「期待値高過ぎたかも…。」鹿の王 ユナと約束の旅 meitamaさんの映画レビュー(感想・評価)
期待値高過ぎたかも…。
上橋菜穂子さんの小説が好きで、鹿の王が映画化と言う事で予告が出た時から公開を心待ちにしてたんですよね。
(実はまだ原作は文庫の3巻中盤まで読み掛けですが)
うーん、必ずしも原作とメディア化作品の内容が全く同じである必要は無いとは思うんですけど…何と言うか。。。
原作じゃなくて、原案…かな?みたいな。
予告編で「映像化不可能と言われた〜」みたいなナレーションが流れていた気がしますが、今回の映画を観た感想としては、
「(あの世界観を掘り下げるダケの)尺が足りないだけでは???」
とゆー感じでした。
本作、確かにファンタジーなんですけど。
上橋菜穂子作品の魅力はファンタジーなんだけどリアル(生々しい)所だと私は思っています。
違う世界の話だけど、其処で生きる人々の話。
登場人物それぞれの想いやバックボーンがしっかりあるんですよね。
流石に其れを映画の中で全て触れるのは無理があるとは重々承知だったけど…いくら何でも掻い摘み過ぎでは?
(そして端折る為に色々変え過ぎでは?)
何か画面派手にする為にファンタジー感(?)を盛り過ぎでは???
一緒に観に行った夫は「面白かったけど、原作とか読んでないから説明不足な感じしたかも。」と言ってましたが、私は「コレジャナイ感」で消化不良気味です。
良かった点はホッサルと飛鹿とED曲。
流石、鹿はいい仕事しますねwww
原作未読で今回の映画で評価が下がった人は、原作読んで欲しいなぁ…え?全然違くない??ってなるから。
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