に帰ってくる母親を迎える3人の成人した子どもたち その15年の間に起った苦しみは想像できるのだが、怒りや恨み、寂しさなど入り交じった感情がよく描かれていると思いました  親はいくつになっても親で、幼い時の出来事までしっかり覚えている 子どもの方は年齢も違うから異なる受け止め方をしているが、おとなになっていくにつれ、同じ苦しみを共感しているきょうだいだからこそ、異なる受け止め方をしていても、同じ方向を向こうとするところがよかったです  きょうだい3人母親を心の中で恨んでいても、きょうだいとして母親に向かう  白石監督ということで構えてみましたが、いい終わり方だったと私は思いました(11月14日 TOHOシネマズ二条にて鑑賞)

chikuhou