「秘密基地」ぼくらの7日間戦争 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
秘密基地
昔、親戚のお寺の裏は、山の一部を造成した公園になってて、さらに、その奥に踏み入ると藪だらけで鬱蒼としてて、大人なんか絶対にくるような場所じゃなかった。
そんな場所に、簡単な板張りのちっさな小屋を作って秘密基地と呼んで、雨風を凌ぎ、スナック菓子を各々のごっそり家から失敬して持ち寄って備蓄食料と称し、毎日のように放課後集まっていたことを思い出す。
映画のような正義感には溢れてはいないが、乱暴な年上のクソガキをどうやってかわすか(やっつけるわけではないのがミソ)、すぐ手をあげる先生の痛くない叩かれ方などを日々研究して、伝授しあっていた。
ただ、そんな楽しみも、小学校の高学年になって運動や習い事始めたら、どんどん遠ざかって思い出だけになってしまった。
前作の、ぼくらの7日間戦争は、そんなことを思い出させてくれた。
今回は、まあ、アニメで続編だし、さらに記憶は遠いし、あまり期待してなかったけど、そこそこ、楽しみました。
りえちゃんが当時の役の成長したキャラの声をやると聞いて期待したけど、最後のアレっぽっちかよと、そこはマイナスですね。
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