「FF14買って帰りたくなる」劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん アニメ映画が主戦場さんの映画レビュー(感想・評価)
FF14買って帰りたくなる
クリックして本文を読む
余命幾ばくもないヒロインが出る邦画ラブコメが嫌い。
冷えきった家族がふとした切っ掛けで再生する邦画ファミリー映画が嫌い。
漫画やゲームの実写化邦画が嫌い。
感動と云う言葉を安易に使うことが、大嫌い。
感動した。
久々に観終わった時に過分な充足感を味わった。
「これは凄く良いものを観たなぁ」
と余韻を楽しめた。
冒頭に書いたように、嫌いなもののパッチワークみたいな設定なのに、完敗。…ゲーム世代だからかなぁ?
普段は良かった点を列挙するのだが、本作美点の全ては一つに集約していると思う。
インディ(吉田鋼太郎)の声である。
ゲーム内のキャラクタの声に違和感が無い。
他のアバターの声もそうなのだが、特にインディの声は素晴らしい。堅く、暖かく、コミカルでキュート。
彼らの会話はゲームの中なのに生きている、生命感に溢れている。
そのことでFF14が只のゲームなのに、もう一つの実体を持った世界に感じられる。
お父さんがゲームに没入して行くことに嫌悪感が無い。惹き込まれる。
うーん、本当にFF14やるかなぁ。
コメントする