劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんのレビュー・感想・評価
全178件中、121~140件目を表示
新手の長編劇場版CM
くしくも泣いてしまったぜ
シンプルでいい話◎
隠れた名作
分かっていても泣ける
想定外にいいよ、この映画。
終わった時に思わず「良かった」とつぶやいてしまった。席半分くらいしかうまってなかったけど、もっとお客さん来てもいい映画。
まず話しのテンポがいい。
飽きさせない、余計な事を考えさせない。
こりゃないわ!とかわざとらしいなぁ〜とか心の声がつっこみを入れる映画は多々あれど、この映画は最後までそれがなし。ぐいぐい見るものを引きつけ、引っ張っていってくれる。
そしてゲームの映像がきれいだし、現実の映像とゲームの映像のバランス、使い方もいい。
チャットのシーンに声をあてて実際にしゃべっているように見せてるのもみんなが頭の中で想像してるのを表現しているようで感情移入しやすい。
自分もオンラインゲームやったことないし、なんとなくのイメージしかないけど、お父さんがゲームを始めるくだりを一緒に体験して自然にゲームの世界に入っていけるようになってるから知識が無くても大丈夫。ほんと、丁寧に作られてる。
なんならもう1回見てもいいかも。
想定外に楽しめた一本でした。
洒落た世界観が楽しい
ファイナルファンタジー(スクエアエニックス)はプレイステーションで遊んだことがある。ロールプレイングゲームなのでバイオハザード(カプコン)やメタルギアソリッド(コナミ)などのアクションゲームとは違って、レベルを上げたりレアな武器を手に入れたりするのに本筋と無関係な場所を何度も行き来しなければならず、途中で辟易した記憶がある。それでもフェイ・ウォンのEyes On Meが聞きたくて頑張ったこともあったしその後もいくつかのタイトルを遊んだが、それもプレステ3までで、プレステ4を購入することはなかった。
本作品はファイナルファンタジーⅩⅣを積極的に肯定する。様々なエリアやダンジョンに赴き、ミニゲームやミッションをクリアしながらジョブを身に着けスキルを鍛えレベルを上げる。そして見知らぬ人同士でハンドルネームの交流をし、パーティを組んで冒険に出かける。ときに遭遇する強大な敵に対しては、各人のジョブとスキルを最大限に活かしてバトルを試みる。敵はあくまで仮想敵であり、バトル上でしか存在しない。他人を陥れるようなオンラインゲームもあるかもしれないが、ファイナルファンタジーシリーズはなべて平和的だ。やっつけるというよりもミッションをコンプリートするという感覚である。
ビデオゲームは人間の想像力に訴えるゲームだから歳を取っても楽しめる。加山雄三さんや鈴木史朗さんがバイオハザード好きなのは有名だ。お二人とも80代である。
さて本作品のお父さんは還暦だが、還暦くらいならまだまだ現役のゲーマーはたくさんいるだろう。むしろプレステのプレイヤーは年配の人が多い気がする。というのもプレステは主に自宅でやるものだから、スマホが主体の若者よりは年齢層が高いのではあるまいか。
本作品を見る限り、最新のファイナルファンタジーは大画面の液晶ディスプレイ向けに画像がとても美しくできている。これもCPUの処理速度やメモリの容量が飛躍的に向上したからであろう。この美しい画像のゲームをスマホの小さな画面で遊ぶのはもったいない。
さて本作品は映画としてはほのぼのとしたホームドラマである。切羽詰まった問題もなく家族の危機が訪れる訳でもない。ただギクシャクしていた父と息子がゲームを通じて漸く触れ合うことができたという単純な話である。しかしそれがいい。坂口健太郎と吉田鋼太郎の名演技あってこそではあるが、実利のあることばかりが意味のあることではないという洒落た世界観が楽しい。なんだかんだで最後まで面白く鑑賞できる。久しぶりにプレイステーションを引っ張り出して遊んでみようかという気になった。
ぴょん、ぴょん
話やアイデア、設定は最高
ハーバリウム好きの設定なのに超平凡なハーバリウムだった。
???との闘いを抜けた先に感動が
新宿東宝シネマズにて鑑賞
序盤は坂口健太郎くんとアバターの違和感にどうしても馴染めず、
吉田鋼太郎さんのお父さんが何故そんなに家庭に厳しいのか
それはただ口下手だからなのか、仕事人間だからなのか、
何故仕事を辞めたのか(終盤で分かるのだが、実際それが理由なのかは語られない)
途中のテレビのニュースは仕事を辞めた理由ではないのだろうか
麻生祐未のお母さんは優しい理想の母親で妻なのにお父さんは何も相談しなかったのか、
何故お父さんと仲直りしたいのか、そもそも単身赴任して仕事一途の人間が家庭に戻って来たというだけなら、そんなに口も聞けない程仲が悪くなるものなのかな
等々、せっかくの名演技も説明と見せ方の下手さで泣きどころも何となく乗り切れず
もう少し上手い見せ方はあったのではないかと残念が多かったです
ただ、やはり出演の俳優陣の演技はそれらを後回しにする程素晴らしかった
親子のコミュニケーションの断絶と和解というテーマは日本版『オーロラの彼方に』という感じです
深くはないですしありきたりですがそこそこの感動は味わえるのではないかと
全178件中、121~140件目を表示