主戦場のレビュー・感想・評価
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右派は中間層(無関心層)の取り込みに大失敗している
右派、安倍首相の熱烈な支持層は本作を見ないだろう。
(本作にも他人の本は読まない、と豪語する識者が登場するが…)
だが、彼らが「主戦場」と認識し、実際に「戦っている」のは、自民党でも靖国神社でも日本会議でもなく、アメリカだ。
熱狂的な右派も、熱狂的な左派も、誰がなんと言おうが、自説を曲げる、覆すことは無いだろう。
勝敗は熱狂的なヒトを味方につけることでなく、中間層、無関心層をどれだけ味方につけられるかで決まる。
で、本件の勝敗はどうか?
中間層は圧倒的大差で、否定派には味方しないだろう。
ただ、肯定派に全面的に賛成している訳ではなく、慰安婦の人数にこだわることは間違いであると明確にしている。
この右派の敗因は何だろうか?
彼らの主張は目新しいものは特にない。前半はそうした主張が淡々と語られていく。
しかし、作品の「空気」が変わるのはそれから。
慰安婦問題を、日本人は正直者で、韓国人が嘘つき、であり韓国人が劣等民族であると主張する、彼らの人種差別者としての本性が明らかになる場面だ。
ここで「勝負あり」。
なお、これには政権与党自民党の衆議院議員、杉田水脈氏も含まれている。
今は参議院選挙期間中だけど、選挙関係者の皆さん!杉田氏を演説の応援弁士として呼ばない方が良いですよ!(笑)
彼ら自身は「愛国心」なんだろうが、明らかに「日本の価値」を貶めている。特に「国家は謝ったらオシマイ」と主張する輩。
視聴者からは、「謝りたくない頑固者が、『無理矢理無かったこと』にしようとしている」と見える。
かなり滑稽である。実際劇場でも失笑が漏れた。
本作が、映画として公開されたのは、画期的だし、とても良かったと思う。
DVD化されるし、ネット視聴もできるようになり、10年~20年先でも、見れるようになるだろうから。
偏向的だからこそ興味をそそられる
偏向的な結論で締めくくられるドキュメンタリーだということを知ってから観賞した方が、より興味をそそられるような作品だった。
日本の現状や戦争中戦後、あるいは人権やここで多く描かれている慰安婦について、もっと漠然と今の社会について等々、何でもいいから自分なりの意見や信条みたいなものを多少なりとも意識しながら見ると一層この作品の重要性が増すように思う。
慰安婦の事なんて全く分からん!とした上で見るのでも全く問題ないと思うし、熟知している上で見るもの当然よし、とにかくぐいぐい来る映画の主張と自分の中のものをぶつけ合いながら楽しむことをおすすめする。必ず、賛同も反発もあるはずだから、かなり刺激を受けるはず。何かしら得ることもあるはず、それがいいか悪いかは人それぞれ違うと思うけれど・・・
自分の場合は、どうしても慰安婦像が納得しかねるところで、どんな主張であっても、その意味や意義はチンプンカンプンだった。まぁ特定人物をかたどった銅像など総じていい印象はないのだから仕方がない、自分の場合は・・・
あと、右傾向にある日本の陰謀めいた相関図はかなり面白かったし、参考になった。すべてを妄信できるような内容ではなかったけれど、これからニュースの見方が多少違うような気がしている。
慰安婦問題を中心としたドキュメンタリーではあるけれど、核心部分はそこをついたものではないというところがなかなか曲者。一人称で個の意見をズバズバ述べているところ一つ一つに対してはかなり感情を揺さぶられるけれど、その帰結するところが曖昧だと言わざるを得ない。個人的には、アメリカの言うとおりにしていればいいんだよという主張にしか思えなかったけれど・・・
ある程度の基礎的知識が必要かと
本日見たがなんと満席。
アベンジャーズエンドゲームより混んでた。(まあキャパが違うけど)
リビジョリストのほとんどの発言は、過去のそれの焼き直し、あるいは予測されたものでしかない。
どこかで読んだり聞いたりの繰返し。
それより慰安婦像のすぐ前で、日本の女性が「慰安婦問題?知らない」
これでは右派の妄言に騙されるのもやむを得ないだろう。
フィクションにしてはつまらない
