嵐の中でのレビュー・感想・評価
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顔が濃いバタフライエフェクト
顔が濃いエフェクト
バタフライ・エフェクトみたいなタイムリープモノもの好きなので鑑賞。
タイムリープものの中では面白い方。タイムリープ+パラレルワールドの複雑な設定もすんなり入ってきたし、2時間でうまくまとめたと思う。テンポも良くて序盤から終盤まで飽きることなく観れた。
印象に残ったキャラ
ニコ
ベラと結婚した時間軸のニコが、かわいそうで同情するわ。ベラに人生を狂わされたな。
アンヘル&ダビデ
浮気者コンビ。男ってこんなもんかね。
ダビデのタバコが浮気の伏線になってるの笑った。ダビデはベラと結婚してても、ウルスラと結婚しててもどの道浮気してたんだろうな。
グロリア
ぐうかわ天使。ベラが溺愛するのも納得。
印象に残ったシーン
ニコがアンヘルの家に侵入
ニコの精神力の強さに違和感。死体を見つけて、さらに風呂場でバラバラにされるのを目撃。こんな経験を幼少期にしたらトラウマになるんじゃ…。
「今度は私を救って」ベラが飛び降りて自殺
ニコの思い切りが凄い。ニコに行動を起こさせるとはいえ自殺を選ぶとは…そこまでして元の世界に戻りたかっんだね。
バタフライ・エフェクトでは主人公がヒロインを救う一方だったけど、今作では救い返されるのが新しい試みだと思った。
「いつか思い出すわ」ベラがニコに微笑むところ
この先を視聴者に妄想させる終わらせ方、バタフライ・エフェクトよりはハッピーエンド?
浮気者ダビデと別れてニコとくっつきそう。というかくっついてくれ、浮気者ダビデじゃあんたを幸せにできない。
まとめ
俳優は1人も知らなかったので先入観なく観れた。顔が濃いイケメン好きにはたまらないかも。
タイムリープもの、特にバタフライ・エフェクト好きな人は観て損はないと思う。
嵐と時空
風が吹けば桶屋が儲かるを当てはめると過去を変えてしまったら未来はとてつもなく変わってしまう
過去の人と話をしたい、あなたの未来を私は知っている
もう同じ過ちをしてほしくない、しかしそれが運命ならば甘んじて受け入れるしかないだろうけどこの映画のように自分の行動で過去が変わりそして未来が変わってしまったら運命だと言って受け入れられるのだろうか
もしかしてまだ過去を変えられると思うのは必然
全てがいい方向に行くことはとても難しいでしょうね
過去は変えられない、変えてはいけない
一生背負うものもあるということだろう
シーラ
ベラがどうしても「情熱のシーラ」のイメージが強くて、現代のしかもタイムリープもので演技する姿に違和感。
星のタトゥー気になる。
あ、これは勝手な印象でした。すみません。
車に撥ねられる少年ニコを偶然助けるわけだけど、そこからが長い。
いつの間にかパラレルワールドに入り込んでしまい、必死に娘を探すベラ。
パラレルなんだから、意味不明なことをまくしたてる女性は迷惑なだけ。
ちょっと引く。
遺体を探し出すことが真実に結びつくというのもなんだかなぁ…だった。
別世界の真実なのだから。
頭が悪いのでわからなくなるのだが、ニコとグロリアは同じ世界に存在しないものかと。
ニコを助けたことで、グロリアのいない世界、つまり、旦那とは一緒にならなず医師の道を歩むのかと。
結局浮気をした亭主と別れて娘とイケメン、どちらも手に入れるという、なんとも都合が良い。
ベランダから飛び降りて死んでも、過去を変えればそこも変わるのか〜?
