「モンスターおばさん、暴れまくるの巻」グレタ GRETA りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
モンスターおばさん、暴れまくるの巻
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ニューヨークのレストランで働くフランシス(クロエ・グレース・モレッツ)。
ある夜、地下鉄で高級バッグの忘れものを見つけた。
翌日、持ち主のもとへ届け、持ち主である上品な初老の女性グレタ(イザベル・ユペール)と懇意になるが・・・
といったところから始まる物語で、『エル ELLE』の延長線上にあるような恐ろしい女性のサスペンス。
だが、グレタが早々に正体を露わにてしまうので、まるでハラハラしない。
この手のサスペンスは、前半はごく普通の女性、それも親切そうな女性が本性を現し・・・というのが個人的には良いと思うのだけれど。
重ねてだが、フランシスが行方不明になってしまうぐらいまでは普通の女性、行方不明になる直前あたりで正体が・・・
後半は、そのフランシスを探す物語としてサスペンスが醸成される・・・っていうのが好み。
ということで、モンスターおばさん、暴れまくるの巻なので、ニール・ジョーダンが監督しなくてもよかったのでは?とも感じてしまうが、さすがに『モナリザ』を彷彿とさせるほど音楽の遣い方は上手い。
あ、ニール・ジョーダンが監督しなければ、イザベル・ユペールも出演していないかな。
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