「合わなかった…」囚われた国家 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
合わなかった…
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率直な感想としては中々退屈な時間を強いられた。
ストーリー展開に興味が湧かないのはもちろんのこと、画面も暗く揺れるシーンがありとにかく分かりづらく見づらい。
エイリアンに支配されダークな世界観を描きたかったのはわかるが、そもそも多くの国民が表面上は不満を持ってるようには見えなかったが、内面では苦しんでるのかそうでないのかイマイチ分からない。
終始描いていたテロ行為は結局失敗し主人公の兄は捕まる。しかラスト20分くらいでそれは狙って失敗しただの、彼等や主人公を追いかけ回していた刑事が最後は反旗を翻す事を想像させて終わる。
後半に怒涛の展開で理解が追いつかなかった。
テロ行為に関しても各々の任務に対して手捌きはいいものの、この辺りも唐突に描かれるためイマイチ引き込まれない。
結局エイリアンはどういった存在で人々はどういう思いで生活してるのがイマイチわからなかった。
強引にこの作品を肯定するのであれば人々は無意識の間に誰かによって支配された日々を過ごしており、それに対して立ち向かうことが大切でありそのような描写を楽しむ作品なのかな。
今回はウルティラで鑑賞したがウルティラの良さと作品はあまりマッチしてなかったように思えた。
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