「レイトショーで観た浅田家。」浅田家! kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
レイトショーで観た浅田家。
今じゃパチスロで生計を立てるなんて無理。ぐーたら生活を続けていた政志にとって、東京へ行くと決断したのは5号機導入で儲からなくなったからじゃないのか?などと、2004年頃にスロットからパチンコへと移行した人が多かった時代が懐かしい・・・
コスプレ中心だった前半の浅田家。消防士、レーサーといった不可能に近い写真を兄貴が懇願して実現したもの。セルフタイマーによって政志自身も写るという家族写真シリーズのスタートだった。東京に出て家族写真集の出版にまでこぎつけ、写真家として他の家族写真も撮るようになったが、東日本大震災を迎え、ボランティアを通じて戸惑いを覚えるのだった。
写真の力って凄い!誰しもが記憶を鮮明にさせる手段として懐かしんだり、忘れたいため破いてしまったり。そんな中でも撮影したのは誰だったか?ということも記憶に残ったりするものだ。デジタルの時代になっても瞬間を歴史に変える魔法の道具。連射することもなく、ベストの一瞬を撮る姿にも共感を覚えてしまう。
『硫黄島からの手紙』(2006)でアカデミー賞の呼び声も高かった二宮和也。それ以降も役者として活躍はするが、それほどでもなかった気がする。やはり無口な役の方が見栄えがするのだと思っていた。それが今回はコメディタッチの部分も多く、これもいいんじゃないかと感じました。他にも菅田将暉の朴訥なタイプ、風吹ジュンの演技も冴えていた。個人的にはクレーマーだった北村有起哉がピタリとはまっていて、彼の娘の遺影のエピソードに泣けた・・・
平田満演ずるお父さん。「死ぬんじゃないよ~」という台詞でパロディにした『コンフィデンスマンJP』の記憶も新しい中、やはり『蒲田行進曲』のヤスを思い出してしまいましたが、まさかのそのネタでくるとは・・・意外な結末でした。基本はコメディなんですね。
お久しぶりでございます。kossyさん、私も生きてます。
風吹ジュンがピンタするシーン良かったです。平田満が温かい。キャスト良いですよね。ニノはどうなんかなあ。妻夫木すきだし、黒木華も好きだなあ。
朝だ朝だーよではなく、レイトショー
こちらも舞台挨拶付きは間に合わず、レイトショーでした、
蒲田行進曲の平田満はヤスでしたね。銀ちゃんは風間杜夫でした。レビュー書き換えます。タトゥーと極妻の遺伝子はなるへそです。風吹ジュンはミューズでしたね。こんなに長く芸能界を生き残るとは思いませんでした。
ミッドウェーの御指南ありがとあございました。