「管理された国家」囚われた国家 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
管理された国家
どことなくエイリアン=ナチスといったイメージがあるのですが、そんな権力によって主権を奪われ、首に埋められたGPSによって管理された社会を描いています。
もちろん今の新型コロナウィルスによる不要不急の外出禁止にも似た雰囲気が感じられ、IT技術により国民の行動履歴が全て把握される世の中。まぁ現在ではスマホでのプライバシー破壊が考えられるところを首の発信器にしたと思えば理解しやすいですね。
ストーリーは伝説的なレジスタンスであったラファエルを兄に持つ青年ガブリエルの目線、そしてジョン・グッドマン演ずる警察の目線で描かれています。レジスタンスたち(英語ではテロリスト)がスタジアムの演説会に現れる統治者の操り人形の政治家に爆弾を仕掛ける計画を立てる。成功するものの操るエイリアンが現れ、絶体絶命のピンチに…
地球の資源を奪う異星人というと、なんだかドラえもんのストーリーにありそうですが、主人公兄弟がドラモンドという姓なのは偶然か、狙いか?そう考えると、透明の爆弾なんてのもドラえもんの秘密道具にありそうです(笑)
名前が大天使の兄弟という設定もさることながら、ベラ・ファーミガの役名がJane Doeになってることも絶妙です。そしてナット・キング・コールの「スターダスト」も意味深で印象に残りました。
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NOBUさんのコメント
2020年4月16日
おはようございます。
エイリアン、微妙な描き方でしたね。今にして思えばこの作品が、劇場で観た最後の新作作品です。
一刻も早い終息を願うばかりです。
では又。