判事オリヴァー・ストレート 全米に裁かれた男のレビュー・感想・評価
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殺人事件の真犯人が、冤罪の死刑判決を下した判事を監禁し、ネットで公...
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殺人事件の真犯人が、冤罪の死刑判決を下した判事を監禁し、ネットで公開裁判にかける。
奇想天外なストーリーはよかった。
ただ、エンディングは何ともやり切れない。
警察が犯人だけでなく、判事まで射殺してしまうとは。
結局警察の無能さだけを強調した作品か。
SAW(1作目)みたいな展開かな?と思っていたら『SAW』について語りだした・・・
ネットで生中継することによって、引退した判事オリヴァー・ストレート(ドナルド・サザーランド)を裁こうというストーリー。斬新ではあるし、冤罪事件や死刑制度に対するメッセージがひしひしと伝わってくる。 いや、絶対に裏があるはずだ!などと思ってしまうのはSAWシリーズの見過ぎだろうか。絶対にジグソーみたいな奴がどこかにいるはず。などと考えてると、予想外(というよりストレートか?)の展開に後頭部を殴られたような感じ。警察やTV局も独自に生中継事件を追うのですが、ちょっとファンキーなハッカー姉ちゃんも活躍する。 警察の無能ぶりを強調する犯人。そして判事が陪審員を心理的に誘導し、証拠さえも何件か隠蔽した罪。原始時代に戻すのか?一人の少女が殺されてしまい、冤罪であろうがなかろうが、犯人を一人死刑にしてしまえば民衆が満足する。たとえ真犯人が捕まらなくても・・・だ。裁判なんて儀式に過ぎない。そんな主張がずしりと重くのしかかる。ただ、結末に意外性を持たせようと撮影場所を特定するのは唖然としてしまった・・・
ネットで裁判、陪審は貴方
引退した判事(ドナルド・サザーランド)が誘拐され、死刑が執行された男の事件について問いただされる。 その様子がネットで公開され、警察は大慌て。 グイグイ引き込んでいく構成は、理不尽さを残しながら最後まで見入ってしまう。
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