まずこの映画はドキュメンタリー映画ではありません。偏った思主義思想に基づいたプロパガンダ映画です。
出演者を騙し、既に訴訟案件になってます。全編フィクションなのです。
出演者達を狡猾に騙し、コメントをとり、都合良く切り取り編集し、趣旨と違う内容にすりかえ、もはや慰安婦に強制性があった事、結論ありきで作成されているのです。(ハッキリ言おう、強制性はありません。)
観るにたえない映画です。この映画を観て評価している人は知識なく、すんなり騙されて、極めて愚かな人達なのだなぁと思います。あとで評価した自身を攻める事になる大変恥ずかしい結果になるでしょう。
もう一度いいます。コメントした出演者達は詐欺として訴訟を起こしております。
くわしく知りたい人は↓をどうぞ。
ttps://www.youtube.com/watch?v=kTa7uRc52-w
慰安婦問題の是非を問う映画ではない。
公開からすでに3ヶ月。
今回は1週間という期限付き上映だったが、単館系劇場とは言え、平日・雨天ながら客席は満席だった。
予備知識なく鑑賞した私。
冒頭30分程はこのドキュメンタリーが「どっち」を向いた映画なのか分からず、ただただスクリーンから溢れる情報を整理するのに手一杯だった。
そして、中盤に向けてこの作品の慰安婦問題に対するスタンスが見えてくる。
しかし、この映画が訴えかけるのは、作中でも何度となく問われる「慰安婦問題は本当に終わったのか」「軍による強制連行はあったのか」「性奴隷だったのか」といった過去の事件の具体的は検証などではない。
少なくとも、それが主題であるなら、率直に言ってここで登場する顔ぶれも集められた言説も編集もかなり作為的で乱暴なものである。
しかし後半に向けて、ではなぜ慰安婦問題は日本では『終わったこと』になっているのか、が語られ始めると、俄然「現在進行形」の問題が浮き彫りになってくる。
ちょうど1週間前に観た『新聞記者』と合わせて、この選挙直前に観る意味を噛み締めながら「無関心」である事がどれだけ危険なのかを思い知った。
手法・内容・メッセージ…
作品には異論も賛否もあるだろうが、日本のメディアが取り上げない闇にスポットを当てた注目作であることは間違いない。
終盤からが本題
とっかかりは慰安婦問題だが、何故右派は歴史問題に敏感に反応しているのかということで日本会議が登場してからが本題。
明治憲法を復活させ、個人の人権を制限して神道を国家の中心に再度据えても、実質的な国家主権はアメリカに支配されているという矛盾した状態で彼らは何を目指しているのか。
あまりに整合性が取れない社会を求めるのは、戦争に負けた記憶や歴史を直視できず、主権回復の努力を放棄し、他者を叩くことで自我を保とうとする未熟で幼稚で身勝手で利己的な者たちのヒステリーだ。
応援団がいつものメンツ(笑)
■不正通報でBANされたレビュアーが大絶賛してた映画
この映画は日本ではほとんど話題になりませんでしたね。そんな映画を観るきっかけを作ってくれたのは、「空母いぶき」で複数アカウントを使って無理やり映画の評価を上げようとしている反日的な言動の目立つレビュアーさんでした。
彼のいくつかのアカウントは通報の後、まとめて凍結。一日に10個以上頑張ってレビューしてたみたいですが、それらも合わせて全て削除されました。消される前の彼のレビューでは、この映画について大変に絶賛しており、気になって観ることにした次第です。
■映画の論評
やはり、反日的不正レビュアーが絶賛するのも頷けるような出来ですね。極めて一方的な、慰安婦ありきの印象操作が目立つ映画です。プロパガンダ映画と認識できます。
この映画は「いあんふはあった!ほら!こんなに証拠がある!」側と「ねーよそんなもん」側のディベートの様子をまとめたものですが、これがもし両者の意見を中立的に比較した傑作と認識できたのならば、貴方は思想的に歪んでおり、ディベートに対する認識がまるで育っていないです。
自分たちにとって都合のいい話の流れを狂信的に絶賛するのは情けない行いだと学んでください。
資料が不足しているため、慰安婦がこんなにもひどい目にあったという議論には詭弁が目立ち、詭弁の使い方は「ザ・コーヴ」を盗撮して作り上げた豪州の海賊に似たものがあります。観ていて真っ先に海賊が想起される議論というのはどうなのでしょうね。
