いなくなれ、群青のレビュー・感想・評価
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作品の評価が見終わった後ジワジワ上がる
あらすじを読んで何となく面白そうだなぁ、と感じて観に行った。設定がかなり手が混んでいて難しかったが、終盤にくる種明かしで一気に引き込まれた。ミステリー作品なので作品に関してあまり触れるのは避けるが、捨てることに関して考えさせられる作品だった。
ファンタジー要素もあって
不思議な作品でしたが十分に楽しめました。
まりえちゃんに合っている役柄で違和感なくストーリーに入っていけました。
階段島や魔女や失くしたものなど色々解明すべき点について原作を読んでみたいと思います。
余韻が続いてます。
公開初日、舞台挨拶後娘と拝見しました。柳監督と俳優さん達のお話以上に最後まで引き込まれました。原作未読で映画を観る派ですが、まるで小説を読みながら、自分の頭に浮かんだ風景、人物像がスクリーンに映り出されたようで、ゆっくりと深く心に響き、原作を読みたい、映画をまた観たいと思いました。素敵な時間、映画をありがとうございます。
もう一度観たい映画
横浜さん、飯豊さん、黒羽さんをはじめ、生徒役のキャストがそれぞれ個性がちゃんとあって、演技も素晴らしかった。特にナドは本当に小説から抜け出たかようにイメージ通り。
子供が観る胸キャンラブストーリーとは全く違って、ラブストーリーではあるが、それよりも深く考えずにはいられないストーリー。
昨日観たけど、朝起きてもまだ余韻が残っている。
映画を観てこんなに引きずることって今まで何回かしかないかな。
青と緑に統一された世界観が美しい。監督、若いのにすごいな。階段島自体が儚くて脳裏に焼き付いて離れない。
もう一度観ようと思う。2回観たらまた違う一面に出会える気がする、そんな映画。
「面白かった」と一口で言えなくて、すべての人に共通する物語だと思う
映画を観終わって。
登場人物たちが目の前の自分から目を背けたり、向き合ったりする。
その描写は他でもなく、いつかの自分、もしくは鑑賞者にも向けられる。
「今、自分はどうだろうか」と、ふつふつと考えてしまう時間でした。
はっきりとした答えとか映画を観てスッキリしたい人には向いてないかも。
モヤモヤ、自分と向き合える作品だと思う。
登場人物たちが失くしたものは何か、で、自分が失ったもの、またもう一度拾いたいものは何か?
呑みながら感想を話してもいいかも。
いや、学生にこそ観て欲しいけど、ただ全然学園ものラブきゅん映画ではないです。
あとは映像美の素晴らしさは必見。
みなさま、ぜひ劇場で!
好きな世界観
今注目してる俳優さんがメインキャストで出てるということで観に行きました。原作はあらすじをパラっと見た程度だったけど、これ実写難しいんじゃないの??とあまり期待せずに観賞。
結果、私はとても好きな世界観でした。映像も美しく、一人一人のキャラも個性があって面白かった。
とても考えさせられる映画で、原作が小説だからかもだけど、映画を観終わった後、1冊の小説を読み終わったかのような余韻がありました。
セリフの一つ一つが聞き逃せず、重みがあり、また、言葉の選択とかがとても素敵でした。
最後は原作を読んでみたいと思わされました。
ただ私的に残念だったのはエンディング曲かな・・・最後は余韻に浸れるような優しいエンディングがよかったなと思いました。あとラストはちょっと急展開すぎるというか、無理矢理感あったような気もする・・・原作だとどうなるんだろ??とりあえず原作読んでみます。
映像の綺麗なミュージックビデオとして、原作知らない人は絶対観るなよ!
ステータス:
2ヶ月前に原作小説を4巻まで読了。作中ストーリー把握済み。小説の難しい心理描写等をどうやって映像化するのかに興味があり閲覧。
一言で言うと:
"ミュージックビデオとして"映像だけ観れば最高!それ以外は最悪!
