ロケットマンのレビュー・感想・評価
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使命
たとえば、一般の人々が夢に向かってあくせくと死に物狂いで働いてもまず叶わない
才能とチャンス、でも才能が人を上回りすぎると手に負えなくなっちしまうのだろうか
チャップリンは時代と国に弾かれ才能を全うできなかったように思います。
また、ホイットニーも…
でも、もしかしたらその時のそれが最大で神が与えたもうた使命みたいなものを全うしたのかも知れないとも思うのです。
人は若くして死ぬと「志半ば」などと言いたがるでしょうが使命をおびて生まれそして死ぬ、若かろうが老人だろうが知りもしない
彼はまだ生きている、まだ成すべき事があるのでしょうね
ここでこんな文章をのせている私にも…ね
泣ける、、
エルトンジョンをほぼ知らない世代ですが、ボヘミアンラプソディが良かったので見ました!
主役のタロンはキングスマンで知ってたのでちょっとイケメン過ぎないか!?と思ってましたが予想以上にはまり役でしたね🎵
途中まで誰からも自分のことを理解されず、親とも分かり合えず見てて辛かったですが、、最後にはハッピーになれて本当に良かった!アイムスティルスタンディングで何故か泣けました、、、唯一知ってる曲でした。
知ったのはSINGでですが(^-^;
伝記映画ではなくミュージカル
個人的に、エルトン・ジョンの曲は「ユア・ソング」くらいしか思いつかない程度だし、本人についても「キングスマン」にヘンテコな格好で出てた面白おじさんくらいの印象だったけど、そんな印象ががらっと覆る良作。
途中でブッチしたブライアン・シンガーに変わって「ボヘミアン・ラプソディー」を完成させたデクスター・フレッチャーが、「ボヘミアン~」とは全く違うアプローチで完成させたのは、まさかのミュージカル。「ボヘミアン」と違って主演のタロン・エガートン自ら歌ってるのに驚いたし、歌も上手かった。
彼のあの面白い格好は、“自分”を守るための鎧だったんだね。
「ボヘミアン」の大ヒットで割を食ってしまった感はあるけど、とても面白い作品だった。
エルトンジョンについてはユアソングしか知らず、外見も知らないくらい...
エルトンジョンについてはユアソングしか知らず、外見も知らないくらいのど素人なのですが、こんなに孤独で苦しい人生を送っていた方だったとは…。
序盤はミュージカルで気が散って曲に集中できなかったので、ミュージカル仕立てじゃない方が良かったな。
無理して笑顔を作っているのがとても辛くて…優しい方なんだなと、作り笑顔を見るたびに涙がじんわり…。
破滅の道を進むのではなく、更生と真の友愛の道へ進めて本当に良かったな。
背景ついて知ると、歌詞がより刺さるなぁ。
ボヘミアンラプソディーは見ていたけどこっちの方が好きですね。愛のな...
ボヘミアンラプソディーは見ていたけどこっちの方が好きですね。愛のない家庭で父親も母親も精神年齢が子どもで自分の子までに愛情が行き届かない感じで育ち天性の才能からチップスターとなっていきますが精神的には崩壊の道を辿っていきます。でも最後は自分から施設に入り復活していきます。崩れていく所はキツかったです。そしてハグが一番のキーワードになっていきます。自分で答えを見つけていく。これが一番だね。
めちゃくちゃ良かった!
エルトン・ジョンか、あの奇抜なイってるおっちゃん
な、ボヘミアン・ラプソディに比べたら、
音楽もよく知らんし映画館で観るのはやめとこ。
と思ってた自分を恥じる。
ボヘミアンのライブエイドの演奏シーンと比べると、
見劣りするように思うけど、
そんな事はない、
もっとパーソナルで一人の誰からも愛されなかった
孤独な男のもがき苦しむ話だった。
LGBTモノとしても秀逸で、
エルトンとバーニーの関係性がとても良かった。
愛に限りなく近い友情、
あるいは愛より深い友情を感じられた。
永遠のリトルダンサー、
ジェイミーベルも良い大人になってて嬉しかったし、
タロンエガートンはいずれスゴい作品に出て、
スゴい俳優になって行くんだろうなぁと思ってたら
すでにスゴい俳優でした。
上京する時に母親にyour songのCDを送ったのを
思い出しました。
エルトンジョンの見る目が変わりました。
しかし、母親は酷いヤツだ。
エルトンジョンって共作だったんだー。そんなことも知らずに観ました。...