その点では、この映画は賊が作ったと言ってもまぁ問題ないでしょう。まぁ・・・海賊ではなく、国賊ですが。
こんな議論とも呼べない議論を題材に、検証不可能な資料を切り取って垂れ流したようなロクでもない映画を作って、日米の仲に亀裂が入ったらどうなるのです?テザキ監督には、もう少し自らの作品に責任をもって欲しいものです。
披差別意識のカタマリが、日本の従軍慰安婦という題材を得て活気づいた勢いで世の中にぶちまけた映画のように思えます。
覆水は盆には返りません。せいぜいバカにされないよう、これ以上話題にならないように祈るのが「いあんふはあった!」側が傷を浅くする最も良い手段だと思います。
■この映画の問題点
1.アメリカの調査実績を無視
まず大前提として、アメリカが日本の戦犯事例を探すのに必死になってた時期に韓国が慰安婦問題を提議し、アメリカは国家プロジェクト(※)として多額の費用と7年の調査期間を使って日本の慰安婦に関する組織的犯罪ついて調べ尽くしたという歴史があるのですが、そこには意図的に一切触れていません。
なぜなら、その調査では何一つ韓国の言うような犯罪が見あたらなかったという成果しか残せなかったからです。
2.証拠は被害者の声のみ
この映画を作るにあたり、かつてアメリカが行ったような調査など出来るわけがありません。そこで「いあんふはあった」側は被害者の証言を一級資料として話を進めます。この時点ですでに無茶苦茶です。それならば誰だって簡単に被害者を騙ることができます。
3.いつものキリトリざんまい
これについてはもはや詳しく言及しません。思想的にゆがみのある人たちはいつでもこの手法を使いますね(笑)
すべからく軽蔑します。
※参考資料
Nazi War Crimes &
Japanese Imperial Government Records
Interagency Working Group
新たにレッテルを貼るための映画
デザキ氏は、おそらく、日系アメリカ人が受けた差別と、旧併合地域である朝鮮半島の人たちとを重ねてみていると思う。
出発点から、彼の意識は、日本人の側ではなく、差別されてきた人という意識の中にあって、自分たちの体験と同一視した先入観ありきで作った映画だと思う
彼は客観的第三者の視点でというような事をいっているけれど、それは全くの嘘だと思う。先入観ありきの映画
もし第三者で客観的に公平に両論を聞いて作ったとすれば、一番最初に、歴史修正主義者である。というレッテルを貼って映画が始まるのは、不自然だし。冒頭で、結論を言って、この人たちは、歴史修正主義者であると、宣言して、見る人の生き氏を誘導している
ここからして第三者の客観的な立場で話を聞いたという姿勢はないという事がわかる
そして、物語の進み方も実に公平ではない。毎回、否定派の話のあとに、活動家やいわゆる”良心的”知識人と言われる、左翼知識人などの話を上からかぶせる。
最初に話た内容を、必ず、”良心的”知識人や活動家が否定して終わるというスタイルで話が進む。全く公平さはない。
みる人がうける印象をそうやって誘導している
ちなみに、レッテルを貼られた、慰安婦の強制連行否定派の人たちも脇ががら空きで、何を言っているのだろうか?と呆れることは言っている。
ただ、この問題は、この人たちで代表されては困る話で、きちんとアジア基金や、韓国のニューライト財団系の韓国人知識人、日本の慰安婦研究者のうち、”良心的”知識人の案に、異論をのべてきた反対側の知識人に話を聞いていないという、致命的な欠陥映画だった。
日韓の和解を前提に、苦言をていしてきた、韓国の知識人である朴裕河さんが唯一登場しているけれど、その扱いも酷い。
朴裕河さんの主張を部分的に切り取ったあげく、朴裕河さんの本をまともに読んでさえいないような、韓国の活動家の意見を、上からかぶせるという編集をしている。
唯一、慰安婦問題で、何がこじれているのかで登場したのが朴裕河さんだけだったという。低レベルな取材力
アジア基金に話もきかず、ニューライト財団に話もきかず、慰安婦問題の葛藤の何がわかるというのだろうか?????
