浅田家!のレビュー・感想・評価
全286件中、141~160件目を表示
家族愛
千葉県内で昨年ロケしたみたいです
タイトルのネーミング以上に泣ける!
すごくいい映画。こんな家族を持ちたい。
写真のもつ力はそれを撮る人間達の魅力で作られるんだな。笑いあり、泣きあり、感動しました。
タイトルと予告編の印象と中身が違いすぎる笑笑
けれど、飾り気がないのも好感持てるな。
虹の家族、父親が映らない写真、卒業アルバム
思い出して泣きそう。
俺も人を感動させる写真をいつか撮ってみたいな。
紙の写真の力
元になった実際の「浅田家!」の写真集を書店で見かけて
面白いな〜と強く引かれたのを覚えています。
前半は、その明るいご家族の空気感が
映画の中から伝わってくる本当に楽しくて
良い感じの家族コメディー!
再現される写真のシーンで家族を演じた役者さん達も
きっと乗り乗りで演じられたのではないでしょうか。
一転、後半は3、11直後の東北が舞台。
被害にあった方々が観たら胸が痛くなる様な
瓦礫の山や役所の混乱、避難所の閉塞感。
前半の笑いはどこへ行った!的な切ない内容。
その二つが紙の写真を通して繋がっていく。
ああ、写真には、被写体以外のものも写っているんですね。
笑えて泣ける良質な映画でした。
で、月に8回程、映画館に通う中途半端な映画好きとしては
中野量太監督作品は「湯を沸かすほどの熱い愛」を観て
予想外の二段仕掛けにボロ泣きさせられました。
今作はそれほどのサプライズ的な結末では無かったけど
違う意味でちゃんと仕掛けはありました(笑)
最近はあれもこれも「家族」がテーマの映画がゴロゴロあって
親のあり方って難しいな〜とか思ったりします。
そう言う意味では「浅田家!」はご両親が年齢の割には
今風な考え方だったから主人公の浅田政志さんの
自由な写真が生まれたんだろうな〜と言うのが
伝わってきます。
実話を元に脚色された話ですが
前半も後半もそしてその間を繋ぐ部分も
写真を撮ることで人を喜ばせたい!!と言う
浅田政志さんの考え方が心地良いですね。
その浅田政志さんを演じた二宮さんも
彼女役の黒木華さんも相変わらず良い!
その他のキャストも全部が気持ちよくハマった作品です。
あまりに気持ちよくハマりすぎて
そう言う意味でのサプライズは無いけど
滅多に映画に行かない人でも
安心して
楽しく観られる映画ですよ。
お涙頂戴でなく、クスッと笑えて心暖まる
予告観た限り、お涙頂戴?
いやいや、普通に良い映画でした!
「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督が、「家族写真」を撮った実在の写真家、浅田政志氏の写真集を原案として描かれた彼の自伝的映画。
自分は「湯を沸かすほどの熱い愛」は観てなかったので中野量太作品は初鑑賞です。
個人的にこの映画は予告だと感動を力づくでかけようとしてるお涙頂戴映画に感じたのであまり期待はしてなかったのですが、TwitterのTLでの評判が良かったので鑑賞を決意しました。
お陰で鑑賞し損ねるところでした!(笑)
まず、この浅田家のやり取りが凄く面白いです。
二宮和也が演じる政志さんのグータラだけど面白い発想をする人物像が興味深いし、彼を取り巻く家族もそれに巻き込まれていながらどこかユニークで面白いです。
その浅田家の4人を演じたキャストがみんな素晴らしかったのも面白さがプラスされたのだと思います。
風吹ジュンと平田満が演じた両親も個性的な浅田家の両親として素晴らしく、政志さんのお兄さんを演じた妻夫木聡も真面目で良心的な長男を見事に演じられていて、その政志さんを演じた二宮和也もここ最近の中で一番役にはまっていた気がします。
個人的に一番好きだったのが、二宮和也と妻夫木聡のやり取りです。
二宮和也は次男に見えるし、妻夫木聡は長男役者が凄く合っているので、凄く仲の良い兄弟に見えるし、その掛け合いも面白かったです。
あと、二宮和也の恋人役の黒木華も良い女房然としていて良かったし、演技も良かったです。
また、浅田家の家族写真を実際に撮る場面も描かれています。
鑑賞後に本屋に行ったらたまたま実際の「浅田家」の写真集が置かれてたので見てみましたが、凄まじいほどの再現度でした!
