空の青さを知る人よのレビュー・感想・評価
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あまり期待せず観たので思ったより良かった。ただし、絵がアニメと実写...
あまり期待せず観たので思ったより良かった。ただし、絵がアニメと実写?実写風の絵?が混在していて残念だった。アニメにはアニメの良さもあるので、中途半端にするくらいならアニメのままで良かったのでは?主演の吉沢さんは良かった。後半のストーリーはファンタジーとはいえいまいちな気がした。
色々共感
大人でも子供でもどちら側に立ってみても共感出来るところがある映画でした。
いちばんの男前は正嗣くんでいいですかね!
エンドロールを含めて一本の作品になっていると思います。
是非見られる方は、明かりが点くまで席をお立ちにならないよう御願い致します♪
吉沢亮さんよかったぁ……(*´ω`*)
あかねの〝しなやかで強い自己実現の過程〟をこそ見届けるべき
あかねは〝夢を諦めた〟わけでもなく、妹のために何かを〝犠牲にした〟わけでもない。
あおい、というあかねにとって、たぶん自分の命以上に大切に思う存在を守り育てるという違う生き方を〝選択〟しただけなのです。
あの時、東京に行くこと(バンド活動のようなものでひと旗あげるというかなり漠然としたもの)より、あおいを守ることは遥かにリアルに自分がやりたいこととして明確に姿を現していたのです。
〝夢〟というとスポーツとか起業するとか芸能・芸術などの分野での成功をイメージしてしまいがちですが、〝この子(妹)を守り育てる〟ことだって立派な夢なのです。あの時、慎之介について行くことより遥かに具体的で身近な夢がそこにあれば、慎之介でなくあおいを選ぶのはあかねにとっては当然の帰結だったのです。『誰かが引き受けなければならない役割』を選ぶことは何かを犠牲にしてやらされていることと決めつけてはいけないし、そこに自分の存在意義を感じることを夢の実現と呼ぶことに違和感を覚える必要はありません。あかねにとっては、あおいが自分の足で立てるようになること(映画のストーリーに沿って言えば精神的な成長を踏まえての卒業のタイミングがそれにあたるのでしょう)がひとつの夢の達成であり、区切りということになります。
あかねはいつも淡々としており、殊更に強がったり、見栄を張ったりしないので周りの人が勝手に勘違いをして、偉いわね、などと言われてしまいますが、あかねはあおいが真っ直ぐに育っている姿を見ているだけで、心は満たされていたと思います。もし、こんなはずじゃなかった、とか、あなたさえいなければ、という悔恨のような負の感情を引きずっていたら、あおいがあんなに清々しく育つことはありません。
正確に再現できませんが、確か正道に「(今までの私の人生は)誰かに振り回されてるわけではなく自分で選んできた」と言い、なぜ皆んな分かってくれないのだろうという思いやそこはかとなく滲み出る自信を漂わせていたように記憶しています。31歳までの年月はあおいを育てるという自分の夢の実現の軌跡だからこそ、楚々としながらも芯の強さが溢れ出てくるのです。
あおいの成長を見届けた後も区切りをつけることなく、いつまでもあおいに干渉を続けるようなことがあれば、それは毒親・毒姉に変じてしまいますが、今度は慎之介と新たな道を歩いていくことをあかねは〝選択〟しました。これもまたあかねの素晴らしさのひとつです。
以前に比べれば、制度や社会の理解が進んできたとはいえ、女性にとって「子育て」と「夢や仕事の実現」とのバランスをどうとるかは、いまだに難しい問題ですが、あかねの「状況やタイミングに応じたしなやかな決断力、それを実現していく強さ(夢を実現するための献身的な努力)」は見方によっては、男性には味わうことのできないリアルな達成感をもたらすことのヒントになるのではないでしょうか。あおいをここまで育て上げた〝リアル〟と比べた時、慎之介の卑屈な内面のグダグダ感は同じ男として身につまされるような痛みを覚えました。
この映画は、涙無しでは観ていられない感動作のくせして、知らぬ間に女性の『現実に対するリアルな対応力としなやかな強さ』を刷り込まれてしまう、一筋縄ではいかない優れものだと思います。
見上げた空が曇っていても、飛び出せばその先に必ず青い空はあります
前作と前々作は劇場で鑑賞しました。
同じスタッフによる3作目とのこと。
見逃す手はないでしょう、という訳で鑑賞。
予告編くらいしか観ていないので、予備知識ほとんどなしです。
お話の冒頭ではチビっ娘のあおいちゃん。
マスコット的に可愛がられるキャラで、
そんなに重要な役とは思いませんでした。
そんな彼女が高校生になって再登場。
少しばかり偏屈なところのあるキャラに見えて、
積極的にお友達になりたいとも思えない、そんな感じだったのですが
