ロケットマンのレビュー・感想・評価
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早死にしなかったロックスター
27クラブとまでは言わないけれど、ジョン・レノンは40歳、エルビスは42歳、フレディー・マーキュリーは45歳、マイケル・ジャクソンだって50歳で死んでいる。
クスリと酒、同性愛におぼれ=助けを求め=ながら、よくもまあ70歳過ぎまで生きたものである。
しかし、エルトンのすばらしい作品は70年代半ば、20代までのものである。
生物的命は今も続いているが、アーティストとしては、27歳までで終わった人、と断じていい。
筆者も中学生のころの1970年代、エルトンの歌が大好きだった。
あのころに戻りたいね。
映画はエルトンをリアルタイムで知っている人間にも納得、満足できる作品。
再見したいわ。
エルトンジョンの事は知らずに観ました
エルトンジョンの苦悩やなぜ成功したかを、深くはわかったとは思いません
しかし、終始映画の中に入り込んでいるような、感覚になれました
これがミュージカル映画の力なのだろうか
ミュージカルらしからぬミュージカル
エルトン・ジョンを知らない人も、曲を知っている人も、エルトン・ジョンが好きな人はもちろん楽しめるミュージカル映画。タロン・エガートンの歌唱力と演技にも感心してしまった。そう言えば「キングスマン:ゴールデンサークル」で二人は共演してたなぁ。何かの縁でしょうか…何度も観たい映画。
見やすい
エルトンジョンはキングスマン2で本人が出たということで両親が喜んでいた記憶程度でしか知らない人だったのでとても面白かったです!
今回の映画はボヘミアンラプソディーとは違い小さい頃から今にいたるまでをミュージカルで描いています。なので、とても見やすい作品になっている反面、感情移入がしにくかったというのが個人的な感想です。
あそこまで自分を曝け出したエルトンに拍手‼︎
どんなシーンから始まるのだろうと思っていたら、予想だにしない冒頭でまずびっくりした。かわいそうすぎる少年時代。「ハグして」ただそれだけのことなのに叶わない。愛がもらえない日々。エルトンのことはあまりよく知らなかったし、何曲か聴いたことがあるくらい。それが耳にしたことがある曲が始まって、楽しいミュージカルになってゆく。その曲の当てはめ方がうまいなぁと思ったことと、驚いたのは、エルトンの声でなく、タロン・エガートン自身がすべて歌っていることだ。顔は全然似せていなかったけれど、素晴らしかった! 愛に裏切られてばかりのエルトンだったけど、バーニーという人と知り合えたことは、最高に幸せだったと思う。曲作りにおいても、人間としても… 最後本当のエルトンの少年時代の写真が出てきて、映画の子役にそっくりなのには、驚いた。こっちはちゃんと似せてた。
グッバイ・イエロー・ブリックロード
スーパースターなら誰もが抱える苦悩が見事に描かれていたと思った。スターならではの孤独を、ドラッグ、属性、家族、才能などと織り交ぜて描く、70年代お決まりのストーリーは、なんだか安心してしまう。その中のクロコダイル・ロックはムチャかっこいい。心の葛藤の末作り出されたグッバイ・イエロー・ブリックロードは、涙が出る。そして、もう一度、彼のクレージーなピアノと繊細な声を聞き直したいと思った。それから、映像の滑稽さは、エルトンのお茶目なメガネとマッチしていたと思った。
エルトン・ジョンの素顔を知る
エルトン・ジョンについては、名前と派手な外見ぐらいしか知りません。それだけに、周囲を笑顔にするような明るい人かと思っていました。しかし、本作から、彼の半生はむしろその真逆だったことを知り、衝撃でした。子供の頃からずっと愛を求め続ける、孤独な人生だったことが、切ないほどによく描かれていると感じました。
