ライフ・イットセルフ 未来に続く物語のレビュー・感想・評価
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あまりハマらなかった
2組の親子の物語が群像劇のように語られ、やがて絡まっていく。こういう形式の話は大好きのはずなのに、あまりハマらなかった。いや、いい話だとは思うんだけどね。
たぶん登場人物の行動に納得がいってないから。事故の状況や経緯、去っていく父親の決断とか。
さらにいいシーン、泣かせるシーンのセリフがちょっとくどかった気がしたのも大きい。もっと端的に良い言葉を投げかけてほしい(しかもそのときだけ英語?)。
さらには元々ボブ・ディランがあまり好きでないことも。じゃ、なんで観たんだ?って話だけど。
人生に邪魔されてるのは
ストレートなメッセージ
思っていたより難しいストーリーで、出だしから躓いてしまいました。
こうなるんだ、と驚いているうちに、舞台はスペインへ。
イザベルのラスト近くの言葉には涙が出たけど。
メッセージはストレート。
でも、This is Us のほうが良かったかな〜。
ストーリー&作りが非常に良い。 話の流れは、次々に交互にするが、人...
刺さる人には刺さるのかな!?
フリーパス5本目は・・・
フリーパスじゃなきゃ観なかったと思うライフイットセルフ・未来に続く物語
Yahoo!レビューがやたら高評価でしたが・・・(^◇^;)
出逢いは必然であり、出逢いには必ず繋がりがあるって感じの世代を越えたオムニバスヒューマンドラマ
刺さる人には刺さるのかな!?
SWのポー役の印象しかないオスカーアイザックとアントニオバンデラスの悲哀観は◎
そしてSWにもアベンジャーズシリーズにも出てたあの人が、カメオ出演してました。
素晴らしい展開に泣きながら酔いしれた
これは本当に凄い作品だった。年末の土壇場でベストテン戦線に異常ありだ。
愛する人への思い、子供への思い、親への思い、孫への思い、祖父への思い、愛しても決して結ばれることのない人への思い、たくさんの強い思いのつづれおり。ニューヨークとスペイン、二つの家族の三世代、四世代にわたる運命を縦につなぎつつ、まさかの交錯。究極の悲劇に衝撃を受け、幸せな情景に涙し、なす術もなく感情を揺さぶられ続けた。
長い時間の流れ、多くの人の関係を描くも、散漫さや薄っぺらさは微塵もない。それぞれのエピソードに感情が吹き込まれ、駄目押しともいえる最終章へと完璧に積み上げられていった。
それぞれが自分の人生を懸命に生き、次の世代に命を繋いでいった。
何十年という時間軸を無視して、すべてのエピソードが現在を舞台にしているところは斬新だった。そう、登場人物すべてが、そして観る我々すべてが同じ時を過ごしている感覚、今を生きている感覚。
素晴らしい脚本、素晴らしいキャスト、素晴らしい展開に泣きながら酔いしれる逸品。今年の外国映画のベストの一本だろう。
映画に愛をこめて。
愛と死と家族の物語
映画の醸し出す雰囲気に、『マイ・ブックショップ』『ガーンジー島の読書会の秘密』と似た感触を感じた。
2作のような、【本】をテーマにした物語ではないのだが、章立てしたり、語り部のナレーションが挟まったりする描き方、「信頼出来ない語り手」というキーワードなど、これが誰かによって語られている【物語】である事を強く意識させる作りになっているからだろう。この仕掛けの種明かしは最後に待っている。
国も人種も異なる2つの家族の、親から子へと繋がる系譜、各々の物語が描かれ、思いもよらない形で交差していく。
唐突に衝撃的な出来事が降って湧いたりするので、始終ドキドキ…というかビクビクしながら見ていたのだが、不幸な出来事や気持ちのすれ違いは数多くあれど、完全な悪人は登場せず、後味の悪い思いをせずに済んだ。
バラバラの道筋が1つに収束していく構成も巧みで、スッキリ気持ち良く見終われる。
『さよならだけが人生だ』
人生は、予測不可能な出会いと別れ、愛と死に満ちているが、1つの命、1つの物語は、無駄になる事はない、全て受け継がれて続いていくという、壮大な人生賛歌。
良くできた作品だな、とは思ったが、私には感動する程は刺さらなかった。
余りに教科書通りで美しい主張に何処か気持ちが冷めてしまったのか、ディランやタランティーノをしつこく絡めてくるお洒落演出が少々鼻についたのか、『継がれていく』事への私の感慨が薄いのか。
