劇場公開日 2019年8月30日

  • 予告編を見る

「タイトルはファンタジーっぽいけど」ガーンジー島の読書会の秘密 aMacleanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5タイトルはファンタジーっぽいけど

2019年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

中身は意外と硬派な内容。ポスターからイメージしたものとギャップがあったが、良い方に外れて面白かった。
主演はリリー・ジェイムズということで、鑑賞リストに載せた。「Baby Driver」「マンマミーア」「チャーチル」と、2017-18年は当たり年。 本作も彼女の魅力が満載。

調べたらガーンジー島は実在していて、フランスのコタンタン半島のすぐ西側に位置していた。イギリス海峡ではあるが、フランス沿岸からすぐ近くなので、1941年のドイツ軍の占領はあっという間であったろう。

物語は、戦争直後の1946年のロンドンから始まる。両親を戦争で亡くした作家ジュリエットが、とあることから文通し始めた相手ドーシー。ドーシーはガーンジー島の「ポテトピールパイ読書会」に参加していると言う。思い立ったら吉日で、ジュリエットはガーンジー島へ。そこで参加した読書会のメンバーには、何か隠し事があるようで…。自然の美しいこの島で、ジュリエットは過去を調べ始める。

美しい自然を背景に、島の人々との暖かい交流がホッとする良作です。

AMaclean