本作では、彼の独白によって半生を振り返る構成がとられており、幼少期から話を起こしています。そして、それが実にテンポよく、ターニングポイントを絞ってまとめられているように感じました。無論これは彼の「孤独」を描くという視点から切り取ったもので、彼の人生の全てではないことは言うまでもありません。しかし、おかげで彼についてほとんど何も知らない自分でも、彼の人生を間近で見てきたような錯覚にとらわれるほどわかりやすかったです。
物語が進めば進むほど、彼の寂しさや悲しみは深まり、苛立ちが隠せず、酒やドラッグに溺れていく姿が本当に痛々しかったです。そして、それと相反するようにド派手になっていくステージ衣装が、彼の孤独感の裏返しのようで、今までとは全く別の意味を持って見えてきました。
そんな彼を変わらぬ友情で支え続けてくれたのが、生涯の相棒バーニー。エルトンの求めるものは、ずっと前からすぐそばにあったのです。そのことに彼が気づいた時の感動がとても心地よかったです。私たちの知らないエルトン・ジョンを、圧倒的なパフォーマンスと熱量で演じ切ってくれたタロン・エガートンに心から拍手を送りたいです。
耳に馴染む
ほとんどエルトンのことは知らず、派手で有名な大御所ミュージシャンという印象しかありませんでした。
本作で彼の半生にはじめて触れましたが、酒、ドラッグ、セックスと、若くして成功した有名人にありがちなことをしていたんだな、と思っただけで、特に感慨深いものはありませんでした。しかし、彼の作った楽曲はどれもキャッチーで、つい口ずさみたくなるメロディには、脱帽を禁じ得ません。また、ライブでは「エルトン・ジョン」という人物を演じることでファンを楽しませようとするプロ意識にも、頭が下がるばかりです。
そんな彼を演じ切ったタロン・エガートンも、すばらしかったです。贅沢なことを言わせてもらうなら、「ポヘミアン・ラプソディ」のライブシーン並みに、彼の歌声を長く聴きたかったです。
頭皮が寂しくなるにつれてグラサンがリッチになるエルトン
ボヘミアンラプソディーに、ちゃんとした映画的なドラマを足した感じの映画。
素晴らしいけど、ボヘミアンラプソディーの頭のおかしい感じが薄くなってさびしい。
あと、エルトン。お前の母ちゃんめっちやエロいな、
泣ける
31歳の私は世代でなくエルトンジョン氏の事を殆ど知りませんし曲も知りませんでした。
それでも、映画を見て鳥肌が立つシーンや泣けるシーンが幾つもありました。
少なくとも2回は泣いたと思います。
エルトン氏の人生に深く感情移入しました。
そして、キングスマン好きの私にはタロンが主役なだけで嬉しかったのですが、歌唱力・演技力が抜群にうまく感動しました。
良かったけど、ちょっと長くてアッサリ終わる
全盛期には生まれていないものの、曲は知っている程度の世代です。
エルトン・ジョン本人にはそこまで関心を持ったことがありませんでしたが、あのド派手な衣装のパフォーマンスの裏に隠された苦悩をよく知ることができ、改めていろいろ曲を聴いてみようと思いました。
ただ、苦悩の時間が長〜い割に終わり方はアッサリ。もうちょいカタルシスが欲しかった。ライブシーンで終わった方が気持ちが高揚した気がします。
注意点としては、ミュージカルが苦手な人は入り込めないかもしれません。
(エルトンに限らず)登場人物が急に歌い出すタイプの映画なので。
私はミュージカルも好きなので楽しめました。
タロンエガートン歌うま!
エルトン・ジョンの幼少期の親から愛されなかった事での人生を通しての苦しみ、エガートンのエルトン・ジョン化が半端なくて、しかも吹き替え無しの上手さ!Your song*制作の時の場面は感動ものです
曲をもっと攻めて欲しかったが全体的にクオリティが高い作品でした!
調理法はこれで良かったのかな!?