話が進むに連れ、この娘への共感値が上がる上がる。
最後のほう
見ていてとても切なくなりました。
とてもいい娘じゃないですか。
3つの作品を通しての、一番のお気に入りヒロインになりました。
以下、印象に残った場面
「昔のオレが、将来こうなれて良かったと思える自分でいてくれよ」
記憶怪しいですが、こんな感じのセリフ。
18歳も31歳もとっくに通過してしまった身としては
心に刺さるものがありました。
いたた
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
されど空の青さを知る
映画凄く良かった。あいみょんの曲もよかった。
井の中の蛙大海を知らずされど空の青さを知る。
秩父から出たことがなく、いや出られなかった
あかねは空の青さを知る人だったんだね。
お堂から出られなかったしんのも、空の青さを知っていたんだね。
慎之助に空の青さを思い出して欲しい。早く早く。と思いながら・・・
ラストのエンドロールで
あかねと慎之助が結ばれて良かった。
本当に良かった。
なかなか面白かったですよ
アニメって、あんまり見ないので、3部作なんて言われてますが、ここさけもあの花も見てません。
見てないながらに、今回は予告だけで何かピンと来たので見ました。
ストーリーも何となくしか分からなかったので、ここのレビューを見ていきましたが、かなり賛否両論でしたが、見てみて納得。
どういう捉え方も出来ますし、どういう想いを思うかも十人十色なのかなと。
茜が何故東京に行かなかったのか、しんのが何故現在に来たのか、その他色々、劇中には描かれていないそれぞれの気持ち。だからこそ見た人が感じる事は様々なんだろうなと思いました。
まぁ、アニメなのでファンタジーな所は幾つか有りましたが、そこを含めても僕は楽しめたかなと思います。
ネタバレになるので、自分の考えは伏せますが、登場人物皆、ある意味素直なんだなと思います(笑)
僕としては影の主人公は大滝さん(葵の同級生)だと思ってます(笑)彼女が居なかったら、かなりグチャグチャになってたかなと(笑)
あおいは小さい頃、慎之介にバンドメンバーに誘われ、「ベース」と言う...
あおいは小さい頃、慎之介にバンドメンバーに誘われ、「ベース」と言う。だってギターを選んだら慎之介は外される。
そう、あおいは既に慎之介が好きだったんだよ
姉ちゃんを東京へ連れてくなって泣いてたのもわかる気がする
「超平和バスターズ」
長井龍雪監督、岡田麿里、田中将賀の3人で超平和バスターズですが、「あの花」に登場するチームの名前をそのまま使っています。
今作はそんな3人の珠玉の作品。
秩父と言えばやはり旧秩父橋。ここが出るとワクワクします。秩父市役所も登場してロケ地満載。
あおいの家は市役所の担当の方の家をモチーフにしてます。場所は同じだとバレてしまうので、作品では変えています。
池袋からだと特急レッド・アロー号で西武秩父駅まで。
いつか聖地巡礼してみたい。
作品は「四角関係」「二度目の初恋」と映画の謳い文句が見事に体現されていて、涙が頬を伝いました。
感動的作品でした。
酷い
最近の粗製乱造されている内容スカスカアニメの一角。
①お堂問題
設定が良く解らなかったが、あのお堂は公共の建物なのか私有物なのか?
公共の物ならなぜ一味以外のものが来ないのか不思議だし、私有物なら付き合ってもいないバンドの男連中を上げている茜が素行的におかしい。
②要の異空間設定が突飛過ぎて心に響かない
上記の通り。謎の壁も意味不明。
③茜近辺の世代がイージーモード
自分の感覚では公務員になる事は国立大に受かるより難しいというイメージのため、それほど優秀でも無さそうな人材が公務員化していることに違和感を感じた。(世代間ギャップ)
又、葵が茜に対し現状を非難していたが、現状高給取りであるため十分勝ち組。
④いけすかない未来のしんのすけ
完全に目が死んでいて覇気も無い状態であったが、昔のよしみで公務員女子と結婚しヒモと化す。
上記の通り胸糞映画だった。
大人に響く青春ファンタジー
31歳の慎之介と高校生の慎之介、31歳のあかねと高校生のあおい、それぞれの行動にちゃんと理屈や想いや葛藤があるから、4人を応援したくなります。
大人になると我慢とか建前とかプライドとか、色んなことで真っ直ぐでいることが難しい。それでもやっぱり諦めちゃそこでおしまいって事の方が多いし、カッコ悪くても昔の自分から見てなりたくない大人ではいたくないなぁと。でも大人は大人なりに、考えて選んで積み重ねてるんだよということも、ちゃんと描かれていたのが良かったです。
もっと音楽アニメなのかなと思ったけど、しっかり登場人物それぞれの成長がちょっと不思議な要素を交えて描かれた青春ファンタジーでした。もちろん、あいみょん書き下ろしの楽曲はどちらも素敵!
