「ゲーム知らないけど、楽しめる。」劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲーム知らないけど、楽しめる。
ゲーム好きなら、もっと楽しめると思う。
ストーリーは、よくまとまっていて、納得出来る。
合格点だと思う。役者もみんな上手いし。
少しの疑問と、注文を書きたい。
コレは、父が「光の戦士だ!」って話しなんだから、
どう戦士なのか、今ひとつ感あり。
映画だと、病気に立ち向かう決心して、手術受けました。
ってだけの感じがします。
実際は、家族を守る為に、会社人間となり、専務になる直前でリタイアしている。社会人としては、とても優秀であろう。
家庭では、奥さん子供とはあまりコミュニケーションもなくなり、存在感は薄いけど。
この、会社での戦士ぶりを息子がゲームを通じて、知ることとなっていく展開なら、もっと感動するんじゃないか?
ゲーム初心者ながら、
戦略は理論的で、素晴らしいとか、
諦めかけた仲間たちを、鼓舞するところとか、
仕事の苦労をあの談話室見たいなところで、優秀さと、お茶目さを
もっと垣間見えたら、どうだったろうか?
あの、光の中に入っていくところで、
会社での活躍場面がフラッシュで入って、
子供の頃の少しの思い出と重なり合って
いたとしたら。今は、お互い上手く会話も出来なくて、
でも、本質は変わらない、素晴らしい男だったんだ!
まさしく戦士だったんだ!
という方が、深みがありそうだけどなー。
別の論点。
一流企業に勤め、専務にもなろうと思う社会人の家庭での存在の、現実はどうなの?
多分週休2日だろうけど、そんな子供との時間って取れないのか?思い出となる出来事が、あまりないのが現実?
あと、奥さんとなんで結婚できたのかが疑問。
今は、無口なのは解るけど、昔は違うから結婚したわけで、
その辺は、省略でみんな納得なのかな?
ワンシーンぐらい、こんな感じの若者だったよ、ってあると
わかりやすいけど。
でも、面白い映画ですね。
山本舞香も良かったです。もっと活躍してほしいひとり。
今でも、活躍してるけどさ。