劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんのレビュー・感想・評価
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没入
不覚にも涙が。
TVシリーズから気にはなっていたのだが、観る機会に恵まれず本作が初見。
なもので、前作のイメージにとらわれずに楽しむ事が出来た。
会心の出来だと思う。
作品としても面白いし、FFだってやってみたくなる。MMO RPG経験者としては、その時の風景や時間が蘇ってくる。FFの画面やキャラに興味もあって観たのだけれど、満足。
おそらくなら映画用のアングルや繋ぎ方、表情なんかもあって、アレを期待してプレイすると違和感を覚えるのかもしれない。
終始、和やかに話しは進み、MMOあるあるなどのエピソードもツボ。
かと思うと、中毒性が多分にあるゲーム性や、同調圧力にもとれるパーティシステムなんかも紹介されてる。
面白いの裏側もしっかり描いてくれてた。
息子が発案する大胆な会話方法が肝の本作。
FFのプロモーションとしての側面は軽々クリアし、劇中劇を担うゲーム世界は美しく、アクションは派手だし、エフェクトが大袈裟でも違和感などあるはずがない。つまりは、地味なヒューマンドラマのはずなのに視覚的にめちゃくちゃ楽しい!
双方向にWIN-WINな構成だった。
ただラストは好みが分かれるところか。
距離感が近過ぎて食傷気味だ。
「一緒に遊ぼう」のカットさえなければ…。それを匂わす程度で、一歩前くらいの幕引きが俺的には好みだった。
単純な事だけど、ラストの白のポロシャツは良い仕事してた。
明るい色を着ようと思うくらい前向きな気持ちを取り戻したんだなぁと。
些細な事だけど、衣装部さんGJ
ハーバリウム好きの設定なのに超平凡なハーバリウムだった。
内容としてはまぁまぁだったけど、母親役がハーバリウム作りが好きという設定なのに、どこにでも売っている様な超平凡なハーバリウムだった。
こういうちゃんとした映画は細部にわたって、こだわりあるちゃんとしたものを作るべきだと思います。
???との闘いを抜けた先に感動が
新宿東宝シネマズにて鑑賞
序盤は坂口健太郎くんとアバターの違和感にどうしても馴染めず、
吉田鋼太郎さんのお父さんが何故そんなに家庭に厳しいのか
それはただ口下手だからなのか、仕事人間だからなのか、
何故仕事を辞めたのか(終盤で分かるのだが、実際それが理由なのかは語られない)
途中のテレビのニュースは仕事を辞めた理由ではないのだろうか
麻生祐未のお母さんは優しい理想の母親で妻なのにお父さんは何も相談しなかったのか、
何故お父さんと仲直りしたいのか、そもそも単身赴任して仕事一途の人間が家庭に戻って来たというだけなら、そんなに口も聞けない程仲が悪くなるものなのかな
等々、せっかくの名演技も説明と見せ方の下手さで泣きどころも何となく乗り切れず
もう少し上手い見せ方はあったのではないかと残念が多かったです
ただ、やはり出演の俳優陣の演技はそれらを後回しにする程素晴らしかった
親子のコミュニケーションの断絶と和解というテーマは日本版『オーロラの彼方に』という感じです
深くはないですしありきたりですがそこそこの感動は味わえるのではないかと
期待以上でした
むかしFF好きだったので思い出しつつ今のFFこんなんなんだと思いつつ、ひとりひとりの描写や心情、エピソードも、丁寧に演出されていて、本音で繋がり合えるというオンラインゲームの世界で、現実の世界のギャップを埋めてゆこうとするひたむきさや、現実の苦悩を生きる辛さとが交錯する中で、
しばし現実も忘れられるようなFFの美しく壮大で没入感のある絶景が、広々と雄大に広がる世界。
もっと軽いタッチの映画かなと思ってたんですけれど、ゲームをしている時の深くあの自分の内面の底のあたりに入り込んでゲームの世界に没入しているような感覚が、終始続いて話しが進んでゆくので、普通のSF映画で感じる時とはまた違った、ゲームの世界ならでの没入感があって、
終始、親を想い続けるなんとも言えない切なさや、深くディープで腹の奥がジィーーーンと締め付けられて同じ世界を生きているような感覚がありました。
何度も観たくなる映画でした。
坂口健太郎さんや、吉田鋼太郎さんはもちろん、今回、山本舞香さんが好演されていて、彼女の出てた作品何本か観ましたが、どれもツンツンしてるだけのものが多かったように記憶していますが、たぶん今回いちばん可愛いくて、何をしててもちょうど良い可愛さの妹役になってて引き立て役になっていました。
この映画を観る前に、今日も嫌がらせ弁当観てて、母娘親子が外の世界と自宅などで繰り広げるとても良い作品でしたが、こちらは父息子親子のディープな世界感と外の世界との展開になっていて、対照的な映画となっていました。