そして、空の青さや紅葉、山の緑や田園風景など細かな風景が本当に美しい。アニメーションの魅力が溢れています。
大人の方が心に響いてしまいそうなアニメ作品でした。
某悪役ピエロの映画よりも鬱になる
同時期にやっている鬱映画といわれているピエロ映画よりもはるかに鬱にしてくれる作品でした。さすがマリィ脚本だぜ!
というのも登場人物全員クソ。どいつも自分勝手だし、主人公も自分勝手。でも前作の「ここさけ」の全員クソよりかは主人公は自分のことが把握できている人間なので、まだ共感をもてます。
あっちは純粋胸糞悪いクソでしたが、今回はああ特有の若い奴のクソ野郎ねっていうので許せます。
でも一番のクソ野郎は松平健の声してるおっちゃんでした。あいつ生き埋めになればいいのに。
東京行けば~とかいうセリフも秩父は田舎じゃないし、現に通勤で秩父に帰って奴もいるし、埼玉です。レッドアロー号でしか行けない秘境なわけでもありません。もっと四国とか沖縄、青森で言うセリフな気がします。
唯一の救いは若いシンノが良い奴だけでした。
でも見終わった後にこんなクソ野郎共が普通に恋愛して、結婚するんだと思うと某ピエロ映画を見た後の自分にとってはドス黒い感情と鬱気分にさせるのでした。
家族の大切さ
家族で恋人で見ても楽しめるストーリーなってる!
キャラクターも可愛い😆
笑いあり感動あり(^^)
あいみょんの主題歌も話と合っていて良かった(ˊ˘ˋ*)
挿入歌も入れるところがマッチングしてて良き
ぜひアニメが好きな人は見るべき(*^^)v
個人的に今年最悪。
ここさけで残念な気持ちを味わいましたが
今回こそは…と思い鑑賞。
簡潔に言うと、ストーリーもキャラも浅はか。
こんなにも感情移入できない作品はあるのか?と思いました。
前の席の人は途中寝はじめ、自分も眠くはなりましたが、後半で面白くなるだろうと見続けた結果、エンドロールになってしまい非常にガッカリです。
あかねを助けに行く途中で過去と現在の慎之介+あおいが会うシーン、長くないか?
あかねをさっさと助けに行けとしか思いません…。本当に酷い…。
さらにその後突然空を飛ぶ二人。
(天気の子かよ…)と思いながら我慢して鑑賞。
長くないか?(二度目)
お前らは本当にあかねが好きなのか????
(あおいも慎之介も嫌いすぎる…)
あとあおいの女友達は何故あんなに下品なの?性悪。見ていられない。本当にあの子なんのためにいたのでしょうか?
あおいも何かとひねくれているし…。
正直、お姉さんが本当に大事ならあんなにうじうじしないと思いました。
あと慎之介、老けすぎでは…。性格も変わりすぎて純粋に結婚を祝福できないのがショック。
あかねは途中までいいキャラなのに最終的に残念なキャラ感がすごい。
良いところは舞台、背景のみ。
何がすごいって本当に誰も好きになれないから誰一人同情もできない。
こんなに酷いと思いませんでした。
もう次作からは観ないようにします。
ありがとうございました。
なんだかんだ平和バスターズ
過去の自分に誇れる今の自分であれって言われてるようで大人のには色々とつつかれる作品ですね。
秩父がメインてのもいいですね。
ただ今回の秩父は少々奥の方まで書いてるのが秩父愛を感じましたwwwww
今回のターゲットは他の皆さんも言われてるように青年期の過度期(17歳後半から20歳前後)メインと思わせてのアラサー世代だと個人的には感じました。
あの花やここせけよりはメッセージ性が強いかと。
ファンタジー要素を上手く現実とミックスさせて当たり前の非日常を描くのは長井監督らしいです。
声優がではないかたが演じていましたが、しんの若いバージョンとあおいの演技は素晴らしいの一言でした。
まあ他はノーコメントでwwwww
大人になればなるほどリスクマネジメントばかり気にして様々なことに素早く動けなくなりますが、本当に自分の気持ちのままに動ける勇気も必要だし、若いときの自分もそうだったなと思い出しました。
高校生の時にアラサーの先生が若者が持つ根拠のない自信がどれだけ大切かはいつかわかるよ、と言われたのも思い出しましたwwwww
この作品は色々な捉え方ができ、終わり方も皆が納得いくものではないかもしれません、でも観てよかったと心から思える作品ですよ。
僕もまだまだ発展途上ですwwwww
そこからのタイトルなんだ~
あかねえ、は男の理想像?
