「ラテン系堕天使」永遠に僕のもの マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
ラテン系堕天使
今までのところ、今年のNo.1作品。
もちろん実際にこういう犯罪者に出会ったら たまらないのですが。罪悪感ゼロだし。でも倫理観の欠如も含めてフィクションなのでしょう。
カルリートスが踊る冒頭から、この世界に引きこまれました。彼にとって窃盗は楽しい遊び。赤の色が効果的に使われています。お母さんは緑。
ラモン(とその両親)との出会いがあって犯罪がエスカレートする。殺人もいとわない。
やがてカルリートスは気がつく、ラモンはお金がほしくてやっているのだと。二人の気持ちがズレていく。
終盤、ラモンのベッドで寝てるところが切ないです。
それにしてもロレンソ・フェロは素晴らしい。あの眼差し、あの唇。ふっくらした体型は、天使っぽく見せるためにわざわざ太ったのでしょうか。 それとも合成?
色の使い方、音楽、映像、すべてラテン的で魅了されました。
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