主戦場のレビュー・感想・評価
全111件中、41~60件目を表示
知るキッカケを与えてくれて、ありがとう
ここのレビューサイトを覗いて初めて、片方の立場から抗議が起こっていることを知った。 やっぱアメリカ人って契約にうるさいんだなぁ。各方面に「修了科目のためにインタビューさせて欲しい、思想的に歪ませるつもりはない!」と誠意あふれる依頼メールを送ったテザキ監督と、抗議されたときに「契約書には公開の事前通達の義務は書いてない!勝手に映画化しても問題ないと考えている!」って言ってるテザキ監督が、とても同じ人には思えない。 初めから騙す気しか無かったのだろう。文系の学生は平気でそういうことをする。彼の学位が泣いていることだろう こういう誇りのない人とは一緒に仕事したくないものだ。 日本人とはフェアプレイの精神が大きく異なることがよくわかる。 結局、監督のインタビュー依頼の時の宣言「これは学術的研究でもあるため、一定の学術的基準と許容点を満たさなければならず、偏ったジャーナリズム的なものになることはありません」という点を満たさない作品になってしまった。 学位取り上げた方がいいんじゃないか?院出た途端にこういうことをされては、大学院の品位が問われる。
一言レビューは恥を知るべき。
相手を悪く撮ってやろうとする意図がものすごく議論の内容と乖離していて邪魔だった。 慰安婦についての討論を楽しみにして観に行ったのに、あんなに編集されては興醒めだった。監督の自己主張は分かったが、かなり思想的に歪んでいるように思える。別の人も言っていたが、映画でなくてもいいのでこの映画の反証については観てみたいと思った。 さて、あきれるばかりだ。 両者、なにがあったか知らんが矛をおさめよ。 お前らは映画について全くレビューしてない。はっきり言って目障りだ。 全く意味のない一文で極端に振れたレビューを投稿するな。☆1も☆5もマトモじゃないぞ。 姑息にも「僕は傷つけられたくない」とでも言いたげに、皆して「コメント不許可」にして・・・情けない限りだ。 ・・・特に高評価群は多すぎる。リストアップして問い合わせることにした。
面白い!と言ったら不謹慎だろうか
従軍慰安婦問題の本質を、双方の主張を並べることで浮かび上がらそうとしたドキュメンタリー映画。 言ってる意見が全く違うからとても面白い。その対比の仕方や、論拠となっている資料の解説がとても上手だと感じた。 フラットな立場で作ろうとしていたのかもしれないが、観終わった後の感想は「ナショナリストの判定負け」ってところか。 最後のラスボスのように登場した日本会議のじいさんのキャラもすごかった。こりゃ根本的な解決なんて無理だと思ってしまう。でも、だからこそこんな映画の存在価値がある。 こんなところを省略してる!とか事実を歪曲してる!なんてことを言ってくる人もいるだろう。それならそれでそういう主張のドキュメンタリー映画を作ればいいんだ。私はそれも観に行く!
リベンジ”モキュメンタリー”ムービーの最高傑作!
ドキュメンタリーの公平性なんぞ、放送法が生んだ日本だけの幻である!! 監督の日本の右翼に対するリベンジ魂が炸裂する最高傑作!!!! 日系米人である監督は2012年にyoutubeで日本の差別を紹介、冷静に事実のみを伝えたつもりが、ネトウヨに見つかってさぁ大変!! 職場や同僚までもがネトウヨの餌食に!!!! やられっぱなしで黙っているようなら日系米人なんてやってられない!! 大和魂の宿ったアメリカンスピリッツで敵地へ潜入、 右翼のお歴々を手玉にとって上機嫌にさせて言質を取り ネトウヨと同じ手法で一部を全てのように扱い論破する映画を製作!! 日本の右翼は、日系米人達のアメリカ生活を脅かす存在でしかなかった・・・ そんな頭の痛い存在でしかなかった、右翼どもに・・・ 数年越しのざまぁぁ展開!!! 監督の執念が生んだリベンジモキュメンタリームービー!!! みんなも映画館で”ざまぁぁぁ”体験をしよう!!