ちょっと可笑しかったのが、どちらの映画にも、鍵を握る人物として、佐藤隆太さんが出演されていて、おいおいさっきの映画で佐藤隆太さん観たぞと思いつつ、かたや主人公と同じ境遇のネット友だち、かたや主人公の上司を演じられ、まったく別の役で演じられている佐藤隆太さんの好演もみものでした。
この映画、嫌がらせ弁当とセットで観れたのも、案外良かったようにも思いました。
親子の絆を思い出させてくれる映画となっていたので、家族や親子で観に行っても良いかもしれませんし、親子の関係が、最近ケンカなどして、ちょっとギクシャクしてしまっている時などに、観に行ってみるのも良さそうな親子や家族愛を想い出させてくれるとても良い映画でした。
心に残って何度も観たくなるような映画となりそうです。
思いのほか、ぐっとくる
レビューが高評価でしたので、釣られて観ましたが、大正解でした。とはいえ少し懐疑的で、正直期待度低かったです。ゲームのネタで、さらにお父さんネタだしなぁ。それが、まさか、こんなに感動的に仕上がっているとは! まさか、ゲームを通じて家族を取り戻す物語となるとは、思いもしなかった展開。
昇進を目前に会社を辞めた仕事一筋の父親。それが気になりながらも面と向かうと、上手くコミュニケーション出来ない息子。そこで彼が企てたのが、昔一緒にやったファイナルファンタジーファンタジーを父親にやらせて、ゲームの中で本音を聞こうという作戦。ゲーム内の仲間にも助けられながら、父親は予定通りゲームにハマっていく。そして…。
お父さん役の吉田剛太郎さん、さすが。寡黙で厳格な父親かと思いきや、実は茶目っ気たっぷりで、めちゃめちゃいいです。まるで子供のように、奥さん(財前直美)にコントローラー取るあげられるくだりが好きです。息子の坂口健太郎くんも、実家から通う若手サラリーマンのイメージにぴったり。彼の仕事で成長するドラマもまた、ストーリーに彩りを添えて、良い味付けでした。リアルとゲームの世界がうまく絡みながら、どちらの世界でも様々な問題を乗り越えていく。「レディープレイヤー1」とは違い、日本の身近に起きている物語に仕立てている、ありそうでなかった設定かと。
ファイナルファンタジーは、昔からちょこちょこやってたので馴染みはあるのですが、オンラインはやったことなかったので、なんか面白そうですね。仕事引退して時間持て余したら、オンラインゲームもありかもですね。
2019-57
FFのエンディングテーマってなんであんなに心踊らせるの。
なんなんですかね、あの感情は。
あまりFFは詳しくないのですが(13途中で止まってる...久々やろかな)、
小学生の時、親戚の家でやらせてもらったFFのわくわく、高揚感、幼いながらに幻を感じ、もはや恍惚だったのかもしれません。
大人になると同じ感情は芽生えなくなりますが、あの時の感情を久々に思い出しました。
ドラマ部分はとても王道です。
でも王道ってやっぱいいよね、って思えます。
坂口健太郎君タイプの、大人になるにつれ会話が減ってしまったタイプも、
山本舞香ちゃんタイプの、言いたいことは強く言えるけど、お母さんほど繋がってないかなってタイプも、少なからずどちらにも共感できるのでは。
親といえど他人ですし、わからない部分はあります。特にまだこの世代は、仕事づけのお父さん、家庭にいるお母さんという構図のほうが多いはず。
私も会社でのお父さんを知らない。
家ではたくさん喋るけど、なんかもどかしくて聞けない部分もあります。
そこをつついてくるドラマの部分が素敵。
んでそこに吉田鋼太郎さんの萌え萌え攻撃なわけで。
なにあれ可愛すぎやろ。
しっかり泣かせてくる、いいお父さん。
笑いどころも多々あり。
日常に疲れたときにふらっと見てみてください。
FFのきらびやかな世界観(景色)にダイブしたいという欲求すら忘れてしまった、疲れた現代人でしたが、ちょっと体が軽くなりました。
ほっこり、良作でした。
まぁ、これと言って特筆するような内容や演出もありませんが、ご家族で観ても安心できる作品かなと感じました。
当方、ゲームには興味は全くありませんし、原作も存じ上げませんが、ゲームは知らなくても楽しめました。ただ、知っていればもっと楽しめたかもしれませんね。
さあ光の戦士たちよ、戦いの地へ。
オンラインゲームはしなくても、会話のない親子がどうにかして相手の心を知ろうとする努力は伝わってくる。ゲームの中だけは本音が言えるって、Twitterや一時期流行ったmixiもそう。そこの中でつながっているフォロアと信頼を重ねていきながら、次第に自分自身のことを安心して話すことができていく。こうでもしなきゃ本音が言えないなんて、と嘆く前に、こういうものがあるからこそ本音が言える、とポジティブに捉えれば、ネットの世界も住みやすいものだよ。
親子の絆
ここ数年テレビゲームから離れていましたが
FFは好きだったので鑑賞しました。
途中笑えるシーンもあり
男性同士の親子の会話ってこんなもんだよな!