エルトンジョンって共作だったんだー。そんなことも知らずに観ました。曲はセンチメンタルで素敵なメロディーが多くて好きですが、見た目とのギャップを感じるのはそういうことだったのかと合点が入った。それにしても、才能に恵まれた人って華やかな舞台の影で大変な苦悩を味わっている人ばかりだな。後日談として愛するパートナーに出会い子育てのため仕事をセーブするとあり、心から良かったねと思ってしまった。
『ボヘミアン・ラプソディ』と表裏一体、夢と現実が交錯するミュージカル
厳格な父と奔放な母、そして優しい祖母と暮らす少年レジーは天性の音楽センスを開花させて瞬く間にピアノを習得するがエルヴィスのアルバムを聴いてロックに目覚め、近所のクラブでのバンド活動、エルトン・ジョンへの改名、バーニー・トーピンとの出会いを経てスターダムを駆け上がる。しかし彼には誰にも埋めることの出来ない深い心の闇を抱えていた。
何と言っても監督がタロン・エガートン主演で全編DX-7が鳴りっぱなしみたいな80’s賛歌『イーグル・ジャンプ』のデクスター・フレッチャー。途中降板したプライアン・シンガーに替わって『ボヘミアン〜』を仕上げた人でもあるので、エルトン・ジョンの怪演が印象的すぎる『キングスマン:ゴールデンサークル』のマシュー・ヴォーン製作下でのタロンとの再タッグは期待以上の傑作でした。
どうしても『ボヘミアン〜』と比較されてしまう作品ですが、リアルな描写に徹していた『ボヘミアン〜』とは違ってこちらは夢と現実が渾然一体となったラリラリのミュージカル。随所に仕込まれるモブシーンは極めてテクニカルで大胆なのに繊細な演出。ステージ衣装がどんどん派手になっていくにつれて胸の奥に潜む闇がどんどん広がっていく様は悲惨ですが、それがちっとも湿っぽくないのはタロン・エガートンの軽快な演技によるところが大きいかも。劇中歌はタロンが歌っているのでエルトンっぽさが薄くなっているのも個人的には好み。バーニーに一途な想いを募らせながらマネージャーのジョン・リードとの関係に溺れて身を持ち崩してゆく辺りは『ボヘミアン〜』におけるフレディとメアリーの関係に重なるものがありますが、こっちはオッサン同士なのでやっぱりサバサバしています。しかし『ボヘミアン〜』とこっちの両方に登場するジョン・リード、どっちもクソ野郎として描かれてますが本人はどう思ってるんでしょうか。道歩いてたら生卵とかぶつけられそうで心配です。
『ボヘミアン〜』では『ブレイク・フリー』のPVが再現されてましたが、こっちでは『アイム・スティル・スタンディング』のPVが再現されてます。これずっとロケ地はリオだと思ってましたがカンヌなんですね、初めて知りました。『ブレイク〜』は1984年、『アイム〜』は1983年の曲なので『ボヘミアン』と本作、表裏一体というかBTTFとBTTF2のように同じ時間軸で別々に進行しながら影響し合っている作品と言えるかと。
エルトンの母シーラを演じているのはブライス・ダラス・ハワード。色気を振り撒く30代から老齢までを見事に演じ分けていて圧倒的な貫禄を示していました。一応実録モノなのでエンディングはお約束のアレですがここにもあっと驚くネタが出てくるので要注意。そんなトコにまでこだわってたのか!?と驚愕しました。
ノスタルジックなエルトン・ジョンの半生・・・って感じ。
そー言えばエルトン・ジョンのアルバムって聴いた事ないなぁ。
この映画に流れる数々の名曲は然程このアーチストに注目していた訳ではなくても、どこかで聴いた曲ばかり。
ミュージシャンの孤独と苦悩を描いた作品は「ボヘミアン・ラブソティ」と同様のフォーマットでありながら、こちらはミュージカル仕立て。
これがいいのか悪いのかは見る側の価値観に左右される。自分としては別なアプローチが無かったのかとちょっと残念な感じ。
どちらかと言うと非常にノスタルジックな印象を受ける。そー言えばちょろっと流れる完全忘れてた「ヴィクテム・オブ・ラブ」やラストに流れる「アイム・ソー・スタンディング」なんか懐かしさをグっと感じる。
しかしエルトン・ジョンの衣装ってなんであんな派手で変なんだろう・・・
これを観て、随分前に観た「プリシラ」(ゲイの4人組がオーストラリアをバスで旅するロードムービー?)で登場人物が着るド派な衣装(白鳥やエリマキトカゲを模した)を思い出した。
