アポロ11 完全版のレビュー・感想・評価
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胸が熱くなる、ドキュメンタリー映画の最高峰
1969年、人類が初めて月に降り立つまでの9日間を実際の記録映像を基に制作したドキュメンタリー作品。 世界が1つになり戦争までもが止まったこの日、こんなにも笑顔で満ち溢れた地球は後にも先にも無いのではなかろうか。 まるでその日を疑似体験するかのような大傑作‼️ ロケット発射までの期待と緊張は、まさに実際の観客と同じ気分。 その人々の姿に、本当に世界的な一大イベントだったという事を実感します。 そして発射の迫力と音が凄まじい! これは是非ともDTS-HDを駆使した音響で味わってみたいものです。 打ち上げ後はヒューストンの一員となって宇宙船を見守りますが、これも緊張感が伝わってきて任務完了までドキドキが止まらない。 今では当たり前となった宇宙飛行ですが、この当時誰も成し得なかった事をどうやって分析し、どれだけ緻密な計算をして準備遂行したのか。 世界を股にかけて一体どれだけの人々がこの任務に力と情熱を注いだことか。 それを思うと本当に胸が熱くなりました。
記録動画では片付けられない
ただの動画のはずなのになぜこんなにも目頭が熱くなってしまうのだろうか。まるで私たちを無料で宇宙に誘ってくれるような、そんな人類の歴史を一緒に体験させてくれる、特別なドキュメンタリーの貫禄だった。
これが50年以上も前の映像とは
今でも、家で4K Ultra HDの爆音で打ち上げのシーンをたびたび見ています。 映画館では県内での上映がなく、隣の県まで行って見たけれど、これが50年前の実際の映像とはとても信じられません。50年以上も前に、人類が月に降り立ったという事実に圧倒されます。 打ち上げのシーンだけでもよいので、音響の恵まれた環境で、一生に一度は見てほしい作品です。。
ケネディ大統領の月計画は、全てが偉大。
人類が初めて月に降り立ったのが、50年前。 今年は節目の年となり、未公開の秘蔵映像を元に作成されたドキュメントです。 公開される映画館が少ないので、会場は満員でした。 50年前に撮影されたという映像ですが、 想像以上に迫力があり、心に響くものがありました。 前人未到の地というミッションは並の人ではクリア出来ないと思う。 改めて、ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズの偉大さを感じた。
発射台デカっ⁉️😆
「CNN FILMS」から始まるこの映画。1969年7月16日、3人の宇宙飛行士を乗せたアポロ11号発射→月面着陸→帰還まで追いかけたドキュメンタリー映像映画である。 アームストロング船長率いる宇宙飛行士3人の深刻そうな表情から始まり、緊迫感が前半から半端ない。 そんな緊迫感も知らず、静かに発射を待つ現地アメリカ人。 発射から宇宙に到達までは圧巻。TV生中継を観てみたかったものだ。(生まれてねぇよ💦) 新しく造られた説明映像と当時の映像が重なり、月に行くまで何をしようとしているのか分かりやすいし、当時を知るコメンテーターや証言などは一切無く当時の音声のみで進んでいく為、途中話が途切れるややこしさも無い。 あと、あまり語られる事の無い月面着陸後の仕事風景を映像と音声で観れたのは嬉しい。 私としてはアナログ大好き人間なので、管制塔のゴツいコンピュータの内部配線なんかごちゃごちゃ凄いんだろうなとかワクワクしながら変な観方をしていた訳で。 ロケット発射台なんて種子島あたりに行かなければ日本では観れないが、通信巨大アンテナなどは本州に存在するので、この映画を観て宇宙に興味を持たれた方は日本巡りもして頂きたいな。
まさにリアル・・
アポロの映画・テレビ・著作は結構見てきたけど。新しい発見が随所に。 1)司令船の頭部に装着されている、「脱出ロケット」が意外に大きかった。 2)管制センターのチームは4チームあり、24時間4交代制で管制をおこなっているが、今回の映画では「ホワイト」「ブラック」「グリーン」のチームが管制をおこなっているところが見られる。特に、管制チームがその引き継ぎをおこなっているところを見ることができた。(それぞれのチームが完璧に仕事をこなすことは当たり前だが、途中であっても・どんなに深刻な事態が起こっていても、必ず引き継がなければならない。それはアポロ13号の時も同じであった。) 3)バックアップクルーとして、この後アポロ13号の船長を務めることになる「ジム・ラヴェル」がスーツ姿で写っていた。(当然だが、事故が起こることはまだ知らない) 4)オペレーション棟1階にある、リアルタイムコンピューターセンターのPCを見ることができた。(巨大だった・・それでも、今の一台のスマフォにも多分劣る性能) 5)月着陸船が月面に着陸する寸前のアラーム1202は意外に短かった。よくその時点でアポロ乗組員も・地上でも、判断したな・・(管制チームも分からず、支援している製造部門も分からなかったのに) 6)アームストロングが月着陸直前、操縦を自動から手動に切り替えたのは、とっさの判断。管制センターへの報告は事後であった。 ※というわけで、もう1回見に行きたいと思いました、新しい発見を探しに。
