劇場公開日 2019年9月6日

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「難解だか最後は後味がいい、岩井俊二みたい」いなくなれ、群青 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5難解だか最後は後味がいい、岩井俊二みたい

2019年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

あらすじからミステリーを期待していると、青春ストーリーが始まります。高校生?と思えるほど子供の話。また、どこか無気力な演技なのでちょっと退屈。あれ?期待していた話と違う。
横浜流星も飯豊まりえ、2人とも好きですが、なんか機械的な演技。
後半、ようやくミステリー要素が加わるも、ちょっと難解。ついていけなかったけど、ちゃんと解説されるので安心。

結果、すごく切ない話だった

特筆するべきは、映像美。
不思議な雰囲気と、光のさし方、青っぽい色味で、独特な雰囲気があります。
難解さと雰囲気が、岩井俊二っぽいと思いました。

途中、眠くなりつつ、終わってみればとても後味がいい。テレビドラマでこの演出だと無理。映画ならでは。

たぶん、1晩寝ると、ジワジワきそう。
そういう意味で、岩井俊二監督みたい。

だるまん