レッテル貼ったもん勝ち
ディベートの根底からバカにしたような作品でした。本来話してもないような方向に持って行こうと監督がグイグイ編集をくわえているので、右派も左派も言いたいことが十分言えてないまま、左派を味方に、右派を敵に位置づけて陰謀論みたいなアホな話題にシフトしていく。 扇動としても落第点である。これで真実が明るみにでたとか騒いでる連中に、左派の程度の低さがよく現れていて面白い。右派はしたり顔をしているが、彼らの反論はおそらく全カットされている。 監督は陰謀論を展開したかったのならもっと上手い方法があっただろう。彼の表現者としての能力不足は否めない。
平和な時代に生まれた最低のプロパガンダ
この映画は、日本の立場を無視して韓国に利する展開を行う。それも、陰謀論ともとれるような裏取りもなにもいい加減な状態で特攻をかましている。 慰安婦を強制的に募集・労働させたとする考えを事実という前提で話し始めている。被害者の言うことを真実としているが、この前提からしてトチ狂っている。 呆れかえる保守系の人々に煽りをかけ、怒りを引き出すことが「差別主義者どもの化けの皮を剥いでやった!」というように描かれており、開いた口がふさがらなかった。 そうか、人権を大切にする連中なんてそんなもんなのか。実にロクでもない連中だと再認識した。結局は理詰めではどうあがいても証拠が足りないから証言?妄言?で埋めて妄想で補って物語を作ってしまうのだ。これでは議論は成り立たない。 もっと論理的に話を進めてほしい。日系アメリカ人監督の程度の低さを誇示するような映画になっていた。
いやいや、観賞後は両意見を見比べませんか?
なんでリベラルの人って、程度の低い反対意見だけを見て判断しろって言うんでしょうね。一方的に洗脳し直そうとしてて怖いわぁ。 俺も例に漏れず、この映画はプロパガンダ映画に見えたよ。ドキュメンタリー風を装う編集の小汚さを踏まえて、最低評価とした。 映画観賞後に、ぜひここの絶賛レビューと辛辣レビューを見比べて欲しい。そうすれば本作がドキュメンタリーだったのか、それとも一方の思想に与するプロパガンダだったのか、判別できる。(ただし、論理的思考が可能な程度の修学状況が必要となります。) 下の投稿者サマへ ■「従軍慰安婦問題」や「徴用工問題」など、(中略)「知識人ほどキチンと知っている」と言われる。 →きみの妄想の中での一般論かな?論文を読まない愚鈍さを武器みたいに使うなよ、情報は調べようとするなら、誰にでも開かれているよ。『日本軍ひどい!許せない!』で思考停止せずに、自ら調べて知ろうとした奴ほど詳しいよ。誰だい?知識人しか詳しくないとかテキトーなコトを言う奴は・・・あ、きみ自身か?(笑) ■これ、すなわち一般人が目にするような事が無いような、(中略)「国民騙しの情報」が社会に流布されているという事に他ならない。 だから「知識人(直接文献や事象を扱えるような立場の人)しか真実を知らない」と言う現象が起きる。 →ここでリベラルじみた陰謀論を炸裂させてどうするのさ。さんざん言われてたろ?問題を提起できるだけの資料が存在しないんだよ。特殊文書の引用や判別ではなく、無いなら論じられないってだけ。(ちなみに反証となるような報告書ならあるよ。この映画では話題にすら出さなかったけど。) 無いモノを証言こそが一級証拠かつ真実だと無理矢理妄想で補填して論じようとしてるのが、この映画なんだよ? ■だから「知識人(中略)しか真実を知らない=一般人には誤認識がある=国民白痴化」と言う社会現象が起きる。 この国民白痴化は転じて、「日本国民を騙せる」という一部勢力の傲慢を浮き彫りにし、そしてこの一部勢力の国民に対する「強烈な愚弄」と「洗脳支配主義」を顕在化する。 →『すなわち、だから、転じて』・・・どれだけ話を転じさせれば気が済むのかな(笑) でも、ホントそうだよね。強烈な愚弄には怒りを感じるよね。はじめから彼らを差別者呼ばわりして印象操作で相手を貶めたりするリベラルこそ国民を愚弄する差別者であり、洗脳支配主義者だと思えたよ。 ■それはいくら自身が「中立、正義、真実、愛国」を自称したとしても…。 →極めて作為的な表現するよね。愛国者は差別者とでも言いたげだけど、これもまた誘導による洗脳支配主義的な行為に思えるよ。 ■報道自由度(真実性)ランキング70位以下の国に居ながらも、世界のグローバリズムの中心にいるかのような感覚に陥っている現代国民は、ありのままの世界の息吹と挙動を感じるべきだとは思う。 →そのランキングを気にしすぎるのもどうかと思うけれど・・・ともかく、日本のマスコミがマトモだと思っているなら、考え直した方がいい。私から見ると、世界70位程度の劣悪な報道ごときに見事に洗脳支配されてるよ?きみ。 まずはほら、キチンと証拠探ししよう?証言ではなく論文を読もう?どうせ暇はあるんだろう? ちなみに、世界の息吹と挙動は極右の礼賛に歪んできてますが、きみはその流れを知りながらなぜ乗らないの?世界から孤立する気かい?反国際社会的な人だね。そういう連中がリベラルに多いからこうなったんだよ。
観賞後にここの辛辣な低評価コメを読むべし。
映画を観賞した後にぜひ、ここやユーチューブなどにちりばめられている、この作品に対する「辛辣な低評価コメ」「ディス書き込み」などを読んでほしい。そうすればこのドキュメンタリーの「事実性」がより一層理解できる。 「従軍慰安婦問題」や「徴用工問題」などの、いわゆる日本の侵略歴史に関する事柄は、加害側とされる日本国内においても、「知識人ほどキチンと知っている = 一般市民はよく知らない」と言われる。 これはすなわち、この問題に関する研究において、一般人が目にするような事が無いような重要文献や証拠資料の判読や引用の場で、 大きな「歪曲」「隠ぺい」が行われ、それによって作られた「国民騙しの情報」が、一般社会に多く流布されているという事に他ならない。 だから「知識人(重要文献や証拠資料を直接扱えるような立場の人)しか、ありのままの真実を知らない = 一般人には誤った認識がある = 国民白痴化」と言う社会現象が起きる。 この「国民白痴化」は転じて、「日本国民を騙せる」という一部勢力の傲慢を浮き彫りにし、そしてこの一部勢力の国民に対する「強烈な愚弄」と「洗脳支配主義」を顕在化させている。 この映画を見て、「何を信じてどう感じるか?」…これは当然ながら、各人の自由でいい。この点については映画作者本人も、同じくそう述べている。 しかしこの作品は、 ・自分自身の感性や哲学、情緒の根底や無自覚的な深層心理に、「人種差別的な思想や思考構造、またそれに類する感性が存在しているかどうか?」を問う。 ・この作品に対する観点と立場が、そのまま自分自身の「主義傾向」を表す。 という代物である事は、言っておきたい。それはいくら自身が「中立、正義、真実、愛国」を自称したとしても…。 報道自由度(真実性)ランキング70位前後を行き来するこの国に居ながらも、世界のグローバリズムの中心にいるかのような勘違いに陥っている現代の日本国民は、このような作品を通じて「世界のありのままの息吹と挙動」を、感じるべきだとは思う。
アメリカの映画とか言うデマ
この映画は大きく分けて二部構成となっている。 前半は慰安婦問題を扱った作品だが、保守系の論客の主張に反論しているつもりの、反日プロパガンダ映画として仕上がっている。 反論といっても難癖つけるだけで、慰安婦問題を何ら立証していない。挙句に、不都合な公式資料は焼却されたから、慰安婦に関する公式資料が無いことは、慰安婦問題を否定する論拠にならないというトンチンカンな主張が飛び出す。保守論客を歴史修正主義と批判して厳密な証明を求めるのに、自己はなんらの立証もしていない。モリカケ原発米軍基地などでおなじみのダブルスタンダードだ。 結果的に元売春婦の支離滅裂な主張だけが第一級の論拠だと、この映画は認めている。 この時点で歴史研究を侮辱している。 後半はよくある戦前の日本バッシング、天皇批判も飛び出すトンデモ展開であった。ここらへんはいつもの左派のノリで、ありきたりで目新しさは皆無であった。 さて、この映画はプロパガンダだと述べた。何故か?現在の国内および近隣諸国情勢を見てみよう。韓国が日韓合意を事実上反故にしたため、日韓関係は過去最悪に滅茶苦茶だ。これは韓国側の責任である。韓国側の滅茶苦茶な主張に依拠してこの映画は何ら検証もしないまま問題を拡散した。そこで私は、この愚かな拡散行為を『問題解決の道筋も何もつけない無責任なプロパガンダ』であると考えた。 日本国内では健全な貿易ができる国家群(いわゆるホワイト国)から韓国を外すという決議が下り、安倍政権自民党は選挙でも大半を押さえ優勢を維持した。 