ロケットマンのレビュー・感想・評価
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微妙……
天才ミュージシャンのリアルな孤独を描くという映画だと思って観たけれど、感情的な、人間味的なリアルさはあまり感じられませんでした。
エルトン・ジョンやイギリス音楽史に詳しい人ならとても楽しめると思います。
前半のワクワク感はすごかったです。ミュージカル要素はこういう風になるんだ!と思ったし、タロン・エジャトンの動きも歌声も素敵。ファッションもかわいい。
本人が制作に関わっているからなのか、存命だからなのか、彼の人間性を貶めないようにかなり配慮されて制作されているように感じてしまいました。
あと天才ミュージシャンがヤク中に陥るのは仕方ないこと、みたいな価値観古い気がします……。
後半の陰鬱さは孤独や愛への渇望からきていると思いますが、リアルな孤独を描くには省略してしまった人間関係がいくつかあるように感じ、個人的にはその深刻さがあまり伝わりませんでした。
期待したほどでは、、
若くして成功し、何もかも手に入れたが両親からは何故か愛されなかった歌手の話。父親も母親もどうしてまだ可愛い盛りの年の息子にあそこまで冷たくあたるのか最後まで理由が分からず、モヤモヤ。息子を溺愛するのも良くないが、まるで自分の子ではないみたいに冷淡で無関心な態度を取り続ける両親が理解できない。唯一おばあちゃんが優しいのと、友人のバーニーが見放すことなくずっと寄り添ってくれていたことが救い。バーニーがいなかったら本当に破滅していたんじゃないだろうか。でも本当は両親(特に父親)に世界的歌手になったことを認めてもらいたかったんだろうなぁ。この点はちょっと切ない。
同じイギリス人ミュージシャンの話ということでどうしてもボヘミアンラプソディーと比べてしまいますが、残念ながらやはり本作は見劣りします。ボラプの方は圧倒的に歌が素晴らしい!日本人にもよく知られた有名な歌ばかりで、たとえ役者本人の歌唱でなく吹替えであってもめちゃくちゃ感動しました。一方で本作はタロンエガートン本人による歌唱だそうですが、ほとんど知らない曲ばかりだし、そもそもエルトンジョンの声自体にあまり特徴がない(←個人的感想)?ので彼のファン以外の人は似てるのか似てないのかさえよく分からない(笑)せめてもう少し有名な曲を多く使えばもっと楽しめる作品になったのではと思います。あと、なぜミュージカル映画にしたのだろう。個人の人生を描く作品ならボラプのようにドキュメンタリー風にした方が良かったのではなかろうか。登場人物が急に歌いだすと真面目な場面でもふざけているように感じるミュージカルはあまり好きではないので。(ミュージカルはサウンドオブミュージックとグレイテストショーマンだけで良い!)ボラプは涙ポロポロ鼻ズルズルでしたが、本作は泣くようなことはありませんでした。
タロンエガートンとエルトンジョンならキングスマンゴールデンサークルをお薦めします!本作より断然面白い❗❗
健在者の自伝的映画だからね…
エルトン・ジョンをこよなく愛する者ではないが、ボヘミアン・ラプソディとの対比で観賞。結果、本人の孤独と類い稀なる才能ゆえの苦悩は伝わってきたが、何かもの足りなさが残り余韻には浸れず。
ボヘミアン・ラプソディの製作に携わった監督が作ったからなのか、親に認められない寂しさ、全米での公演、ヒットチャート、同性愛、ドラッグ、更正…とボヘミアン・ラプソディと構成やテーマがだぶり、目新しさがない。それに加え本人が健在だから、伝説感がでない。
ファンにはたまらないのかもしれないが、既視感が強くもう一度見たいという衝動には駆られない。
ただ、時代背景なのか、父親の一貫性のなさ、母親の傲慢さには辟易する。あれでは、エルトンじゃなくても心に傷を受けるわ。もう少し愛情注げよって。逆にぐれずに音楽に傾倒し育ったエルトンは偉いわ。
