「ガンキャノンは?」囚われた国家 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ガンキャノンは?
2019年に地球に侵略してきたエイリアンに統治された2027年のアメリカで、フェニックスと呼ばれるレジスタンスがテロを画策する話。
2019年、パニックに陥るシカゴから逃げ出そうとする刑事の家族の様子から始まり、そこから9年間の出来事を年表的に字幕で説明。
冒頭の家族の子供と、彼に付き纏う父親の元同僚を軸に物語が展開していく。
しっかりみていれば判って来るけれど、登場人物が誰なのか、何をしようとしているのか、が良く判らない状態で話が進行していき、いちいち後から補完しなきゃならないところが多く面倒臭い。
ハイテクなんだかローテクなんだか突っ込んだらキリがない設定はガマンするにしても、ごちゃごちゃしているし、エイリアンや「統治者」と直接対峙するところもない訳ではないけれど、どちらかといえば目的の為に地味に暗躍する姿をみせるばかり。
終盤の展開はまあ良かったけど、冷静にみるとそんな程度で何とかなるのか?というね。
残念ながら自分には合わなかった。
コメントする
kossyさんのコメント
2020年4月16日
たしかに人物関係を把握するのが面倒くさかったかもしれません。
多分、余分な人間を排除・・・レジスタンス側は黒人二人が中心だから、他を無視。警察もジョン・グッドマンだけ見てればOKでした。