「伏線に気づくかどうか。話はそれからだ」囚われた国家 さいとーさんの映画レビュー(感想・評価)
伏線に気づくかどうか。話はそれからだ
予告編を見ることもなく、予備知識0で見てきました。だから言います、これは傑作だと。
台詞などではなく、さりげなく画面に映っているものが伏線としてどんどん改修されていく様は映画ならではの醍醐味(あ、台詞でも伏線がありましたね)。それだけ映像の情報量が多く、見終わったときには頭が疲労困憊していました。でもそれだけの価値あり。サスペンス映画を堪能できる人なら見る価値は絶対あります。でもアクションものを期待するのならやめた方がいいでしょう。
ほとんど貸し切りの状態で観ましたが、ブレードランナーの初回もそんなものでした。忘れられていなけば10年後にはカルト的な評価がついているかもしれません。
万人には勧められませんが、この映画を評価する人とは絶対に友達になれます。
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