①ストーリー:
一番最悪な部分。原作読んでいても、強引なストーリー展開とカット割りに終始苦悶。ヒロイン達の単純な恋愛関係ではないもっと根本の部分、若者のアイデンティティーの部分の完成度があまりに中途半端。
また、作中の重大イベントの作り込みが中途半端。もう少し作り込みしないと、クライマックスで感情移入できないし、途中で「え?これってそんなに大変な事態になってたの?」と呆れる始末。
②演技:
横浜流星くんがドンピシャ!特に、抑揚のないナレーションとセリフは”観る側に考えさせる”ものになってる。ただ、原作独特の詩的な台詞回しが、映画だと変にワザとらしく見えてしまう。
飯豊まりえは下手ではないが、原作とは噛み合ってない。キャラの深みを感じず通り一辺倒な印象しかない。
③映像:今作での1番の推し。何かのミュージックpvだったら...と考えてしまう。特にあるシーンで山を登っていくシーン、あれは映画でしかできない表現だと脱帽。
④メッセージ性:あるわけがない。
⑤最も許せない点:
最後のシーン描写で、今作がまるで下手な恋愛映画みたくなっている点。「いや、そうじゃないだろ!」と。原作はヒロイン達が互いのアイデンティティ、「自分とは何か?」「他人とは何か?」という青春問題が主題になっている。勿論、恋愛もあるが、それを越えた人間的成長にゴールを置いている。しかしこの映画は時間不足で、とりあえず「お互い必要だから一緒に頑張ろ」「とりま雰囲気で手つなごー」とった安直な結論、自己満足に終始している。
最後に:
原作読んでない人は、絶対観ないで!原作読んでいても分からないのに、ストーリーわかるとは思えないから。あと、前の席では映画に飽きたカップルが、途中からずっとホッペをつつき合って遊んでいる始末でした。
蒼と碧と青と葵
原作は未読ですが、予告をチラ見する度に気になってたので昼下がりのダイブ。
自分が不惑を過ぎた歳だからなのか終始軽くイライラするものの、全体の流れと瑞々しさ、そして寄り添う様に気持ちの良い背景に何となく引っ張られました。
うん。引っ張られて良かった。自分の年齢とか、時代的な感覚とか、どーでも良かった。この中には普遍的な何かが詰まってました。そして、そこにやられました。
自分はたまたま恵まれたけれども、コレと「トールキン」をセットで観ると、シビレマス。ボクはシビレマシタ。
美しい情景が危うさを平らにしてしまう
原作未読。横浜流星と飯豊まりえが出るから見た。感情の起伏をまったく押し込めた七草をラストまで、こちらの感情を置き去りにしてもなお動じない横浜流星の凄さよ。その正反対にいる真鍋演じる飯豊まりえがまたこの美しい情景に混乱を与えるのに、こちらをざわつかせず引き込む。二人がこうまで正反対なのに、吸い込まれるのは、この美しい情景とのマッチング。
とにかく素敵な作品だった。さて、原作を読もうか…
難解だか最後は後味がいい、岩井俊二みたい
あらすじからミステリーを期待していると、青春ストーリーが始まります。高校生?と思えるほど子供の話。また、どこか無気力な演技なのでちょっと退屈。あれ?期待していた話と違う。
横浜流星も飯豊まりえ、2人とも好きですが、なんか機械的な演技。
後半、ようやくミステリー要素が加わるも、ちょっと難解。ついていけなかったけど、ちゃんと解説されるので安心。
結果、すごく切ない話だった
特筆するべきは、映像美。
不思議な雰囲気と、光のさし方、青っぽい色味で、独特な雰囲気があります。
難解さと雰囲気が、岩井俊二っぽいと思いました。
途中、眠くなりつつ、終わってみればとても後味がいい。テレビドラマでこの演出だと無理。映画ならでは。
たぶん、1晩寝ると、ジワジワきそう。
そういう意味で、岩井俊二監督みたい。
青春群像劇とは
