「事実をもとにした群像劇」ホテル・ムンバイ プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
事実をもとにした群像劇
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イスラム教の首謀者が若い信者を使ってインドでテロを起こす。
舞台となったホテルにも10人ほどが乗り込み皆殺しを仕掛ける。
生き残った人々は何とか隠れるが、地元警察は手が出せない。
特殊部隊が田舎町にはなく、首都から来るまで待てとの指令だった。
ホテルの従業員は逃げ道を知っており、逃げることも出来た。
どうするか問われ、逃げた従業員も当然いた。
だが大半の従業員は客を救出する道を選択。
また地元警察も、指をくわえて待ってはおられず潜入。
そんなこんなで結局、一定数は生き残ることができた。
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ここでの評価が異常なほどいいから、劇場で見てみた。
確かにいい映画で、テロの恐怖が伝わって来る。
こんな事件が現実にあったってことも知ることができた。
だから見て良かったとは思ってるが、映画としては☆3つかな。
登場人物が多過ぎて、誰が主人公というわけでもない群像劇。
これは実際の事件をベースにしてんだから仕方がないが。
でもそれだけスポットを当てる点が分散してしまい、感動が少ない。
おれは主人公に感情移入しながら見たいタイプなんやなって思った。
そういう気付きも与えてくれた良い映画であることは間違いない。
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