本物に勝るものなし
人類が初めて月面着陸した1969年7月20日から50年。アメリカ公文書記録管理局とNASAで新たに見つかった未公開映像や音声を下に構成した“超リアル”ドキュメンタリー映画。 ドキュメンタリーなので、事実そのままに映画は進みます。それに、アポロ11号の成功はみんな知っているので、特に驚きはありません。むしろ、周囲の興奮をよそに、宇宙飛行士や管制官たちは、淡々とプロフェッショナルに徹してミッションの成功に邁進する辺りは、感銘を受けます。 でも逆に、淡々と進み過ぎて、うっかりすると意識を失いそうになります(苦笑) 例の、有名なセリフ“That's one small step for a man, one giant leap for mankind.”を聞くことが出来ます。 50年も前の出来事ですが、やっぱり感動しますね。
本物の迫力
当時の本物の、緊張と興奮と熱狂とその他いろんなものがそのまま映されていて、50年経った今、このクオリティで追体験できるのはすごい。どうなるか知っていても、観ていてとても緊迫する。余計な現代のナレーションとかが無いのが良い。正に映画館で観て良かった。技術力というよりも、これだけの巨大事業を精緻にやり遂げたプロジェクトマネジメント力に改めて感心した。同じような手法で、はやぶさ版とか、色々観たい。なんというか、仕事を頑張ろうという気持ちになった。
50年目のリスペクト
7月20日は、これを見ようと決めていたアポロ11号完全版。完全版は何処が違うのかも分からない素人だけど。 月面着陸の#1202と#1201 のドラマは映画で観てもピンと来ず。一番の萌えポイントは月からの帰還場面だった! 2トンの燃料で月面を「離脱」したイーグルは、月軌道を26周した後、コロンビアとランデブーする。コロンビアからのカメラは、画面上部にチリの様に小さな何物かを捕らえます。徐々に姿を露わにしていくイーグル。月面での偉大なミッションを終えた2人を迎え入れるシアワセ。感動した! 科学技術と開発プロセスに数々の革新をもたらしたアポロに、心からの敬意を表して。今日見れて良かった。
世界史に残る濃密な8日間を共有できた。
生で中継も見たし、その後も見ることの多い出来事ではあった。 しかし、8日間のミッションそのものをここまで詳細にきれいな画面で見たことはない。 音声は現地のアナウンスやヒューストンとのやり取りのみが切れ目なく続く。乗船から隔離解除まで、93分とは思えない情報量だった。最近もファーストマンや50周年がらみのドキュメンタリーもみたがこれは圧巻。 今回、70年代以降見てた関連情報はミッション周辺が多かったことに気づかされる。ミッション周辺の方が直接私たちに影響を与えたのは事実。だからこそ今、月面の一歩の全体像を押さえておきたい。
まさに再現!追体験!
1969年7月20日、アポロ11号が月に着陸し、その表面を人類が初めて踏みしめてから、ちょうど50年。 当時9歳 小学3年生だった俺は、この一週間の旅を、毎晩TVの特集で見ていた。宇宙、初めて降り立つ地球以外の星。ああ、何という憧れ。押し寄せる「科学に後押しされたフロンティアスピリッツ」という魅惑。 あの頃の少年少女のいったいどのくらいが、宇宙飛行士に憧れただろうか? 自分もその一人だが、飛行士になることはなく、ロケットを飛ばすこともなかった(当たり前か)。 当時自分ではかなりTVにかじりついて見ていたつもりなのだが、所詮は3年生なので、少し遅い時間になると眠くなっちゃっていたのだろう。全部、逐一見たような記憶がない。 本作は、当時の映像をつなぎ合わせて、サターンVロケットの発射という「出発」から、月面への「到着」、そして青い地球への「帰還」までを、一気に見せてくれる。 これは、まさに当時の再現だ! それも、この偉業を当時TVで追いかけていた自分を、より完全な形で追体験できる! いやこれは、たまらない経験でした! ちなみに俺が見た回は満席。ただし自分と近い年齢、つまり50代60代が9割近かったように思えました。幅広い層に受け入れられたら嬉しいけどなあ。 サターンV発射のシーンで氷がぼろぼろ落ちてくるシーンを「これ、『アポロ13』で観た。カッコいいCGだよね」とか言われそう…
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