「パルチザン」CURED キュアード Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
パルチザン
メイズ・ウイルス=ゾンビウイルスが大流行した6年後、治療薬が開発されゾンビが治る様になった世界で起こる差別問題の話。
ゾンビだった頃の記憶もあるし、ゾンビだった時も意識はあったというところから、忌み嫌われて差別を受けて、収容所から出て来ても迫害されてなかなか人間らしく暮らせない社会という設定からの、人権問題を語るストーリー。
ホラーじゃあるまいし、突然の大音量で驚かす演出やゾンビ時代のフラッシュバックを交えつつ展開していくけれど、ゾンビの名を借りた人権問題論議がずーっと繰り返されて面倒くさいしテンポが最悪。
そんな堅苦しさがあるのに、回復者はもうかからない…ってことは抗体があるはずなのに、治療薬はあってもワクチンはないのですね。
とか、理屈で考えるとダメになる矛盾。
ラスト20分ぐらいはまあみられるけど、それも中途半端だし、メッセージはわかるけれど映画として退屈だった。
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