劇中であれだけ再現するには政志さん本人が撮らないと再現出来ないはず、と思って調べたら実際そうでした(笑)
浅田家キャストで撮った家族写真は浅田政志さん自ら撮っています。だからこその再現度だと実感しました。
ただ、ストーリーの前半は浅田家の家族写真が賞を取って家族写真を撮り始めるサクセスストーリーですが、後半は東日本大震災のストーリーが展開されます。
東日本大震災の時に政志さんはボランティアとして写真の返却をするエピソードがあるのですが、そのエピソード自体は正直前半のストーリーに比べるとそんなに面白く無かったです。
浅田家の個性的な掛け合いややり取りが面白かったのに対し、後半の東日本大震災のストーリーは正直他の邦画に有りがちな感じになってしまったのが残念です。
被災地の瓦礫の山を再現したのは素晴らしかったのですが、正直長く感じてしまって少しダレました。
また、この映画全般のテンポなのですが、もう少しペースを早めても良かったと思います。
全体的にペースが遅く感じました。
せっかく浅田家のエピソードが面白いので、もう少しテンポ良く展開されたらもっと面白くなれたと思うし、何なら傑作級の映画になり得たと思います。
あとこれに関しては映画に直接関係無い所になりますが、あのお涙頂戴感が出てる予告編は完全にやり過ぎだし作品のトーンと合ってないです。
「最高の感動作」というキャッチコピーじゃなくて浅田家のユニークな姿を全面 に押し出した方が良かった気がします。
あの予告編だと自分みたいな人は完全にシラけます。
「傑作!」とまではいかないものの、普通に良い家族映画として、クスッと笑えて少し心暖まる映画になっていたと思います。
この映画を観て、浅田政志さんの写真を見たくなりました。
なので、もう早速予約しました(笑)
家族って素敵
浅田家をコミカルに描いた前半と、被災地を描いた後半との2部構成になっています。
以下、印象に残っているところです。
菅田将暉さん演じる小野くんのような青年が、被災された現場ではリアルに存在していた感じがしました。
みんな辛いのは分かっている。ぐっと感情を殺すように耐え抜き、自分が人のためと思ったことをする姿に涙が出ました。
内海家のりこちゃん。お父さんを見つけた時の涙と、カメラにむけた笑顔が本当に演技?と驚かされるほどでした、感服。
私は東北出身でもあり必ず劇場でみると決めていました。
浅田家みんなのキャラクターがありきたりでもなく、だけど特別でもなく…とてもホッとした気持ちになれます。
笑いあり涙ありで、映画としてはサラッとみれます。ぜひご家族で😌
恵まれて・・・
これは良いやん!
ほんわかじんわりほのぼの!
これがノンフィクションなんだとびっくり!
写真を撮ること、見ることが好きなひとに観てほしい。
もともと、実在のなりきりコスプレ家族を撮った「浅田家」は結構好きな写真集でした。その写真のインパクトが強烈だったこともあり、却って「マニアックな写真集をモチーフにした映画」という思いが先立ち、何とは無くその延長線上のストーリーで終始するのかと勝手に想像していましたが、良い意味で期待が裏切られます。
肩肘をはらない「写真」の面白さ、あるいは「紙焼き写真」の本質的な価値を、素直かつ巧妙に表現しており、なかなか良くできた作品だと思いました。自然災害と写真とが織りなす社会的メッセージ。タイトルの「!」が伏線となるビックリのオチが放つ家族愛。それらがエンドロールで流れるガーシュウィンの「ス・ワンダフル」でつながるという、とても洒落たツクリです。
撮りたいものを撮る
コメディの中から垣間見える家族愛
二宮和也✖️菅田将暉 最強!
いろんな家族がありますね
全286件中、141~160件目を表示