そもそも学生服の子供たちが思春期ならではの悩みと格闘すると言う内容があまり好きではなかったのですが、ミステリー要素があり台詞が詩的でかつ映像が美しいということで観に行きました。結果はとても素晴らしかった。まず内容がミステリー小説原作ということもあり単純ではなく映像の構成も独特で展開も速い。そして若手の演者がそれぞれに演技力が高い。これは少し驚くくらい。台詞が詩的なことに違和感がなく心に刺さる場面がたくさんありました。
現実とも空想ともとれる捨てられた人が住んでいる場所「階段島」が、「素晴らしい場所」だという最後の言葉をみなさんがどのように感じるか 映画が終わった瞬間の劇場内のあの静けさがとても印象的でした。
若手の演者の作品としては珍しく、映画館て観て良かったと思える作品でした。
しみじみと深く心に刺さった
原作を全巻読了済み。素敵な小説だが、これを実写化は相当難しいだろうと思い、気になっていた。
素晴らしかった‼️演者皆さんの力量に感心。
映像の美しさと音楽も秀逸で、余韻に浸っている。七草が、七草そのもの‼️深く深く感動しました。
欲を言えば、原作ではトクメ先生の顔は眉の上から鼻の辺りまでを白い仮面で隠されていたので、そこが残念でした。
また見に行きます。
本当に誰が求めてるんだ…
ここに書くのも悍ましい内容だった。なんかの焼き回しが続き、どっかのドラマみたいな展開。
横浜流星だかなんだか知らないけど、吐きそうなくらいナルシズムに満ちた演技。
観客はまばら。一体なにを考えてこんなものを作ったんんだろうか?
映像もストーリーも美しい映画🎞✨
映像もストーリーもとても美しくて、観終わった後の余韻も心地よかったです。見終わったあととても清々しいきもちになりました。
目を閉じるととても美しい景色が浮かび上がってきます。
色々あるけど人っていいな、生きてるっていいな、って思わせてくれる映画です。
全体的美しく、主題歌のMVへの繋がりもよかった!
本編は全体的に美しく、とても綺麗な映画だった。
主題歌のMVも本編ではもやもやの堀の気持ちが表されたとてもいい作品になっていた!
MVを含めて、完結するとても綺麗な映画です!
原作を上回る美しさ
完璧な映画と言ったら大袈裟になるかな?それくらい素敵な作品だと思う。
横浜君見たさに予習のため原作を読んだら、ドはまりし、階段島シリーズを大人買いしてしまった。久し振りに小説に夢中になった。
映画は小説を上回る美しさ、世界観で圧倒された。主人公2人は特段に良かったけど、他の生徒、担任、時任さんも皆素敵だった。胸を抉るような話なのだけど、暗くはなく、ほの明るい希望がそこにあるような愛しい世界だった。
また見に行くし、皆さんにも是非見てほしい。
全てが美しい
キャストをキッカケに見に行った映画。
全てが美しかった。景色だったり映画の取り方だったり全てが良かった!飯豊まりえちゃんなどの女性キャスト陣がすごく可愛かったし、横浜流星さんも演技が上手だった。キャスト一人一人の個性がきちんとあって覚えやすかった!また見に行きたいです。
圧倒的な世界観
原作を読んで見た。
前半は忠実に美しく自分のイメージが再現された世界観に驚いたけど、中盤からはその想像をはるかに上回る映像美と音楽に引き込まれた。
横浜流星と飯豊まりえも七草と真辺そのもので、ほかの役者も代えのきかない存在感があった。
何度もグッとくるシーンがあり、ラスト鳥肌がたったシーンも。
オリジナルとは違うストーリーを展開しつつも話の本筋は原作そのままで、ラストまで引き込まれた。
ストーリーは難しいと思う人もいるかもしれないが、私の感想としては、「難しい」ではなく「深い」。「驚き」もある。
毎日でも、何度でも観たくなる映画で、何年たっても色褪せない世界観を見事に創り上げていたと思う。
横浜流星の演技も、想像を超えてよかったが、飯豊まりえの存在感がスゴイ。
生まれ持った輝きが真辺そのものであったように思う。
ただ、、好き嫌いは分かれるかな、とは思う。
情緒的なものが好きでない人にはオススメしません。
難解で退屈に感じるかもしれません。
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