だったら近所の奥さんも殺される前に助けてあげて。
結構この作品おすすめされてるので観たのだが、うーん、残念ながら自分には合わなかったなぁ。
ネタバレありの考察です。映画鑑賞前には読まないでください。
伏線が非常に多い映画でした。全シーン伏線なのでは?と思わせられるくらい、無駄なシーンが1つも無いよう感じられました。面白いです。
ニコが冒頭で「巻き戻し」を押したその日から、時が巻き戻される。
ここの表現の仕方がまず素晴らしかったです。
表情や言動で「?」と思わせる伏線は多々ありますが、その中でも私が好きな伏線は
・モニカの「新居はどう?」→「引っ越しの話を?」→「病院の半分は知ってる」
ダビドと不倫しているからつい口を滑らせたモニカ。何も疑わないベラ。
こんな細やかなところまで伏線がはられていたのには驚きました。
・「最後に娘さんを見たのはいつ?」→「昨日の夜よ」→「君が夫と言っている男性は?」
娘には”君が娘さんと言っているのは”と言わないのが良かったです。
対して夫(ダビド)には”君が夫と言っている男性”。
”ダビドが夫”という事にニコは自然と拒んでしまっているのがグッときました。
君を愛している夫は僕なんだというニコのささやかな独占欲と愛が感じられます。
・この流れでベラから「ニコ・ラサルテ」という名前を聞いて水を飲むシーンも、まるで唾を飲みたくなるような一瞬を、水飲みで大きく飲み込む表現をしているようで好きです。
・”ベラが未来では誰にも信じてもらえない”演出も、わたしはこれも伏線だと思っています。
ニコも「未来の女性」の話を誰にも信じてもらえなかった。
ベラはニコと同じように苦しみ、ニコの苦しみを理解する唯一の人物となります。
ベラはニコが総合失調症だった事や幻覚扱いをされていたことをニュースで知っています。
ミラージュの作者、カレンとの対談にて「私が体験したことだし ニコの写真もある」→「何も証明してない」「私たちは納得する生き物なの」「経験したと感じれば脳は現実だと思う」「幻覚を現実と思うようになる機能があるの」「現実がただの錯覚ならどうなると思う?」
これは、未来のベラが未来の人間と手を繋ぎ、記憶で”体験”をし、”経験”を感じる。
未来の世界では、未来のベラの”写真”も残っている。
でも、ベラはこの世界が現実だと納得は出来ないし、この世界の人にベラの話をしても納得してもらえない。ということを示しているのかなと思いました。
ニコが「今の人生を知りたくないか?」「ここでの君は違う人生を歩んでいる」「その人生も現実で君を大事に思うひともいるはず(大きくはニコの事っていうのもいいですね‥)」
そう聞いても、ベラは「遺体を見つけた」事しかいいません。こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気、総合失調症に似た症状になってしまっているのだと思います。
ニコがカレン作者にニコの存在を隠していたのも、決して信じてもらえない事をわかっていたからですね。
そして、ニコは信じてもらえない原因も分かっていて、”事件”と”未来の女性”を結び付けて話した、「だから疑われた」と自身で語っています。
ニコは未来の女性が現れるのを待ち続け、親友とも離れ、長い悪夢の人生を歩むことになる
次から次へと入院を繰り返し、解放を望み、ベラの存在を否定するまで‥思春期時代でさえも苦しみの時を送ります。
ベラが自殺した理由は、ここに繋がると私は解釈しています。
ベラが誰にも信じてもらえないこの二日間の絶望的な苦しみを、ニコは何十年も味わってきました。
「私に執着せず1989年に戻って成長するの」
娘に会いたいというのももちろん間違いありません。
少年ニコと未来ニコがテレビ電話でつながった時、
少年ニコは、「未来の女性は?」と聞きます。
未来ニコは、「未来の女性ベラに執着・干渉しない事」を伝えたのだと思います。
他にも未来の女性を追っても周りからは幻覚と疑われ、誰も信じてくれない事、自分が病院を転々とし入院生活続きで総合失調症と診断され苦しむ事、未来の女性を愛すこと、その愛した女性の人生を実は変えてしまっていた事、事件を子供の頃に暴いても警察に信じてもらえなかったことなど、すべて話したと思います。
少年ニコは賢いので、少年ニコだけはその話を信じ、未来ニコの言う通りに人生を歩みました。
ラスト、ニコとベラが再開したとき、
「僕を知ってる?」の顔は眉をひそめていますが、
「あなたも思い出す」と言われた後のニコの顔は涙ぐみ、うっすら微笑みます。