結局はこの映画を大絶賛して「見るべき見るべき」と喚き散らしてる人たちは、なんの成果も得られないまま、韓国とともに無視されていく。せいぜいがんばってほしいところである。ちなみに、ある程度知的好奇心のある無垢な人間がこの映画を見たら、おそらく自分で調べるうちに右派に流れていくと思う。 インタビュー内容などの素材収集は上智大院生のときに製作したようだが、あまりにもお粗末な出来であった。意図的な編集をもくろんでインタビューしてたんだと思うと、監督の気持ち悪さが際だってくる。上智大学には彼の製造責任を取っていただきたい。 慰安婦問題は日本政府の弱腰と朝日新聞社の捏造で広まったが、徴用工も同じことになりかねない。強欲な嘘つきに譲歩してはいけない。 評価が高いが、政治的信条をおいておいて、ドキュメンタリーとして評価し難い駄作だ。 中国系・韓国系かロビーがバックかと疑いたくなる。映画作成陣にアジア系の名前が大量に流れてきたので、調べてみようと思う。 (追伸) 映画早々に大声で喚く女性が出てくるが、さすが火病の国、韓国。恨の文化の国とは分かり合えないなと思った。火病を発症するのはいいが、他国を巻き込むなと思う。慰安婦で騒ぐなら、”貢女”の件で、中国にも毅然とした態度で賠償と謝罪を求めたらどうか。
えぇ・・・?浅ましい映画だねぇ。
野党の論理性のかけらもないモリカケの追求とよく似てたねぇ。同じ勢力が作ってるんじゃない? さすがはアメリカ在住、隠さない大らかさが裏目に出たね。韓国系団体に支配された映画じゃないか。そりゃこうなるわ。 彼らは妄想の世界に生きてるから、陰謀論とか大好きなんだよね。 もっとエサを与えないと! ・日本の原発は北朝鮮への報復核ミサイルサイロになってる! ・海外進出してる日本企業は、韓国や中国の高い技術を盗み出すためのエリートスパイ企業! ・日本軍の残していった各種インフラには自決用の時限爆弾が埋め込まれており、今もまだ自衛隊が稼働させることもできる! ・日本の中枢はネトウヨ ほら、全部証拠の揃ってない陰謀論だよ。このくらいバカなこと言ってる作品を真に受けてるってことを理解しなよ。
ドキュメンタリーとしてはゼロ点!
女性の人権問題に関してはリベラルな考え方をするほうだけど、慰安婦問題に関してはこれ以上賠償するべきじゃないって考えてる。当時の慰安所勤務の女性たちには同情するけど、日本の国家的な強制性を見いだすには証拠がのこされていないんだもの。『疑わしきは罰せず』...これは、どの国でも同じ価値観のはず。今になってこういう映画が出たということは、国家的な強制性を臭わせる新たな証拠でも見つかったのか、どんな議論が交わされるのか興味があって見てきたけれど、これはドキュメンタリーではなかった。悪意ある編集で右よりの人たちの言いぶんを意図的に隠してるのが随所に見られて、彼らは横暴で悪者、リベラル側は心が優しいヒーローみたいに改変されていた。 また、途中から雲行きがあやしくなってくる。議論もそこそこに、日本を牛耳るのはオカシな思想の持ち主たちだという話に切り替わる。いくらなんでも突飛すぎると思った。話をそこに帰着させるためには、そこまで盛らないといけないのは分かるが、これではリベラル側の論者がまるで番組に全力で擁護してもらえるよう手回しした卑怯者みたいに見えてしまう。議論には議論で返すべきじゃないのか?結局、国家的な強制性を示す新証拠はなかった。右よりの論者を悪人のように撮る『印象操作』に頼りがちで、不愉快だった。 レビューの記述で気になって調べてみたら、右よりの人たちの態度が悪い理由も『映画に使うよ』と明言されてなかったからだそうだ。これではドッキリ映像の仕掛け人とターゲット並みに不平等ではないか。議論は対等な関係で行うのが当たり前であり、それが意図的になされなかったのなら、もはや差別じゃないか。こういう下準備の姑息さは恥じるべきだと思った。知れば知るほどリベラルの面汚しだ。テザキ監督と、本作に登場するリベラル側の論者には失望した。これはドキュメンタリーとは呼べない。
右翼の人が見たら気が触れる映画
安部様はこの映画嫌いと申し上げるんだろうな... いわゆる大日本帝国時代を懐かしむ右翼様には 都合が悪くなる映画だよね. なぜ世界の人々に日本が嫌われるのか 考えさせられる映画でした. 不屈の男 アンブロークンの時みたいに また映画の公開中止を求める要望をするんだろうか.
