「ドイツ人はヒトラーを選んでいるがイタリア人は彼を選んでいない。」帰ってきたムッソリーニ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ドイツ人はヒトラーを選んでいるがイタリア人は彼を選んでいない。
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トト・クトゥーニョ❤
ムッソリーニとヒトラーの違いは、ヒトラーは選挙で選ばれた政権に対してムッソリーニはイタリア国王に圧力をかけて政権を取ったと言う事である。スペインのフランコ独裁と同じである。
従って、ムッソリーニを支持する者以上にパルチザン勢力も多いと言う事だ。
また、宗教観はどちらもカトリック信者の家庭でそだったが、ムッソリーニが無神論者になったに対してヒトラーは古代の宗教観を持つに至るのである。つまり、ここにファシズムとナチズムの違いがある。
さて、つまり、イタリアは1946年に王政を廃止して、国王をイタリアから追放した。従って、紐付きのムッソリーニ政権を、新生イタリア共和国国民は全否定している事になる。それは、イタリアが第二次世界大戦の敗戦国でないと言う事である。
従って、ヒトラーの話とほぼ同じになる訳がないと思う。だから、評価としては。こんなもん。
追記
イタリアの経済の困窮時の若者の反応を集めたドキュメンタリー風に作っているが、イタリア経済の現況は一人あたりのGNPで日本は既に抜かれていると言う事を日本人は理解すべきだ。しかも、韓国にも抜かれた。
さて、日本は誰が帰ってくるのだろう?
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