ポラロイドのレビュー・感想・評価
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『リング』のカメラ版
呪いのカメラで写真を撮られると死んでしまうという、呪いのカメラ。
たぶん『リング』に影響を受けてるんだろうな…
『ツイン・ピークス』でローラ・パーマーの母親を演じた、グレイス・ザブリスキーが出てます。
結構、面白かったです。
88分と、長すぎない時間も良い。
冒頭のシーケンスはとてもいい
アイデアはいいね。印画紙の写真だから呪いがなんとなくリアルに感じることができる。その上、インスタントカメラだから写真ができあがるまでにの時間が、見ている方の想像を掻き立てる「間」としてちょうどいい。デジタルだとファイルを消去して、呪いも「the end」だからね。
冒頭のシーケンスは、よくできてるね。この映画の中で一番怖くてどきどきした。この部分だけでも見る価値は十分にある。
写真を燃やすと、本人も呪いで炎に包まれるなんてなかなか東洋的呪術の雰囲気があって、なかなかの緊張感があってよかったんだけど、怨霊が実体化してからは、怖さが半減してしまった。目に見えない何かに襲われる恐怖っていうのが一番ゾクゾクするから。
【哀しき過去を写した、ポラロイドカメラが引き起こしたこと・・。】
ー高校生のバード・フィッシャーは内向的な女の子。カメラ好き。ある日、バイト先であるポラロイド・カメラを見つけ、同じくバイトのタイラーを撮るが、白地から浮き上がったポラロイド写真には、怪しげな影が映っていた・・。-
・バードは友人たちに誘われて、いやいやながらパーティに足を運ぶ。そこには密かに想いを寄せるコナーも居り、バードは皆の姿をポラロイド写真を撮るが・・。
警察が来て、つい先ほど写真を撮ったタイラーの死を告げられる。
その後も、級友たちが徐々に怪しげな死を迎える。警察は事故死及び自殺として処理するが、そのポラロイドカメラは、悲しきを背負っていた・・。
■本作は2015年、スペインの映画祭で発表された短編映画「PORAROID」を原案とした長編リメイク作である。スペイン映画祭では「最優秀ショートホラーフィルム賞」を獲得している。
■感想
・中盤までは、ポラロイド・カメラにまつわる哀しき過去
-彼らの高校で1975年に起こったローランド・J・セレブル先生が生徒4人を虐殺した過去。そして、ポラロイドカメラに刻まれたR・J・Sの刻印の本当の意味が明かされる場面までは、設定も含めて良かった。
が、そこからの展開及び、呪いの主が映像化されたシーンで恐怖感は一気に弱まる。呪いの主の姿がチープであり、バードの対応方法も想定内であるからである。
スプラッター要素の無いホラー映画の良さは中盤までは維持されているが、最終版の展開が少しだけ、残念であった作品である。-
怖いけど👻
冒頭のママの形見の箱を開けていた2人はだれ?バード達よりも前の話って事?カメラはオークションです手に入れた様だけど、、、
カメラの持ち主だった殺人犯は、娘をいじめた同級生に仕返ししたのか、保安官の言った通り、本当は口封じの為に娘の同級生を殺したのかどっちなんだ?
バードは早い段階でこの霊の弱点を分かっていたようだから、何故、懐中電灯もっていかないかなあ?携帯のライトだって何故使わないんだろう?
怖いんだけど、画面も暗すぎてよく見えないし、細かいツッコミ処が多かった。もう少し話が綿密だったらもっと面白かったかも❗️
知らない人が多いのでは
カメラ女子の主人公はアンティークなポラロイドカメラを手に入れ、クラスメイトを撮っていたが、次々と不審な死を遂げる。
お決まりの流れなので、ある意味安心かも。
典型的な王道スタイル
写真に撮られた人が次々と命を落とすという、どこかで聞いたことのあるストーリーだ。解釈は違えど、「リング」の様な見方も出来る。曰く付きのカメラとの出会いも典型的な展開、その後の恐怖描写も典型的な表現。煽り気味の宣伝文句で期待を高めてしまうが、新鮮味には欠ける印象だ。だが、しっかりと王道を貫いているのは好印象である。恐怖シーンは多くなく、若年層にも受け入れられ易いだろう。
不気味なカメラの音や、見えるようで見えない敵と対峙する恐怖感など、雰囲気でも気持ちを高めてくれる。
残念な所を挙げるとすると、この手のストーリーには必須のサスペンス要素が薄いところだろうか。完全なティーン向け作品として、エンターテイメントな味付けであった。終盤に正体を現す「それ」も、完全な化け物扱いになっていたところは残念だ。
「チャイルド・プレイ」(19)の前に撮られた作品だが、この監督はエンターテイメントに特化し、観るものを楽しませる作品作りが得意なのだろう。
本当に心の底から怖いと思える映画では無いが、ホラー作品としては良い完成度だと思われる。
よくある呪いの◯◯
そのポラロイドカメラで撮られた人が死んでいく…と言う展開。
当初の疑問がこの古いカメラのフィルムがまだ残っているの?だった。販売停止したポラロイドカメラのフィルムって何年間販売するんだろう?