この監督は慰安婦問題がなぜこじれているのかを知りたかったのではなく、おそらく、日本側で、目立った活動をするともすれば韓国の活動に感情的に反応して反発して、エスカレート気味に語ってしまう事がある人たちだけを、スケープゴートに切り取りして、日韓の本当に横たわる、この問題の本質や葛藤を矮小化してみせた。
一部の人たちだけ切りとりして矮小化して、日本側の反対意見をこの人たちがすべてかのように全体化して、改めてレッテルを貼って、ネガティブキャンペーンをやったのと同じだ。
ほんとうに慰安婦問題の葛藤を描くつもりがあったのなら、こんなくだらない切り取りはしなかったはずだ。
また、映画の中で、彼は、アメリカ政府は、日系人強制収容問題を謝ったと、インサートした。しかし、本質的にずれているのが、慰安婦問題について、日本に何かいいたいのなら、日系人強制収容所問題ではなく、そのものずばり、アメリカ軍が利用してきた、在韓米軍慰安婦の訴えについてどう向き合ってきたかを取り上げるべきだし、RAAや、ベトナム戦争時のキャンプフォロワー、世界各国のアメリカ軍向け売春施設の被害者にどう向き合ったかを描くべきだった。
日系人強制収容所問題を謝ったなどというのは、詭弁だ。全く違う題材をもってきて話をすり替えている。
映画の中で繰り返し主張していた、強制性については、在韓米軍慰安婦にも、朝鮮戦争慰安婦にも、RAA日本人慰安婦にも、ベトナムキャンプフォロワーの売春婦にも、すべてに当てはまる条件であり、それに向き合わないでいるアメリカについて彼は一言も映画で向き合っておらず、同様に、韓国も同じ人権問題であるにもかかわらず向き合ってこなかったことについては、一切触れていない
あげく、後半、なんだこの映画は、と思ったのが、アベガー、安倍一味がー、日本会議がーと、安倍政権および日本会議陰謀論をおどろおどろしく語るという意味不明な、政治的イデオロギー洗脳映画になっていた。
慰安婦問題はどこへ行ったのかという展開に呆れたし、陰謀論も、通り一遍すぎて、軽薄な内容だった
結論として、ああ、この人は、従来の古いタイプの日本人左翼と同じ考えかたがあって、きめつけて映画を作ったんだなと言う事です
ということで、お金をだしてみる価値があるとは思えません
この映画をみるくらいなら、アジア基金のHPや、賛否両論の本を図書館でも借りれるから自分で読んで考えた方が
1000000万倍ましです。
この映画は、左翼プロパガンダといってもいい、偏向思想でつくられた映画だと思います。
慰安婦について、双方の意見がインタビューされていて、今まで漠然とし...