良く解らないが、微妙にツボがずれていたらしい。技法としては好きな部類なんだけどな。
ああもう、分かっていても泣いてしまう
これが本当に人生の真理だな。
人生に屈服させられたとき、どう乗り越えるか、その答えをしっかりと出してくれる。そんな作品を作るのが、この監督は本当に上手だ。
主人公たちは、悩み迷いながらも、それぞれの答えを出していく。まさに人生なのだ。
なにがすごいって、登場人物それぞれが主人公だし、すべてのキャラクターに感情移入が出来る。また、どのキャラの人生も自分の人生に重なって見えるのだ。
つかみのサミュエルジャクソンとアネットベニングの出し方も、まあ上手い。
この監督は誰も傷つけないからいいよね。ジェイコブスのWonder思い出したよ。誰も悪くない世界観。その中で不幸にどう立ち向かうかを指してくれる感じ。私には未だ、指針となる映画が必要なのだ。
ただ鑑賞後の孤独感が酷いから、週一で一時間くらいで観たいかも。やっぱドラマを撮ってほしい。
オリビアクック、初めて観たけど、めちゃめちゃにいいね!!ディランの物語をもっともっと観たかった!!ゲームオブスローンズの子ね。ベイツモーテルも出ているらしいので、観ます。
このクリスマス、是非いちばん観てほしい作品です。
人生そのもの
観終わった後に自然とそう思って、ライフイットセルフという題名に、ハッとしました。
生きていれば幸せなときも辛いときもあって、幸せは保証されてないし、いつまで辛いままなのかも分からなくて。
だから自ら死を選んでしまう人もいるけれど、ロドリゴのように立ち直ろうとする人もいて。
何があっても自分次第なわけで、受け入れて前を見て生き続ければ又、色んな人と出会って、幸せにも出会うしきっと辛いことも…そんな繰り返しで。
人生ってハッピーエンドもバッドエンドも無いんだよな、とか思ったりして(´ー`)
いまわたしが関わってる人たちにも、わたしが知らないその人の過去があって、色んなことを乗り越えて生きてきたいまがあって、そしてその人のこれからにわたしは関わっていけるんだなあ〜とか。
うまく言葉にできないけど、観終わったあと感慨深い気持ちになる素敵な映画でした。
もし観るのを迷ってたら“是非観てください”と言いたいですね。
つながって解き明かされて行く物語は、瞬間瞬間が美しく愛おしい。 静...
過去から未来へ。今の自分が存在する理由。
今私は幸せだ。
その幸せって様々な辛いことを乗り越えて自分で掴んだものだと思うのだけれど、父親、母親も私の知らない人生を乗り越えて結ばれたこと、妻の父親、母親もしかり。そしてそれぞれの祖父母もまた・・・。私の知り得ない幾多の人生を進み行き絡み合った結果として私の今がある。
この映画はそういうことだ。
今まで数多くのラブストーリーを見てきた。そして良い作品を見たあとには、いつも自分の周りに感謝しHappyな心地よさに包まれる。
しかし、この作品は次元が違う。自分が今ここにいる理由。生かされている理由。その偶然と必然。この感謝は今まで考えたこともなかった。まさに衝撃。泣いた。そういうことなんだと驚くほど泣いた。どんなに辛いことがあっても前に進んでいく。今までそれができた結果として私の今が有り、これから先もそうして行きたい。
作品に散りばめられた魅力的な言葉の数々。ボブ・ディランの音楽。ナレーションの妙と巧みなストーリー構成。優しく時には辛く描かれる様々な人生。冒頭から最後まで私の心に揺さぶりを掛けてきた。
過去から未来へ。今の自分が存在する理由。Life it self(人生そのもの)。
#102 命を受け継ぐ大切さ
を教えてくれるしっとりとした映画。
ただ邦題をもうちょっと工夫して欲しかったなあ。ライフは人生と命両方の意味があるのよ。そして主人公の卒論のテーマでもある。
Aバンデラス、あまりに歳とっててわかんなかった〜。
でも今でもやっぱカッコ良い〜。
スペイン語バージョンのストーリーが私の1番のお気に入りです。スペイン語自体もわかりやすかったしね。
招待券鑑賞で正解
イザベルの言葉に感動❗️
傑作です。早めにご覧下さい。
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