穏やかで、でも芯の通った。
井の中の蛙、大海を知らず、せまーい土地から東京という大海原へ、東京へ行けば、きっと!東京には何かある、、
でも彼女はじっと動かず、大海を知らずとも、本当に大切にしなければならないものを知っていた。
でも、相変わらず、秩父で。(ごめんなさい)
少し物足りなさを感じました。
国宝級イケメン吉沢亮君
アニメもよくみます。
が
あの花は見てませんし、ここ叫けはテレビで見ましたが、人に勧めるほどではと思っていました。
今回も吉沢亮君目当てです。
が一人で来たのを後悔しました。
娘も連れてこれば良かった。
若い頃とオジさん役2役なんて
プロの声優さんならまだしも、初めてであの、声、さすがです。
ちゃんとそれぞれの味が出ていました。
昨今声優を使わず俳優さんに声を担当させる映画が多いですし、アニメ好きとしては
ステキな声優さんもイッパイ知っているのですが、これはこれで良かったです。
てか亮君意外誰が?となってしまいました。当然亮君の声は聞いた瞬間目をつぶっていてもわかりますしね。
あっ歌もうまいんですよねぇ。
もっと歌も聞きたかったかな。(笑)
あかねちゃんは偉い!
良かったです。
姉妹愛に泣きました。
あおいのシンノに対する恋心、シンノとシンノスケのあかねに対する恋心。それぞれにグッと来ました。
それにしても、あかねちゃんはまだ高校生の時に幼い妹の母親になったのですね。
幼いあおいが可愛くて仕方なかったのね。
見つけた空の青さはあおいだったのね。
自分も若いつもりでいても高校の時のパワーはいつの間にか無くなってる。
それが大人になったって事なのかな。
シンノスケやあかねの様にまだあきらめないで、前に向かって進みたい。
なんて心地良い作品なんだろう
本当に良かったです。
原作は超平和バスターズ、あの三人がまた集まりました。
それだけで嬉しいんですよね。結構多いんじゃないでしょうかそんな人。
最初っからウサミチ出て来たりケータイ等の小物にまで、随所に遊び心も感じます。
三人が楽しんで作っている空気が良いですね。
あとメインキャストが見事、皆ぴったりでした。
(しかし歌はみんな微妙だったような…演出?)
特に吉沢亮、しんのと慎之介の演じ分けは本当うまかった。
途中からこれもしかして?って思ったけどエンドロールで驚きましたよ。
楽器を使った演出もすばらしく、そこに色々な意味を含ませていたと思います。
さり気なく、二人に姉妹機を持たせてるのも心憎いですよね。
その他カメラや音の入れ方も良く、あいみょんの歌がまた良かった。
メロもですが、こういった心情の歌詞を作るの本当にうまいですよね。
この作品の最後のパーツはあいみょんの歌でしょう。
本当にぴったりとはまっていました。
あとたまたまでしょうけど、吉岡里帆が出演している作品の主題歌というのも面白かったですね。(主演した映画「音量を上げろタコ」であいみょんの作った主題歌を歌っている)
だんだんとクライマックスへと突き上げる感じも良い。
そしてエンディングはこれしかないような置き方。
それにしてもなんて心地良い作品なんだろう、エンドロールではもうずっと微笑みながら観ていました。
本作はいわゆる「秩父三部作」の三作目に当たるので、これでおしまいだと思うと少し寂しいですね。
本作は青春劇ですが、むしろ大人の方がチクリとくる事が多い気がします。
昔どこかで夢や想いを諦めた人への、ちょっとしたエールにも感じました。
本当、とてもすてきな作品でしたよ。
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