朝イチの回に観たら、胃もたれしました。今回は少し辛口に。
エルトン・ジョンというエピソードに事欠かない極上の素材を前にして、腕の立つ料理人であるハリウッドの脚本家と監督は気合いが入り過ぎたかしらね。もう少しシンプルに演出してもよかったかなと思いました( ´_ゝ`)
例えてみると、味付けがいろいろありすぎて、私は感情移入がしずらくなりました。ミュージカルシーン入れて軽妙さもあり、重いテーマは一転して重苦しく描いてみせたりね。秘話も無く、あまりに有名なエピソードばかりなのでなおさら、派手な演出は観客を物語に引っ張りこむ力強さが足らなくて、あくまで私の見方ですけど、演出に背骨が通ってない印象ですかね。甘辛しょっぱくて酸っぱくてホロ苦い・・・結局、ボヤけた味わい
食後にさっぱりしたもので、口直しが欲しくなりました。
「曲満載」
エルトン・ジョンと言うとやはり昨年1月の「キングスマン:ゴールデン・サークル」の本人登場にはびっくりしました。
いい曲は一生心に残ると思います。
エルトン・ジョンの曲満載で良かったです。
ライブにはアーティストそして観客を変える力があると感じます。
ミュージカルだが良かった
先日ボヘミアンラプソディーを観たばかりで、こちらの映画もあのような感じなのかと思ったら、始まってすぐ、かなりのミュージカルだとわかった。個人的にミュージカルは好きではない。ただ、観ている間にストーリーに引き込まれて、踊りながら歌うことが気にならなくなった。エルトン役の俳優さんが歌っているらしいが、本物さんをあまり知らないので似ているかはわからないけれど、すごく上手!お友達のバーニー役の俳優さんがかっこよかった。エルトンの人生はハチャメチャで、かわいそうだけれど、良い方向に進み、気持ちの良い終わり方で満足です。
ハゲとんジャン!とからかわれていたあの頃を思い出す。
「うちの家系は代々禿げていくから」などと親戚が集まったときに笑い話をする、どこにでもある風景。そんなジョークをまさに口にしたエルトン母さん。ハゲとメガネはエルトンのキーワードとも言えるものだから、その辺りをずっと注視してみました。タロン・エガートンの歌唱力ばかりが注目されるも、時代ごとに髪の毛を抜いていってるな~と感じさせるほどの役者魂に胸を熱くしてしまいました。
今回は友人(ホモ達ではない)と一緒に鑑賞。彼は青春時代をエルトンと共に歩んできたような男なので、曲にまつわるエピソードやウンチクを語ってくれました。バーニー・トーピンとの出会いと、ホモセクシャルであると気づいたエルトンが彼にキスしようとするシーンでは、席を一つずれようかとも一瞬考えたのですが、バーニーの言葉に我に返りました。創作という仕事の繋がりと厚い友情があるからこそ拒んだ姿勢に涙ぐみ、人生にとって最も大切な親友だったのだと感動しました。
父親からは嫌われるくらいの仕打ちをされた少年時代。ロック界で成功して億万長者になっても、その薄い愛は変わらなかったところに愕然とさせられた。やがてマネージャーのジョン・リードとも不仲になり、ドラッグとアルコールに溺れていく・・・もう、ミュージシャン映画のこのパターンは飽きるくらいに観ているけど、成功すればするだけ本物の愛がなくなってゆく。まぁ、プライベートでも幸せなミュージシャンなんてほんの一握りなんでしょうね。家族愛に関してだけ言えば、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)とは真逆かもしれません。
日本でもなじみの深い「ユア・ソング」、『あの頃ペニー・レインと』(2000)でも歌われた「タイニー・ダンサー」、『幸せになるための27のドレス』(2008)でも歌われた「ベニーとジェッツ」、『キングスマン ゴールデン・サークル』でも使われた「土曜の夜は僕の生きがい」などが好きなのですが、とにかく良かった。このタロン・エガートンが全て歌ってることで芸術性は高まってるのですが、エルトン・ジョン本人の歌も聴きたくなりました。
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