とか考えながら視聴した。
何せ撮られたら終わりで、撮られた奴等が次々地獄行きとなり、中々事象の解明が進まない。
しかもカメラ自身が強力な結界に包まれて容易に壊せない…とか中々に卑怯な設定(笑)
シーンも明暗を際立たせたいのか暗すぎる所が多い。
多少不満は並べたが、佳作のホラー映画として楽しめます。
撮られたら死ぬだけのギミックで終わらせずに頑張って作った感も伝わるし、少々の設定の荒さはスルーして観られるちからがあると思う。
飛び入りで撮影に参加しちゃだめです。
どこかで見たことある子だと思ったら、『僕のワンダフル・ジャーニー』のCJだったのですね。主人公バードは貴重な70年代のポラロイドカメラを手に入れてご満悦。友人たちとのパーティで撮りまくろうとしていたのに、いきなり警官がやってきた。「私アリバイあるわよ」などと言わなかったけど、バイト先のアンティークショップの店員の不審死について訊かれるはめとなった。
どことなく日本風。というのも心霊写真を扱ったり、『リング』に似ているような雰囲気で、それを『ファイナル・デスティネーション』シリーズ風の味付けをしたと言えばいいのかな。被写体の人が死んでしまうと、心霊写真の中の黒い影は消えてしまい、次の写真に移っていく恐怖。大したことないストーリー展開なのに、思わぬところでビックリ音響効果があり、椅子から飛び上がってしまいました・・・
カメラを持ってきたバードは「そんなカメラ持ってくるからだ」と仲間から怒られるも、科学的に解明しようと1974年の事件を調べ始める。そこからはサスペンス風味たっぷりで、性的虐待とかイジメ問題まで絡めてくる。さらには証言にも二転三転し・・・といったホラーサスペンス。最後の必殺技は俺も思いついたよ!
ちょっとリングと似ていて面白い❗
星🌟🌟🌟🌟最初B級映画かと思ったのですがカメラに写った人が次々と変死していく設定がちょっとリングに似ていて意外とハマって観れました❗犯人の正体はちょっとB級ぽいっですが話もしっかりしていて楽しめました❗
ホラー映画好きは必見。サスペンス要素もある、極限の恐怖。
【賛否両論チェック】
賛:「撮られると死ぬ」ポラロイドカメラにまつわる恐怖が、ハラハラ連続の描写で描かれていくのが印象的。サスペンス要素があるのも魅力。
否:急に驚かせるシーンやグロいシーンがメッチャあるので、苦手な人には全く向かない。
「撮られたら死ぬ」というと、最新作の「貞子」みたいなイメージもしますが(笑)、本作も貞子以上にメチャメチャ怖いです。カメラ好きのヒロインが出会った謎のポラロイドカメラが巻き起こしていく、逃れられない死の恐怖に、観ていてハラハラさせられること必至です。
そしてそんな恐怖の中で、「何故撮られたら死ぬのか」という、ポラロイドカメラの呪いの元凶を突き止めようとするヒロイン達を通して描かれる、何が真実なのか二転三転していくサスペンス要素も、また極限の恐怖の物語を際立たせているようです。
急に驚かせる演出がメチャメチャ多いので、苦手な人には観られないのが難点ですが、ホラー映画が好きな方には是非オススメです。
名機Polaroid SX-70の拘り
141.フラッシュは付いていないはずだが、暗闇にフラッシュという恐怖を駆り立てる演出のため、やむを得ずといったところか。この作品にSX-70は外せない。レガシーテクノロジーを上手く使って、過去のホラー作品を再構築している
カメラっていいよね
元々ホラー映画が苦手だけど克服しようと積極的に観てるうちに気が付きました。
洋画のホラーって
モンスター系倒す系と呪術で人間は太刀打ち出来無い感のある悪魔系があるのかな?と、
ポラロイドで写した写真には不気味なものが映り込み、その写真に写っていた人物は…
というのは日本の怖い話によくありがちな内容なのだけど、洋画にすると雰囲気が全然違う!!
実は…
という物語にも深みがあって良かったです。
未だに
105本目。
自分のビビる基準が分からないけど、これはビビった。
もうすぐ終わると思って時計見ると、あと30分もかと。
怖い映画は長く感じる。
でもミッチ・ピレッジが出てきて、あー何かX-FILE感が増してしまったけど、何か最後は放置され、ちょっと可哀想。
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