世界から希望が消えたなら。のレビュー・感想・評価
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感化される映画でした!✨
新しいヒーロー観
反抗期の娘が素直になった
絶賛反抗期中の娘と嫁で観に行ったら、終わったら娘が憑き物が取れたように素直な感じに。
父親が突然死にかけるという考えたことのないシチュエーションに思いを巡らせたからか。
反抗期の娘を持つ親御さんにオススメの映画です。
残念
信者ですが映画好きの私としてはなかなか複雑な心境です。
伝えたい内容は良く理解出来るし、エピソードも事実に基づいていると思われますし、何よりもどの映画より崇高なメッセージを発信していることが分かっているだけに、何だか映画としては見劣りしているように感じてしまうことが残念でした。
私がふだん観に行く映画(ほとんど洋画ですが)と比べると、シナリオも演技も映像も一定のレベルに達していないように感じます。
これなら何も映画にしなくても総裁先生の講演を直接でもビデオでも観て聴いて頂いた方がはるかに良いのではないでしょうか。(直接見ていただく機会がなかなか持てないから、あえて映画という形にしたのだとは思いますが。)
偉人や現実に起きた感動的な出来事を描くような映画はたくさんありますが、稀有な人物、ありえないような出来事を映画という媒体を通して伝えるのであれば、ある意味本物以上に本物らしさや感動が求められる、と私は思っています。そういう視点で観ると、この作品では十分に表現できているとは思えません。
素晴らしい役者さんたちも出演され、いい演技もされていましたが、全体に躍動感が足りない、個性も感性のほとばしりも伝わってこない、といった印象で、映像自体の暗さも気になりましたが、『光量』が不足しているように感じました。
アニメではあれだけクオリティの高い作品を何作も残して来ているだけにもったいないと思いますし、残念です。
可能であれば、ご本人の講演会やDVDをご覧になった方が、より感動するとは思いますが、もしそれがハードルが高いのであれば、内容的には他のどの映画でも見ることの出来ないメッセージが込められていますので、ぜひ一度体感してみてください。
意外によかった。知的で渋め。子役と音楽が◎
社会的には順風満帆に見える主人公が、自身の病や家庭の崩壊やバッシングにぶちあたり、乗り越えて使命に突き進む話。
全体的に落ち着いたテンポで、エンタメというよりは人生について滔々と語る知的で硬派な作品。
海外ですごい評価ということで、確かにこういう大人っぽい作品は日本より海外の方が反響が大きいかもしれないと感じた。
途中で演歌が挿入されるなど、全体的に渋い感じがした。テーマ的にも、中年以降が見るとまた共感するのかも。
ただ演技を生かすためかワンシーンのカットは長めで、少し淡々としているように感じなくもない。尺はもっと短くていい気がする。また画の作り込みが寂しい感じもする。映画に「テンポのよさ・興奮・エンタメ性」を求める人にはちょっと物足りないのかも。
でも感動作であるのは確実だと思う。
上映中、隣の席に座っていた6歳くらいの幼女が、号泣してハンカチでずっと顔を拭っていたのにはびっくりした。笑
主人公が家族を想うシーン等で涙してる人は結構いた。
個人的には、挿入歌のレベルが高かったのが◎。サントラ欲しいくらい。聖歌のようなストリングス曲・ギター曲・演歌・ロックと、バラエティにも富んでいたのが印象的。
また子役の女の子が嫌味がなく爽やかで、芯の強さも感じられて、とても素敵だった。涙の演技も良かった!
あと、鶴男がとてもかわいくて笑、個人的に1番好きなキャラ。鶴男のとこで泣けてしまった(笑)
派手さはないけど、特に家庭と仕事を両立させる中年世代には心に響くものがある重厚感のある映画。
大人になったらまた観たいかも。
映画を見てこんなに後悔したのは初めて
他人のこととは思えなかった
この映画の字幕に「これは実話に基づいたフィクションです」との字幕があった。
普通、このような実話は他人のこととして捉えることが多い。
だが、自分にはどうしても他人のこととは思えなかった。状況は違うが自分と比べてしまった。
お笑いの要素はない。興奮することもない。だけどこのような映画があっても良いと思う。
上映中、すすり泣く音が聞こえた。
他とは一味違うこの映画を鑑賞することを薦める。
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