「不思議を受け入れることの難しさを乗り越える可能性を感じさせてくれる映画」世界から希望が消えたなら。 Tatsuro.Kさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議を受け入れることの難しさを乗り越える可能性を感じさせてくれる映画
この映画で、主人公は家族愛も持ちながら、より多くの人にも責任を感じているのですが、そのためにそれまでの自分を超えていくような努力をしていくことに対して、「信じられない、ついていけない、理解できない」と思う人物と、「信じてついていきます。例はないが例外はありうる。」と思う人物が出てきます。これ、どちらも、またはどちらかの立場に共感できる人がいると思うんです。
私は、心に信じていないことをこれまでに発見しつつ、信じることを増やそうとして生きてきたと思っています。
例えば、主人公の次男のつるおくんを励まして立ち直るよう導く場面がありますが、未来を開いていく力と可能性を信じていないとここまでできないだろうな、単にかわいそうとか、慰めだけに終わらない確信てすごいな、とより良い考え方を学ぶこともできました。
それぞれの立場で発見があり、信じることやそのもととなる信仰心の大切さを感じるチャンスがあると思います。まだみていない人はぜひ一度、できたら何度か色んな角度から見てみてください。
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