って僕自身に重ねて見ていました。
オンラインゲームの中で交わされる親子の会話が
時代だな!って感じるところでもあり
素直に話す事が出来るのも
切なさ、嬉しさいろんな感情で観ることが出来る
感動的な映画でした。
オンラインゲームの新たな可能性を見た
RPGは好きだけど、FFは一度もやったことない+原作もドラマも知らずに鑑賞。まさか泣くとは思わなかった!
今までオンラインゲームはやったことないし反対派だったのですが、考えが変わりました。オンラインゲームという仮想現実の世界にもこんなに温かい場所があるのかと。
ゲームの中でしか繋がれない相手、だからこそここでしか言えないこともある。それに救われている人たちがいる。たかがゲームと馬鹿にできないです。
ゲームのシーンは本物のFF14の画像なんでしょうか?めっちゃ綺麗!そしてスクリーンの大きさで見るモンスターが激怖い!!迫力満点です。
1つ悔やまれるのは、やはり私自身がFF未プレイであったこと。プレイヤーなら使われている音楽にテンション上がるでしょうし、ゲームネタに共感できたでしょう。
ですが未プレイでも原作を知らなくても、心温まるいい映画でした。プレイヤーは必見、非プレイヤーにもオススメの作品です。
ベタは最強!
原作未読。
上映前にチラシやWebであらすじをチェックし、これは面白そうと思ったとき「こんな内容でこんなオチじゃないの?」と意識せずに物語を想像すると思う。
そのオチ正解です。
既に半分ネタバレてるならつまらないのでは?と思うだろうけど、それは良いさじ加減で楽しませてくれる。
ゲーム初心者のお父さん勇者のネーミングセンスのダメっぷり。
無駄にピョンピョン跳ねたり、コミュニケーション取りたいのに取れずに不振な動き。
そして、お父さんの成長と本心は……。
本当にベタな内容なのにクライマックスは泣いてしまった。
予告の間、ずーっと喋っていて殴ってやろうかと思っていた後ろの座席のお兄さんに至っては、顔を覆って泣いていていて「お前、案外イイ奴だな」とそこでも感動。
ただ、邦画は少しでも手を抜くと「これ2時間ドラマでいいんじゃね?」と思ってしまう。
今作もとっても、とっても惜しい。
個人的になんだけど、BGM全部ゲームからで良かったのでは?
オフィスのシーンとかに合わないかもしれないけど、あの挿入歌よりも良いと思う。
エンディングもゲームのエンドロールみたいな無駄に壮大な感じにすれば余韻が残ったのに……。
……とはいえ、本当に面白かった。
自分はゲームをやらないけど、やってる人なら自分の知ってる場所が出てきて更に楽しいと思う。
ある意味、新しいご当地映画なんだろうな。
無理に泣かせようとしてないけど泣ける映画❗
星🌟🌟🌟🌟🌟最初父親と息子の絆を描いた作品でゲームパートは添え物程度と思っていたのですが…実写、ゲームパート両方良くできていて凄く良かったです❗無口で頑固な父親を吉田鋼太郎、優しいけどちょっと頼りない息子を坂口健太郎が演じてますが二人の役が凄く合っていてハマって観てしまいました❗特に坂口健太郎が役づくりかどうか分かりませんがちょっと可愛い感じで吉田鋼太郎演じる父親としては口に出さなくても実は息子が凄く可愛いいのだろうなと言う感じが凄く伝わってきて脚本も良いですが二人の配役の勝利だと思います❗ラストは思わずウルッとしてしまいました❗ちなみに吉田鋼太郎さんゲーマーだそうですが下手な芝居上手かったです❗
ゲームに興味無いし全くノーマークの作品でしたが とっても良い内容で...
ゲームに興味無いし全くノーマークの作品でしたが
とっても良い内容でしたし、ゲームの世界が想像以上に綺麗でした!
近しい人には見せられない二面性は皆にあると思います
ちょっと引いちゃう様なお父さんの二面性には苦笑いと言うより、あいちゃくが湧きました( ´͈ ᵕ `͈ )
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