いなくなれ、群青のレビュー・感想・評価
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美しい情景が危うさを平らにしてしまう
原作未読。横浜流星と飯豊まりえが出るから見た。感情の起伏をまったく押し込めた七草をラストまで、こちらの感情を置き去りにしてもなお動じない横浜流星の凄さよ。その正反対にいる真鍋演じる飯豊まりえがまたこの美しい情景に混乱を与えるのに、こちらをざわつかせず引き込む。二人がこうまで正反対なのに、吸い込まれるのは、この美しい情景とのマッチング。
とにかく素敵な作品だった。さて、原作を読もうか…
難解だか最後は後味がいい、岩井俊二みたい
あらすじからミステリーを期待していると、青春ストーリーが始まります。高校生?と思えるほど子供の話。また、どこか無気力な演技なのでちょっと退屈。あれ?期待していた話と違う。
横浜流星も飯豊まりえ、2人とも好きですが、なんか機械的な演技。
後半、ようやくミステリー要素が加わるも、ちょっと難解。ついていけなかったけど、ちゃんと解説されるので安心。
結果、すごく切ない話だった
特筆するべきは、映像美。
不思議な雰囲気と、光のさし方、青っぽい色味で、独特な雰囲気があります。
難解さと雰囲気が、岩井俊二っぽいと思いました。
途中、眠くなりつつ、終わってみればとても後味がいい。テレビドラマでこの演出だと無理。映画ならでは。
たぶん、1晩寝ると、ジワジワきそう。
そういう意味で、岩井俊二監督みたい。
青春群像劇とは
そもそも学生服の子供たちが思春期ならではの悩みと格闘すると言う内容があまり好きではなかったのですが、ミステリー要素があり台詞が詩的でかつ映像が美しいということで観に行きました。結果はとても素晴らしかった。まず内容がミステリー小説原作ということもあり単純ではなく映像の構成も独特で展開も速い。そして若手の演者がそれぞれに演技力が高い。これは少し驚くくらい。台詞が詩的なことに違和感がなく心に刺さる場面がたくさんありました。
現実とも空想ともとれる捨てられた人が住んでいる場所「階段島」が、「素晴らしい場所」だという最後の言葉をみなさんがどのように感じるか 映画が終わった瞬間の劇場内のあの静けさがとても印象的でした。
若手の演者の作品としては珍しく、映画館て観て良かったと思える作品でした。
しみじみと深く心に刺さった
原作を全巻読了済み。素敵な小説だが、これを実写化は相当難しいだろうと思い、気になっていた。
素晴らしかった‼️演者皆さんの力量に感心。
映像の美しさと音楽も秀逸で、余韻に浸っている。七草が、七草そのもの‼️深く深く感動しました。
欲を言えば、原作ではトクメ先生の顔は眉の上から鼻の辺りまでを白い仮面で隠されていたので、そこが残念でした。
また見に行きます。
本当に誰が求めてるんだ…
ここに書くのも悍ましい内容だった。なんかの焼き回しが続き、どっかのドラマみたいな展開。
横浜流星だかなんだか知らないけど、吐きそうなくらいナルシズムに満ちた演技。
観客はまばら。一体なにを考えてこんなものを作ったんんだろうか?
映像もストーリーも美しい映画🎞✨
映像もストーリーもとても美しくて、観終わった後の余韻も心地よかったです。見終わったあととても清々しいきもちになりました。
目を閉じるととても美しい景色が浮かび上がってきます。
色々あるけど人っていいな、生きてるっていいな、って思わせてくれる映画です。
全体的美しく、主題歌のMVへの繋がりもよかった!
本編は全体的に美しく、とても綺麗な映画だった。
主題歌のMVも本編ではもやもやの堀の気持ちが表されたとてもいい作品になっていた!
MVを含めて、完結するとても綺麗な映画です!
原作を上回る美しさ
完璧な映画と言ったら大袈裟になるかな?それくらい素敵な作品だと思う。
横浜君見たさに予習のため原作を読んだら、ドはまりし、階段島シリーズを大人買いしてしまった。久し振りに小説に夢中になった。
映画は小説を上回る美しさ、世界観で圧倒された。主人公2人は特段に良かったけど、他の生徒、担任、時任さんも皆素敵だった。胸を抉るような話なのだけど、暗くはなく、ほの明るい希望がそこにあるような愛しい世界だった。
また見に行くし、皆さんにも是非見てほしい。
全てが美しい
キャストをキッカケに見に行った映画。
全てが美しかった。景色だったり映画の取り方だったり全てが良かった!飯豊まりえちゃんなどの女性キャスト陣がすごく可愛かったし、横浜流星さんも演技が上手だった。キャスト一人一人の個性がきちんとあって覚えやすかった!また見に行きたいです。
圧倒的な世界観
原作を読んで見た。
前半は忠実に美しく自分のイメージが再現された世界観に驚いたけど、中盤からはその想像をはるかに上回る映像美と音楽に引き込まれた。
横浜流星と飯豊まりえも七草と真辺そのもので、ほかの役者も代えのきかない存在感があった。
何度もグッとくるシーンがあり、ラスト鳥肌がたったシーンも。
オリジナルとは違うストーリーを展開しつつも話の本筋は原作そのままで、ラストまで引き込まれた。
ストーリーは難しいと思う人もいるかもしれないが、私の感想としては、「難しい」ではなく「深い」。「驚き」もある。
毎日でも、何度でも観たくなる映画で、何年たっても色褪せない世界観を見事に創り上げていたと思う。
横浜流星の演技も、想像を超えてよかったが、飯豊まりえの存在感がスゴイ。
生まれ持った輝きが真辺そのものであったように思う。
ただ、、好き嫌いは分かれるかな、とは思う。
情緒的なものが好きでない人にはオススメしません。
難解で退屈に感じるかもしれません。
#65 人の心を擬人化した映画
一見SF映画かと思ったけど実はラブストーリー。
お互い愛し合ってるのに自分の心を無理矢理打ち消す主人公と彼を追いかけて心を取り戻そうとするヒロイン。
原作が読みたくなった〜。
途中寝ちゃったところもあるのでもう一度観たいけど、WOWOWまで待とうっと。
フィルマークス独占試写会
フィルマークス独占試写会で鑑賞。
ファンタジー要素のある青春ミステリー映画という認識でこの作品を観ましたが、禅問答のような哲学的要素がプラスされた作品でした。
七草役の横浜流星とナド役の黒羽麻璃央の屋上のシーンは彼らのファンには堪らないシーンだと思います。
原作を読んでから映画を観るか、映画を観てから原作を読むか悩む時がありますが、この作品の場合は後者かなと思います。
原作を読みましょう
内容がかなり難しいです。中高校生が見ても、なぜ?がたくさん出てくる神秘的な作品となっています。アニメチックな原作をリアル化した作品とのことですが、1度見ただけでは、ほとんど理解できないため、まずは原作を読んでからと痛感しました。
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