この瞬間、今まで執着しないよう封じ込めていた記憶、自分の命を救ってくれた恩人である(幼き頃の)未来の女性を”思い出し”ているのだと思います。
あの日、未来の女性が助けてくれた日の、未来の女性の世界にあった、”現実”と
もしニコが死ななかった世界の”現実”が合わさり、
ニコにとってもベラにとっても”孤独の幻覚”が無い、”現実”となり、素晴らしいストーリーだと感じました。
ベラはダビドと離婚して、グロリアの親権を取り、ニコと再婚する事を願います。
また、これはとてつもなく好きな考察なのですが、
ニコと結婚している世界のベラは、子供がいません。
「優秀なのになぜ医学部を辞めた?」→「グロリアが生まれたし、中途半端は嫌だった」
ベラは医者になる夢がありましたが、妊娠して子供が出来たから夢を諦めました。
「グロリアを生み、医師は諦めた」
「あなたは父親を超えるため修士に進みたがった」「私は自ら進んであなたを支えた」
実際、グロリアの育児や家事をしているのはベラ。
医者になるのだとしたら、これらの両立は厳しかったと思います。
しかし、ニコと結婚している世界では、
子供がいない代わりに病院一の脳神経外科医になっており、夢が叶っています。
ニコはベラの夢をも大切にし、応援してくれていたことが分かります。
ベラの事をこころから愛しているからこそ、ですね。
嵐の中で とても良い映画でした。
タイトルをもう少しオシャレにしてほしいです。
トボけたファンタジーと言った程度のストーリー。
パラレルものなのだが、ストーリーが複雑すぎて、相関関係が分かりにくかったが、あまりにも話が稚拙なので、割りと早い段階で、結果が分かってしまった。
ネタバレにはならないと思うが、また、誰でもそう思うだろうが、助かった少年の人生を考えれば、直ぐに分かる。
また、こんな事件が長い事、未解決なはずはない。
トボけたファンタジーと言った程度のストーリー。SFと称する様だがどこがいったいサイエンスなのだろうか?
主演の女優さんの右手にタトゥーがあった。パラレルな別の人生歩んでいるはずなのに、入れ墨は同じなんだ。と気になった。別に矛盾していないが、子どもの為に、確信を持って行動する割に、入れ墨する余裕はあるんだと思った。
まぁ面白かったかも
YouTubeで「衝撃のどんでん返し作品」と紹介されてて、「ペーパーハウス」の人が出演だから観てみました
やばすぎる人としか思われない行動ばかりする主人公に全く共感できなかったせいか、キレイにまとめられたラストにも大した満足感もありませんでした
良い人であってほしかった人もしょうもない人でガッカリ
主人公がほしかった幸せは別の形で手に入ったのかな
まあまあ
タイムリープ物は大きく外れるものはあまりないけど
これもまあまあよかった。
もう少し派手でも良かった気がするけどね。
でもすぐ忘れそう。。
最後のシーンでニコはベラを覚えてるはずだと思うんだけど
どうなの?
都合の良いゴミ
確かYouTubeでお勧め映画で紹介されてたのかな?
評価も良くて、これはハズレないだろうと見たがハズレでした。
唯一タイムトラベル系で面白く思ったのが一作目のバックトゥザフューチャー位なので、そもそも無線で過去がつながるドラマとか電話で過去とつながった韓国映画のタイムトラベル系が面白くなかったので好きじゃないかも知れませんでした。
ありえない事をありえる様に見せるのが監督の腕に掛かってくるのでは無いでしょうか?
ただの都合の良い映画でしかありえません。
世間で言うゴミ映画でした。
二度とタイムトラベル系は見ません。
家にある古いテレビをつけると、25年前に殺人事件を目撃して死亡した...
家にある古いテレビをつけると、25年前に殺人事件を目撃して死亡した少年と繋がり、その少年を助けたことで未来が変わる話。
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Netflixで配信されてる韓国映画『ザ・コール』とちょっとだけ似てて、『ザ・コール』は過去を変えたら死んだはずの両親が生き返ってくれたけど、今作は主人公が旦那と出会わなくて娘がこの世に存在しなくなる。
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気持ちはわかるけど頑なに娘を返せと主張し続ける女にかなりの自分勝手さを感じながらも最後は上手く丸くおさめたなという感じ。
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天才オリオルパウロ監督も役者も!
