「本当に言いたかったのは、そこか。」浅田家! fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
本当に言いたかったのは、そこか。
一言「それを描きたかったのね」。
地元ラジオ局の映画番組が、一押ししていた作品。
「泣けるよね」って。
結局見に行けず、今回WOWOWにて鑑賞。
二宮さんが主演&上の写真しか知らなかった。
前半は浅田正志(関係ないけど、さだまさしさんに似てる!)さんが。
宙ぶらりんな生き方から、写真家として立ち上がるまで。
で。
後半は、「3.11被災地」での写真洗浄ボランティアの話。
監督は中野量太さん(「湯を沸かすほどの熱い愛」)。
グッと胸にくる人間模様を作るのに定評あり。
今回後半写真家として、いや一人の人間として。
被災地で見つかった写真たちを、洗って見つけてもらう。
その活動の話がズンときました。
「写真なんていらない、記憶に残っていればいい」。
私はずっとそう思ってました。写真苦手で。
「記憶を確かにするために」という考え、なるほどなと。
といいつつ結構全般的にコミカルなところも。
最後のエンドロールで「え、この人ってどこに出てた?」って思うような。
名演技もありました(気配隠してました。さすがSくん)。
私的には泣けなかったのだけど。
一つの写真集からこの話を作り上げていった、その力量に👍します。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「人生にあと一枚写真を撮れるとしたら。
どうする?」
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