右派は中間層(無関心層)の取り込みに大失敗している
右派、安倍首相の熱烈な支持層は本作を見ないだろう。 (本作にも他人の本は読まない、と豪語する識者が登場するが…) だが、彼らが「主戦場」と認識し、実際に「戦っている」のは、自民党でも靖国神社でも日本会議でもなく、アメリカだ。 熱狂的な右派も、熱狂的な左派も、誰がなんと言おうが、自説を曲げる、覆すことは無いだろう。 勝敗は熱狂的なヒトを味方につけることでなく、中間層、無関心層をどれだけ味方につけられるかで決まる。 で、本件の勝敗はどうか? 中間層は圧倒的大差で、否定派には味方しないだろう。 ただ、肯定派に全面的に賛成している訳ではなく、慰安婦の人数にこだわることは間違いであると明確にしている。 この右派の敗因は何だろうか? 彼らの主張は目新しいものは特にない。前半はそうした主張が淡々と語られていく。 しかし、作品の「空気」が変わるのはそれから。 慰安婦問題を、日本人は正直者で、韓国人が嘘つき、であり韓国人が劣等民族であると主張する、彼らの人種差別者としての本性が明らかになる場面だ。 ここで「勝負あり」。 なお、これには政権与党自民党の衆議院議員、杉田水脈氏も含まれている。 今は参議院選挙期間中だけど、選挙関係者の皆さん!杉田氏を演説の応援弁士として呼ばない方が良いですよ!(笑) 彼ら自身は「愛国心」なんだろうが、明らかに「日本の価値」を貶めている。特に「国家は謝ったらオシマイ」と主張する輩。 視聴者からは、「謝りたくない頑固者が、『無理矢理無かったこと』にしようとしている」と見える。 かなり滑稽である。実際劇場でも失笑が漏れた。 本作が、映画として公開されたのは、画期的だし、とても良かったと思う。 DVD化されるし、ネット視聴もできるようになり、10年~20年先でも、見れるようになるだろうから。
偏向的だからこそ興味をそそられる
偏向的な結論で締めくくられるドキュメンタリーだということを知ってから観賞した方が、より興味をそそられるような作品だった。 日本の現状や戦争中戦後、あるいは人権やここで多く描かれている慰安婦について、もっと漠然と今の社会について等々、何でもいいから自分なりの意見や信条みたいなものを多少なりとも意識しながら見ると一層この作品の重要性が増すように思う。 慰安婦の事なんて全く分からん!とした上で見るのでも全く問題ないと思うし、熟知している上で見るもの当然よし、とにかくぐいぐい来る映画の主張と自分の中のものをぶつけ合いながら楽しむことをおすすめする。必ず、賛同も反発もあるはずだから、かなり刺激を受けるはず。何かしら得ることもあるはず、それがいいか悪いかは人それぞれ違うと思うけれど・・・ 自分の場合は、どうしても慰安婦像が納得しかねるところで、どんな主張であっても、その意味や意義はチンプンカンプンだった。まぁ特定人物をかたどった銅像など総じていい印象はないのだから仕方がない、自分の場合は・・・ あと、右傾向にある日本の陰謀めいた相関図はかなり面白かったし、参考になった。すべてを妄信できるような内容ではなかったけれど、これからニュースの見方が多少違うような気がしている。 慰安婦問題を中心としたドキュメンタリーではあるけれど、核心部分はそこをついたものではないというところがなかなか曲者。一人称で個の意見をズバズバ述べているところ一つ一つに対してはかなり感情を揺さぶられるけれど、その帰結するところが曖昧だと言わざるを得ない。個人的には、アメリカの言うとおりにしていればいいんだよという主張にしか思えなかったけれど・・・
全111件中、41~60件目を表示