見終わった後にもう一度見直しました。こことここがこう繋がってたのかと時系列のメモまで取ってしまった笑。
ラストでニコが少年ニコに話した言葉が回収されてなくて何を言ったのかが気になって仕方ない。そこがあれば完璧だったのに。
物語は25年後の娘の居る世界から!
1989の娘が居てニコが亡くなる世界
1989の娘が居なくてニコが生きてる世界
25年後のニコが居てベラが居る世界(ベラの記憶がない世界)
ラストは25年後のニコの記憶はないがベラがニコと出会う世界。
三つの世界があるんですよね!
そこをうまく回収していくオリオルパウロ監督は天才!!
それだけに、少年ニコに何を話したのかが気になります!
個人の空想の域を出ない狭い話!!
序盤の子供と交信するシーンで、話の分からんガキだなあ空気読めよと思いました。テンポも悪く感じ馴染めないでいると、終盤になって急に進み、男性のモノローグが入って置いていかれ、乱暴に感じました。特定の人と結婚してる・していない、特定の子供がいる・いない、と極めて狭い範囲での影響を表していて、またキャラにも全く愛着を持てなかったのでまた観返そうという気持ちにはなりませんでした。
ニコがイケメン過ぎて……(笑)
スペインの作品を、英語の吹き替え&日本語字幕で観ました(←再生したら、そんな設定になっていた(笑))。
ある嵐の夜に、時空を歪め 分離する扉が開き、主人公の女性は もう一つの人生の中で目覚める…。
何もかもが おかしなことだらけで、愛娘までもが消えてしまっていた。
謎を解き明かし、最愛の娘を取り戻すべく奔走する彼女を待っていたものは……。
恐らく、パラレルワールド的な感じです。
別の時空に娘も存在していた訳で。
こういった時空を超えたりする作品って色々ある中で、こちらの作品は 最高!とまではいかないかなぁ。
先ず世界が狭い(笑)!
未来(過去)の人との交信や、近所で起きた殺人事件 等も織り交ぜているので、見応えはあるかな。
でも何故か私は、観終わってスッキリはしなかったので、自分的にはそこがマイナス点なのかな。
ニコが子どもの頃に 未来の自分から頼まれたことを実行し、また人生が書き直された訳だけれど、最後にニコが見せた、“ついにその日が来た”ことに気付いた瞬間の笑顔は良かった。
ただ、何だか判らないビデオテープをイキナリ子供と一緒に観るなんて、「マジか(笑)!」と(笑)。
アレはないな(笑)
巧みなシナリオと構成
『嵐の中で』鑑賞。
監督・脚本は『ロスト・ボディ』のオリオル・パウロ。
嵐の日に繋がった過去と現在、過去の殺人事件とそれによって人生を変えられた人たちの運命を描いたミステリー。過去と現在が繋がるのは『オーロラの彼方へ』があるが過去に何があったのかを紐解いていくためミステリー色が強い。
とにかく脚本が良い。
伏線が細かく徐々に繋がっていくのはさすが『ロスト・ボディ』のオリオル・パウロ監督。終盤も驚きの展開で残り10分ぐらいからも「ここからどうやって終わらせるんだ!?」と思ったけどそれぞれに決着をつける上手いラストだった。この辺りのまとめ方も『ロスト・ボディ』っぽい。
話題の『永遠に僕のもの』に出演しているチノ・ダリンも主人公を助ける警部補役で出ている。
すべてが繋がるとすばらしい
動画配信サイトにて、あまり期待せず鑑賞しました。
しかし話が後半にかかると、テンポよく謎がとけていきました。
最初に起こる殺人事件が起点となるのですが、ただ一目みると、気持ち悪い殺人事件の印象なのですが、犯人やその周囲の関係する人々・主人公やその家族・過去の少年、それぞれの背景がうまく違った時間軸で描かれていました。
遺体が解体される場面をみた少年が、今後どのようになっていくのか、主人公とどう繋がっていくのかが全編通しドキドキしながら見られました。
ホラ~なのかと思いましたが、ミステリーラブロマンスなのか?
少年の視点から進む中盤からの話が好きでした。結末もよく練られていると思います。
しっとりした画面です
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