壮絶な孤独と疎外感は壮絶な名曲を生み出す
「ロケットマン」、当然「ボヘミアンラプソディ」と比較されるんだろうけど、むしろ映画「ザ・ウォール」を思い出したな。ロケットマンのシーンとコンファタブリーナムのシーンはシンクロするよね。壮絶な孤独と疎外感は壮絶な名曲を生み出す。
いけてなさ感
幅が広い数々の名曲、しかし本人はいけてないというのがエルトンジョンの印象。いけてなさを輪をかけて強調しかねない衣装や演出をしてくるエルトン。I’m still standingのPVの再現映像、それをあえて最後にチョイスするあたり、エルトンらしさともいえる。彼はフレディではない。映画全体のつくりのゆるさもエルトンらしいかもしれない。曲の順番と時間軸をバラバラにしたのは違和感があったが。
曲が強い。
曲含め、あまりエルトン・ジョンのことを知らない自分にとっては、アーティストの印象がそのまま作品の印象と直結してるような感想になったと思う。
僕のエルトンジョンの印象はいちアーティストが一曲持ってれば一生食えるような泣きのバラードを量産している感じ。それ故に、曲達を並べた時にあまり抑揚がなくなってしまうっていう。
そしてこの映画もミュージカル仕立てなのがあいまり、ドラマ的な抑揚を感じとりにくかったです。
それでもユアソングのくだりとロケットマンの映像はグッとくるものがあったな。
ミラーボール的なクレジットのデザインはかなりツボでした。
華やかでかわいくてとても楽しかったです
たのしかったです!半分くらいミュージカル調だったのが予想外でびっくり。もっと重たい内容になるかと思ったら思いのほか軽やかに描くのでさわやかな後味。
華やかでかわいくてとても楽しかったです。
スターダムに躍り出たことでの会社と個人での意思の違いからの苦悩。愛されたことがなく、飢えて失うことへの恐怖に追い込まれて、マイノリティへの差別に淀み、薬とセックスに酒、あらゆる快楽へ依存し病んでし壊れかけながらもずっと支えてくれた親友に背を押されながら再起を目指して自分と向き合う、激動の半生。
華やかなステージ、ポップな歌、ゴシップ記事、虚構と事実の入り混じったニュースでしか知らなかった一面から、それらの奥にあった物語を見て、あらためて音楽を楽しみたいと思いました。
ショーマストゴーオン
「ボヘミアンラプソディ」の大ヒットを受けて、急ごしらえで作られた二番煎じ? 柳の下にドジョウが二匹? てな印象から放置してたんだけど、エルトン・ジョン。スティーブン・キングをして“とてつもない名前”と言わしめた彼の永年のファンとして、これはやっぱり観ておかなければ、と思い直してギリギリ最終週に劇場で鑑賞。
フレディと同じく愛に飢えた孤独な魂の咆吼、という構図はまあ想像通り。濡れ場は「ボヘミアン」より少しだけ踏み込んでいたけど、まだちょっと痛さがあるのはこちらがノンケだからか。ここを美しく撮れる人が出てこないものか。案外、女性が撮るとよいのかも。
ミュージカル仕立ての演出が素晴らしいのは多くの人が指摘しているけど、「ビッチイズバック」で子供時代へスリップする冒頭の高揚感はうまい。うまいといえばタロン・エガートンのボーカル。吹き替えなしだってね。
伝記映画で素晴らしいのは「レイ」が思い出されるけど、あの格調高さはない。本人が存命だから、まだ伝説になり得ないのだろうけど。まだまだ元気で頑張ってほしいものである。
壁を超えてこその才能
子どもの頃から聞いていた、あの名曲の数々の裏にこんな哀しい人生が隠されていたとは。
どうにも埋められない寂しさは、富や名誉では補えない、何とも皮肉な銀実。
それでもエルトンには、友だちが、親友がいたよね。気づけなかったけど、望む関係ではなかったけれど、誰よりも理解してくれた親友と、出会えたよね。
見捨てなかったよね、彼は。エルトンを。
ずっと、見守ってきたよね。
その人の存在が、どれほど心強いものか。
肉親で得られなくても、いいじゃない。
自分を大切にしてくれる人がいる。
出会いは人を変えるんだ。
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