「震災を話に盛り込む映画、最近多いですね」浅田家! ゆうすいさんの映画レビュー(感想・評価)
震災を話に盛り込む映画、最近多いですね
誰もが、あの震災に心を痛めて悲しみ、恐怖を感じた出来事だけに、
今回の取って付けた感が半端なかったです。
瓦礫を片付けるお父さんを
無闇に撮るマスコミのカメラマンを冷ややかに
眺めるシーンがありましたが、
この映画の震災部分が、
そのカメラマン自身のように思えて、
自虐ネタなのかと思える程、、
エンドロールの製作陣見て、
途中で無理矢理、
脚本変えさせられたんじゃないかと、、
二ノ宮さんはタレント業と兼業で時間も無いのに、
演技は普通に上手だと思うんですが、
やっぱりどうしても、
二ノ宮さん本人から離れないというか、
台詞を話してる時は良いんですが、
特に顔のアップとか、
彼のブロマイド見てるみたいに決まっていて、
こんな風に撮れって指示でも出てるのかと
思わせる感じで。
黒木華さんや妻夫木さんは
若奈ちゃん、兄ちゃんがおるな〜と思えますが、
どうも二ノ宮さんは、
あ、写真家になった二ノ宮さん!
と思えて。
菅田さんなんかは、映画終わる迄、
出てた事も分からなかったです、、
それともう一つ気になったのは、
震災部分で、
菅田さんは毎日着てそうなくたびれた服を着てるのに、
二ノ宮さんのツナギはなんか毎回、新品?
と思える程、パリッと綺麗で、、
いや、おかしいでしょ、、と。
この映画の予告で、同じくジャニーズのタレントさんが主演のお弁当作る映画ありましたけど、
それまで見る気無くします、、
前半は良かったです。
特に小さな出版社の社長さん。
たっぷりたっぷり、って日本酒注ぐ所。
良いと感じた物を誰の評価も気にせず、
自信を持って推し進める、本当たっぷり底から支えてくれそうで、とても魅力的な人柄で。
あの方とマサシさんの関わりとか
もうちょっとクローズアップして欲しかった。
風吹さんの極妻シーンも良かったわあ。
前半良かっただけに、本当残念です。