慰安婦について、双方の意見がインタビューされていて、今まで漠然としか認識できずにいた慰安婦問題について、理解を深めることができました。
日本軍がかつて外国の女性たちの心身を傷つけていたことは事実であり、充分に償い、二度と繰り返さないためにモニュメントを建造して記憶に残す必要もあると思いました。反省し、償い、記憶に留めることができる国になった方が国際的にも敬意を表されるのではないかとも思いました。もちろん敬意を目的にするわけではありませんが、修正論者の方々はその意に反して逆に日本の評判を貶めているようにも思えてしまいました。
反安倍体制左派的な作品だが!
右系的な方も観てみる価値あり韓国も本来こう言ったことは昔騙されて風俗で働いてたみたいに女性にとって忘れたい思い出したくない事やはり政治の道具やゆすりネタの様に関わった女性達の事など考えていない日本側は毅然とした態度を取らなければいつまでも彼等は言い続けるだろう 満州のソ連軍や国内進駐の米軍だって占領化で女性を要求していたしあの時代なら珍しくなかったのでは?
日の丸、君が代、旭日旗・・・
国家、日本、祖国。
国旗、日の丸、旭日旗。
国歌、君が代、唄うor唄わない。
戦争、太平洋戦争、第二次世界大戦。
それぞれに伴う様々な事、
本作で扱っている問題、
他、まだまだ要検証の事、水に流せない事が多過ぎる。
これらに何ら問題は無い、話し合いの必要も無いという人も一緒に、
ひとつひとつ、バラバラに解体して、レイヤー分けをして、
再構築して、
良い点は何だったのか、
何が問題だったのか、
継承すべき点はあるのかないのか。
それぞれの組織の公式見解は、これ、
そして、その公式見解に反対でもリスペクトはする、
というような、具体的な第一歩のキッカケになるような作品になっていると思います。
映画には人や社会を豊かにする文化的側面がある一方で、
戦時にプロパカンダ的に使用されたように、
人や社会を恐怖や貧困に陥れる装置的(これも文化)側面もあるのは歴史的事実です。
ビジネスや、コンテンツという言葉だけでは括れない価値が映像や映画にあると断言する人もいます。
本作が豊かに健全に機能する事を願っています。
これ以上の事は、お互いの顔を直接見ながら話しができる環境でお話したいので、ここまでにしておきます。
テキサス親父にマネージャーがいるなんて・・・
「俺はセックスできないんなら戦争行かねー。上官、女連れてきてよー」とか「貴様らが女を知らんまま戦死するなんて不憫だ。よし連れてきてやる!」とか、絶対に考えるでしょ!150万人の兵士にあてる売春婦がどうのこうのとかケント・ギルバートが言ってたけど、そんなん逆に足りるワケないじゃん。などと、妄想して観てました。
とにかく“美しい国、日本”を主張したいがため、不名誉な出来事は消し去りたいというお坊ちゃま首相の発想が原点だ。日本〇議だとか桜井〇しことか杉田〇脈とか、河野談話でさえも消し去りたいと願う極右。「もう解決してるんです!不可逆的なんです!」などとギャーギャーわめいてる人もいるけど、その真実をもこの映画は暴いてくれました。
まぁ日本軍の証拠文献なんてものは敗戦が決まって7割以上焼いたんだから、完全なものなんてあるわけがない。最も火に油を注ぐ言葉が“不可逆的”だったと思うが、普通に謝れば韓国の感情も沸騰しなかったんじゃないかと、当時のニュースを見て思った。「国及び国のトップが謝ったらダメなんだよ」とか言われてもなぁ・・・その国のエゴが戦争を引き起こしてんだから、どうにもならんね。
ちょっとおかしいんじゃない?と思ったのがギルバート氏が発した“my Japanese people”だった。日本はいつからあんたの国になったんだい?と・・・
ラストは慰安婦問題からは離れて、戦争についての警告。日本が戦争をできるような国になったとしても、最初に戦うのはアメリカのために戦うことになるよ!という強烈な言葉でした。
