「女で娘で母で」パリの家族たち Jiroさんの映画レビュー(感想・評価)
女で娘で母で
パリを舞台に、様々な家庭を「母親」というテーマで切り取る。
出産した現職の女性大統領
認知症の母親に悩むジャーナリスト、大学教授、小児科医の三姉妹
舞台女優
妊娠が発覚したゲイの花屋の姪
etc
様々な人物が、パリで生活をしていくうえで、母親、娘、女性という立場での、主に「困難」を描いている。
多様化する家族の形態に、小学校での「母の日」が対応できないとか、老後の母親の面倒を見るのが子供の義務なのか、女は母になるべきなのか。
こうした問題がパリの日常を舞台に語られていく。
登場人物の関係性も面白い。
それぞれの人物が、なんかしらの人物を介して繋がっている。
同一、または近いコミュニティでのエピソードになっているのだが、それぞれのトラブルや問題が独立していて一見すると無関係の物語に見えるというのが面白い。
演者も美人が多いし、おっぱいポロリもあるし良い。
かなり心に刺さる作品であったけど、ひとつ問題点があるとすると、
場面転換に物語性がないため、登場人物が多すぎてわかりづらいというところ!
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