「単純につまらない」永遠に僕のもの 背中にエンジンさんの映画レビュー(感想・評価)
単純につまらない
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「美しき連続殺人犯」「死の天使」とかの宣伝文句だけど、日本で言う所の「美しすぎる議員」とかで、(まぁ、美人と言えば・・・・言えるかもだけど、過ぎるは無いなぁ)と同じ感じかなぁ。主役の男の子、勿論、整った顔立ちではあるけど、「美しき」と言うにはどうだろうなぁ。
でっ、内容だけど、実話を元にしているから文句を言っても、「だって、こう言う出来事があったんだから」となってしまうかもだが、観ていて心を引っ張られるモノが無かった。普通の少年が徐々に心を壊して殺人鬼になるとかならば、前半と後半の落差に衝撃もあるだろうが、最初から頭がイッちゃっているので、同じ事の繰り返しに過ぎない。最初の一人を殺した後は「あぁ、またか」だ。少年期独特の危うさと言うのも感じ無い。何しろ、最初から壊れているのだから。
タイトルも何が「永遠に」「僕のもの」なのかが分かりにくい。単純に考えれば、泥棒の相棒ラモンの事かもしれない。何度か二人には同性愛を連想させるシーンが有るが、ハッキリと描写されていないので、二人の関係性もイマイチあやふや。
何処かで盛り上がるのかと期待して観たが、退屈な二時間だった。
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