それにしても稀有なアーティストというのは常人には計り知れない感性があることを改めて実感しました。
完全にミュージカル♪
冒頭から、突然歌い出して踊り出す。
それが、ほぼ全編通して続けられる。
完全にミュージカルじゃん♪
ストーリーは、愛されたいが誰にも愛されないエルトン・ジョンの成功と孤独を描く。
ほぼ『ボヘミアンラプソディ』のフレディのような人生だけど、『ボヘミアンラプソディ』との大きな違いは、『ボヘミアンラプソディ』の圧巻のラスト20分のような、心揺さぶるモノが、ほとんど無かったところ…
製作総指揮にエルトン・ジョン本人が参加してるので、ストーリーに嘘は無いかも知れないけど、持ち歌をミュージカルにしてしまった分、物語を(フィクションにして)ドラマチックに出来なかったようにも思える…
曲は良い曲が多かったんだけど…
それにしても、男同士の濃厚ベッドシーンを大画面で観るのは、ちょっと…
めっちゃくちゃ感動・・・・
劇場でギャンギャン泣いてしまった・・・。
孤独に嘆き、愛に餓え、苦しみ続けた天才の生き様がぐさりと胸に刺さる。
音楽の入れ方や物語のテンポ、ダンスシーンの入れ具合なども私の好み。
エルトン・ジョンに詳しくなくても非常に楽しめる一品でした
エルトン、スゲー才能知らなかった‼️
昔、外国人の知人が、桑田佳祐を見て、エルトンジョンの真似か?音楽もplagiarismが多いな、と言っていた、その時は余り気にしてなかったけど、今日この映画🎥を観て納得しました。
この映画🎥ミュージカルかな❓内容は考えさせる良い映画でエルトンジョンの凄さを痛感した。
主観ですが、ホモセックスの描写要りますかね、全く興味無いので気持ち悪かったー、昔から芸事に才能ある人は同姓愛者が多いと聞いていたけど本当かもね。
愛とは
結論からいうと重たい内容でした。
非常に作り込まれていてすごく考察しながら見ていかないとスピード感に追い付いていけない作品かなと。
エルトンジョンは世代ではないので知識ゼロで観賞したのですがすごい人生を経験してきたのだと、自分がいかに幸せかと痛感させられました。
ボヘミアンの後でしたので二番煎じになるのではないかと不安でしたが、見事にボヘミアンを臭わせないストーリー構成で作り上がって感激しました。
あまりに作り込まれ過ぎていたので良い意味で期待を裏切られました。
ミュージカルだったらもっと徹底して欲しかった
エルトン・ジョンの半生を描いた伝記ドラマ見てきました。
エルトン・ジョンは大ファンとまではいきませんが、私が20代の頃、エリッククラプトンの25周年だったかな、東京ドームでライブをした時に、ゲストとして来日して、生で見て、エルトン・ジョンの凄さを体感して好きになりました。
本作品、映画として見たら少し中途半端だったかな・・・・
ミュージカルにするのなら、徹底するなり、普通のドラマとして、ライブシーンなどを忠実にやれば良かったのにな・・・・
楽しみにしていた分、少しがっかり・・・・
しかし、全体的には良く出来た内容で面白かったです。
去年公開された「クイーン」の映画と違い、タブーな部分もしっかり描かれていたので、エルトン・ジョン自身を知る上で大変に良かった。
内容を見る限り、エルトン・ジョンがライブで派手なパフォーマンスをするのは、誰からも見られたい、愛されたいと言う彼なりの欲求なのかか・・・
しかし、デクスター・フレッチャーって上手い監督さんだね、去年の「クイーン」映画も大変に良かったけど、「クイーン」の映画の後の作品だったので、クリエータとして、前作と差別化して作りたかったのかな・・・・・
エルトン・ジョン役をタロン・エジャトンが熱演していたけど、エルトン・ジョンと言うよりは、ジョンベルーシに似ているなと思ったのは俺だけかな・・・・
エルトン・ジョン好きなので、矢も盾もたまらず8/23の初日に観に行...
