「良心の呵責が1ミリもない、ただの犯罪者」永遠に僕のもの m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
良心の呵責が1ミリもない、ただの犯罪者
アルゼンチン、ブエノスアイレスに実在した カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチという幼顔の少年(と言って良いのか……)の事件をベースに描かれた作品と言うことで、観てみたいなと思い続けてましたが…
やっぱり、本人も終身刑で存命だし、被害者の身内の方達にとっても、忘れることの出来ない事件だと思います。
実際に観てみると、前評判は良さげだったから見応えあるのかなと思ってたけど、全然そんなことなかった。
だから何?って印象しか残らなかった。
彼は本当に ただ単に物が欲しいから盗む、そこに居て邪魔だったから殺す、もう用無しだから殺す…って言う、特に深くは考えずに行動してる印象がある。所謂ソシオパスではないかと。
一つ間違えれば、美化しがちな実話。
昔、快楽殺人やシリアルキラーなんかの本を良く読んでたけど…今思うと、例えどんな理由が有ろうとも 人に手をかけることは許されることじゃないよなーって。
つい最近配信されてた「ダーマー」もそうだけど、凄い複雑な気持ちになるよなー。
この作品で殺された人でも、モブ的な人居るけど、その人にも家族や友人が居るんだよねって思いを寄せると 複雑です(実話ベースだからですよ)。
因みに、彼のことをシリアルキラーと言ってる人見たけど、彼はシリアルキラーでは無いよ。
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