ラスト・マン 地球最後の男のレビュー・感想・評価
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ジョニー・B・グッド
なんだか曲名がセリフの中にいっぱい盛り込まれていたような気がするのですが、一番記憶に残ったのがこれ。ジョニーは戦場で重傷を負い、カートは苦しむ彼に発砲して絶命させるのだが、結局幽霊となって彼の前に現れてしまう。ただし、戦友として苦しみから解放させてくれたので、カートに対してはいろいろ助言をしてくれるのだ。
とにかくPTSDに悩まされ続けたカート。15年間同じ夢を見続けているのだが、よく考えてみると、彼が生きてる世界のほうが夢ではないのか?と、疑問を持ちながら見た。その答えはわからないまま、シェルターを作るためにせっせと稼がなければならないというアメリカ人気質そのまま。そんなカートでも、悪い金は欲しがらなかったところからして、警備会社からも盗んではいないのだろうと想像できる。しかし、それもよくわからないまま。
反戦、反核のメッセージはあるものの、テーマとしては中途半端。社長の娘ジェシカと恋に落ちる前は一人分の水しか用意してなかったようだし、独りぼっちで生き延びてどうするんだろ?と、彼の性格もわからないまま。そんな厭世的な人間がシェルターを作るのも・・・
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