「キムジョンイル氏は映画監督になりたかったそうです。」工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
キムジョンイル氏は映画監督になりたかったそうです。
南北問題、核開発疑惑、韓国大統領人事、38度線を行ったり来たりするあらゆる問題をアクションやサスペンスに逃避し過ぎずロレックスとネクタイピンに収斂させた腕はさすがです。
JSA、シュリ、シルミド、山の頂上を取り合いする作品などなど、書き切れない、見切れない程たくさんありました。
いずれの作品も傑作、名作です。
なぜ傑作、名作が多い?
なぜなら北の人と南の人は同じ人間、描く中心は地理的な38度線だけではなく、
人間の体温、心や魂の38度線を行ったり来たり濃厚に描くから。
(うまい事言おうとしてるのが気持ち悪いwwすみません)
紙の地図上でしか存在しない線引きなんて意味ないよー。
サランヘヨー
そんな内容が多いから。
こんな国が実在してるうちは、リアル007のような、スペクター軍団やそのまんまプロフェルドみたいな人たちを永遠に見続ける事ができるのでしょう。
来年はブルーの統一旗を東京で見ることはできるでしょうか。
[私は政治家でなかったら、
映画監督になっていた。]
キム・ジョンイル
だそうです。
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