各人のベースとなる思想によって評価が分かれる
アメリカ人が従軍慰安婦の問題についてインタビューをしたものをまとめたもの。
ボクは慰安婦は存在し、戦時中における人権侵害の事象だという立場で、それを前提に鑑賞。
歴史修正主義者の加瀬英明、杉田水脈、ケントギルバートなどは特にひどい。櫻井よしこは肝心な部分は答えないという卑怯な対応。
個人的に思ったのは、歴史修正主義者たちは慰安婦としては存在はしなかったものの、娼婦として稼いでいた人としては存在していたという認識なのかなーと。
人権問題として考えるとしても、自由がなかったかどうか・・・足に鎖をやって身動きでない・自由意志で外出できるのか、というのも慰安婦と認めるかどうかの指標のようだ。
紙面での証拠がなく、慰安婦の証言も変わっていくから信憑性がないという理由で慰安婦の存在を否定することは絶対許せない。戦争に関する紙面を処分したこと、(細かい部分の内容が変化するとしても)大筋の内容として人権を無視して苦痛を与えたということは証言としてあることからも認めるべきである。
国が弱い部分を認めることは崩壊!?のようなインタビューがあったが、戦争に関する国の発表は戦争を正当化するものが全面に出ることが必至なわけで、殺した話、慰安婦のような負の情報は出さないor隠蔽する傾向にあるのはホント残念である。
とにかく杉田水脈と加瀬英明が人間的に問題があるのがよく分かった。加瀬は半笑いでこの話題に応えている時点で人としてどうにかしている。
おぞましい体制側の思想を知らない国民
歴史修正主義者のおぞましさ。
無知、不勉強、差別、思い込み。
怖いのが、連中は、発言で、声高に正義だ愛国だと大上段に語るので、良いようにメディアが切り取られること。
その通りだ!と、溜飲を下げる国民がいます。
国vs国ではなく、人権の闘いなんだという発言が、ほっとしました。
★一つ足りないのは、
個人的に、
小林よしのり、宮台真司両先生にインタビューして欲しかったから
若い日系アメリカ人の監督が日本のタブーに軽やかに切り込む
面白かったです。
見たくない気持ちもあり、
見ていて気持ちがざわつく場面もあったけれど、
それでも見てよかったし、
いい作品でした。
ただ、見る前はもっとフラットに出来てる映画で、
観る人に結論を委ねる部分が多いのかと思っていだけど、
わりと結論に誘導されていく感じが、
気になるといえば気になった。
私の考えと監督の考えは近いので、
結論を誘導されてもそんなに不快ではないのだけれど、
もう少し委ねた方が説得力はある気がした。
ともあれ、あれだけの人にインタビューして、
日本のタブーに切り込んだのは快挙でしょう。
日系アメリカ人という立場が成し得たことかもしれないですね。
早くも次の作品が楽しみですが、
彼は今後、映画を撮るんだろうか??
杉田水脈センセイに失笑
正直、慰安婦像をアメリカに設置するのはやり過ぎだし、日本に対する嫌がらせだと私は思っていた。
しかし、強制売春させられた女性たちが存在する事実を伝え、人権とは何か?を考えさせ、未来に伝えていくためには必要性があると感じるに至った。
ちなみに杉田水脈センセイの発言がかなり笑えたので、書き込んでおく。前提として、杉田センセイは、慰安婦問題は中国、韓国のねつ造であるとしており、その理由は、中国、韓国は日本のイメージを貶める必要があるんだそうな。で、さらにその理由というのは、杉田センセイ曰く「中国や韓国は日本みたいな素晴らしい電気製品を作れないので、競争に負ける。だから日本のイメージを貶める必要がある」とのこと(笑)
あの〜、杉田センセイ、いまや韓国や中国の電気製品の方が上なんですけど…。スマホもPCも、液晶パネルも、5G技術も、みんな中国や韓国の方が上なんですけど…。
杉田センセイ、アタマ、大丈夫ですか…失笑
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