エルトン・ジョン好きなので、矢も盾もたまらず8/23の初日に観に行った。映画館は大行列で、「え、皆、エルトンのファン?」と思いきや、ほぼ同じ時間に「おっさんずラブ」の舞台挨拶があるためと判明。ロケットマンの館はガラガラだった。感想はミュージカルであることに異論はあるが、内容は面白かった。ただ、やはり「ボヘミアン」と比べてしまう自分がおり、「ボヘミアン」のように号泣するほどではありませんでした。でも、観ておいて損はない映画だと思います。
自伝的映画なのに…
ちょっと前に、似たようなストーリーを観たような。
たくさんの名曲を聴かせてもらえます。
ただ、願わくばもっとライブ感を。もっと、隅々まで訳詞の字幕を。ミュージカルはいりません。
加えて、主役、本人共にキングスマンのイメージ強すぎ。変なコスチュームのイメージ強すぎ。雑念が邪魔して感動が薄れてしまいました。…主観です😅
吹き替えなし、ってスゴい❗
最高!
自分の青春時代にいつも聞いていたエルトン・ジョンの半生を名曲オンパレードで振り返る最高の映画でした!
エルトンが製作総指揮してるのも驚き!ストーリー的にはボヘミアンラプソディのフレディ・マーキュリー同様にゲイのスーパースターならでは悪い男に騙される展開や幼少時代の家族環境、成功と裏腹の孤独等々ですが、音楽と演出が素晴らしいです!エンドロールの映画のシーンと本人写真との比較は面白かったです!特に子供時代のエルトン役の子役はそっくりでビックリしました!
タロン・エガートン 最高です!
ボヘミアン・ラプソディーと比較されがちですが、その比較しての観方はちょっと違うような気がします、どこがってうまく言えませんが。
エルトン・ジョンの紆余曲折だらけの半生を改めて目の当たりにするとともに、家族の愛に恵まれなかった彼の生い立ち、最も信頼している生涯の相棒 作詞家バーニーとの出会いや数々の名曲たちがどのようにして誕生したか等々をミュージカル的展開の中で知ることができとても納得し、感動しました。特に名曲『Your Song(僕の歌は君の歌)』の詞を受取り作り上げるシーンは愛のない(?)母親にも目をむかせ、バーニーの表情がみるみる変わる様を見て涙が出てきました。それにしても主役のタロン・エガートンの歌唱力には脱毛、失礼脱帽です!(うまい?!自画自賛)『SING』の中でもエルトンの曲を彼が熱唱していたそうですね。(すみません、吹替のスキマスイッチ大橋さんで聴いていたので)
『Goodbye Yellow Brick Road』などそれぞれの曲が映画のシーンと相まってこの映画のために作ったかのように思えてきます。また少年時代の自分(ドワイト少年)をハグするシーンも涙ものです!エルトン世代もそうでない若い方々も是非映画館で名曲を素晴らしい音響でご堪能下さい。
エルトンとミュージカルの相性が抜群
開始数分で完全に映画に引き込まれました!
まるでジェットコースターの様に涙とユーモアで進むストーリー展開は、最後まで全く飽きさせず、エルトンの暗い側面をミュージカルで表現したのが最高にマッチしていて良かった。
エルトンという人間性とミュージカルのコミカルさってすごく合っているなと感動。
贅沢を言うと、最後の締め方がちょっと弱かったかなぁと。
ボヘミアンラプソディーと同じ監督と後で知り、これまたビックリ。
個人的にボヘミアンの方は駄作…とまでいかずとも、かなり微妙でした。
同じ監督でここまで違うテイストの物になるのは脚本家も関係するのかなな…?
エルトンについては、ある程度知識あり(でも曲は好みではない)状態で鑑賞しましたが、彼について全く知らない人が見ても映画として楽しめる作品だと思います。
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